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公開番号2024090703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206766
出願日2022-12-23
発明の名称クリーナー
出願人株式会社イノアックコーポレーション
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類G03G 15/02 20060101AFI20240627BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】十分な耐摩耗性を有するクリーナーを提供する。
【解決手段】クリーナー30は、画像形成装置の像担持体の表面を帯電させる帯電材料を備える被清掃部材に回転しながら接触して、被清掃部材に付着した異物を除去する異物除去部34を有する。異物除去部34は、連続気泡構造の連続気泡フォームと、連続気泡フォームのセル骨格を被覆する樹脂被覆膜36と、を備える。樹脂被覆膜36は、連続気泡フォームにエマルジョン樹脂を含浸させて形成される。エマルジョン樹脂から得られる樹脂フィルムの100%モジュラスが20MPa以下である、及び/又は、エマルジョン樹脂から得られる樹脂フィルムの伸びが200%以上である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置の像担持体の表面を帯電させる帯電材料を備える被清掃部材に回転しながら接触して、前記被清掃部材に付着した異物を除去する異物除去部を有するクリーナーであって、
前記異物除去部は、
連続気泡構造の連続気泡フォームと、
前記連続気泡フォームのセル骨格を被覆する樹脂被覆膜と、を備え、
前記樹脂被覆膜は、前記連続気泡フォームにエマルジョン樹脂を含浸させて形成され、
前記エマルジョン樹脂から得られる樹脂フィルムの100%モジュラスが20MPa以下である、及び/又は、前記エマルジョン樹脂から得られる樹脂フィルムの伸びが200%以上である、クリーナー。
続きを表示(約 57 文字)【請求項2】
前記異物除去部はシャフトの外側に螺旋状に配置されている請求項1に記載のクリーナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、クリーナーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、異物除去部を有するクリーナーが記載されている。この異物除去部は、連続気泡フォームの連続気泡の内壁面に樹脂コーティング層が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-167294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のクリーナーは、耐摩耗性が必ずしも十分でなかった。本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、十分な耐摩耗性を有するクリーナーを提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[1] 画像形成装置の像担持体の表面を帯電させる帯電材料を備える被清掃部材に回転しながら接触して、前記被清掃部材に付着した異物を除去する異物除去部を有するクリーナーであって、
前記異物除去部は、
連続気泡構造の連続気泡フォームと、
前記連続気泡フォームのセル骨格を被覆する樹脂被覆膜と、を備え、
前記樹脂被覆膜は、前記連続気泡フォームにエマルジョン樹脂を含浸させて形成され、
前記エマルジョン樹脂から得られる樹脂フィルムの100%モジュラスが20MPa以下である、及び/又は、前記エマルジョン樹脂から得られる樹脂フィルムの伸びが200%以上である、クリーナー。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、十分な耐摩耗性を有するクリーナーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係るクリーナーが配設された画像形成装置の要部を示す概略構成図である。
クリーナーの部分斜視図である。
(a)は、シート状の連続気泡フォームの斜視図である。(b)は、エマルジョン樹脂の含浸工程を示す説明図である。(c)は、樹脂量の調整工程、乾燥工程、被覆膜付きフォームの加工工程の説明図である。
シャフトに取り付ける前の異物除去部を中間省略して示す斜視図である。
異物除去部の取付工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここで、本開示の望ましい例を示す。
[2] 前記異物除去部はシャフトの外側に螺旋状に配置されている[1]に記載のクリーナー。
【0009】
以下、本開示を詳しく説明する。なお、本明細書において、数値範囲について「-」を用いた記載では、特に断りがない限り、下限値及び上限値を含むものとする。例えば、「10-20」という記載では、下限値である「10」、上限値である「20」のいずれも含むものとする。すなわち、「10-20」は、「10以上20以下」と同じ意味である。
【0010】
1.クリーナー30
本実施形態のクリーナー30は、画像形成装置1の感光体ドラム10の表面10aを帯電させる帯電材料を備える帯電ローラ18に回転しながら接触して、帯電ローラ18に付着した異物を除去する異物除去部34を有する。なお、感光体ドラム10は像担持体の一例である。帯電ローラ18は被清掃部材の一例である。図1においては、クリーナー30を概略的に描いている。
(【0011】以降は省略されています)

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