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公開番号2024089694
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205032
出願日2022-12-22
発明の名称電子装置及び投影装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類G03B 21/16 20060101AFI20240627BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】冷却性能を良好とした小型な電子装置及び投影装置を提供する。
【解決手段】電子装置としての投影装置10,10Aは、筐体としてのケース20と、ケース20の内部を第1領域110と第2領域120とに仕切るとともに、第1領域110と第2領域120とを連通する連通孔103を有する仕切り板である下ケース板100と、第1領域110に設けられているファンである冷却ファン85と、連通孔103に対応して設けられ、冷却ファン85からの排気を第2領域120に排出するダクト85cと、第2領域120側のケース20の下ケースカバー23に設けられている排気口221a及び吸気口222aと、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内部を第1領域と第2領域とに仕切るとともに、前記第1領域と前記第2領域とを連通する連通孔を有する仕切り板と、
前記第1領域に設けられているファンと、
前記連通孔に対応して設けられ、前記ファンからの排気を前記第2領域に排出するダクトと、
前記第2領域側の前記筐体に設けられている排気口及び吸気口と、
を有する電子装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記排気口は、前記ダクトの排出口よりも下流側に配置される、請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記吸気口は、前記ダクトの排出口よりも上流側に配置される、請求項1に記載の電子装置。
【請求項4】
前記仕切り板は、金属製からなる、請求項1に記載の電子装置。
【請求項5】
前記筐体内の前記第1領域側に設けられる機器は、前記仕切り板と伝熱シートを介して接続される機器を含む、請求項4に記載の電子装置。
【請求項6】
前記第2領域側の前記筐体は、外部温度差によって一方が吸気され、他方が排気される一対の吸排気口を有する、請求項1に記載の電子装置。
【請求項7】
前記ダクトの排出口に対応する、前記筐体内の前記第2領域側の位置には、前記ダクトからの排気により回転するサブファンが設けられる、請求項6に記載の電子装置。
【請求項8】
前記サブファンの外周における前記ダクトの排出口側には整流壁が設けられる、請求項7に記載の電子装置。
【請求項9】
前記第1領域側の前記筐体には、光源装置と、表示素子と、投影光学系と、が設けられる、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の電子装置を含む投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置及び投影装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子や液晶板を用いて形成した画像をスクリーンに投影する電子装置としての投影装置が提案されている。例えば、特許文献1の投影装置は、本体部筐体と冷却部筐体とを積層して備え、本体部筐体には光源や光学モジュールが設けられる。冷却部筐体には、冷却装置が設けられる。冷却装置は、2つの通風流路を有し、一方の通風流路は通風口を介して本体部筐体内の空気が循環し、他方の通風流路は冷却部筐体の吸気口から流入する外気の冷却空気が循環し、冷却部筐体の排気口から排気される。このようにして、冷却部筐体の冷却装置により、本体部筐体の機器が冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-96878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却部筐体に設けられる冷却装置は、具体的には、2つの通風流路がそれぞれ複数のフィンを備える2つのダクトにより形成され、この2つのダクトの間に熱交換機が配置される。このように、大型の冷却装置が冷却部筐体に設けられると、装置の大型化を招くことがある。小型化のため、複数のフィンからなるダクトのフィンの数を減らすことも考えられるが、そうすると冷却性能が低下してしまう。
【0005】
本発明は、冷却性能を良好とした小型な電子装置及び投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電子装置は、筐体と、前記筐体の内部を第1領域と第2領域とに仕切るとともに、前記第1領域と前記第2領域とを連通する連通孔を有する仕切り板と、前記第1領域に設けられているファンと、前記連通孔に対応して設けられ、前記ファンからの排気を前記第2領域に排出するダクトと、前記第2領域側の前記筐体に設けられている排気口及び吸気口と、を有する。
【0007】
本発明の投影装置は、前記第1領域側の前記筐体には、光源装置と、表示素子と、投影光学系と、が設けられる、上述の電子装置を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、冷却性能を良好とした小型な電子装置及び投影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る投影装置を左前上方から見た斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る投影装置を右後下方から見た斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る投影装置の分解斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。
本発明の第1実施形態に係る図4のV-V断面図である。
本発明の第1実施形態に係る投影装置の冷却ファンの内部構造を省略した一部断面斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る投影装置のケースに係る下ケースカバーを左後上方から見た斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る投影装置のケースに係る下ケースを左後上方から見た斜視図である。
本発明の第2実施形態に係る投影装置の図4のV-V断面に相当する前側部分を示す断面図である。
本発明の第2実施形態に係る投影装置のケースに係る下ケースカバーを左後上方から見た斜視図である。
本発明の第2実施形態に係る投影装置のサブファン部分周辺の断面図である。囲み図Pは、サブファンを下面から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための第1実施形態について述べる。図1~図3に示すように、電子装置としての投影装置10は、投影口11が設けられるケース20を有する。ケース20は、投影装置10の筐体とされ、上ケース21と、下ケース22と、下ケースカバー23とを有し、略扁平な矩形の箱状に形成される。なお、以下の説明においては、投影装置10における左右とは投影口11からの投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10の投影光の進行方向に対しての前後方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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