TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024088124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203146
出願日2022-12-20
発明の名称情報処理装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G09F 21/04 20060101AFI20240625BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】車両の位置に応じて広告情報の表示内容を適切に変化させることができる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】車両に搭載された情報処理装置10であって、車両が移動する所定のエリア内に設置された発信装置30との間で近距離無線通信を行い、該発信装置30から発信された無線情報を取得する無線情報取得部25と、発信装置30との近距離無線通信が継続する間、発信装置30に対応づけられた広告主の商品、またはサービスに関する広告情報を、車両の外部に表示させる表示制御部32と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載された情報処理装置であって、
前記車両が移動する所定のエリア内に設置された発信装置との間で近距離無線通信を行い、前記発信装置から発信された無線情報を取得する無線情報取得部と、
前記発信装置との近距離無線通信が継続する間、前記発信装置に対応づけられた広告主の商品、またはサービスに関する広告情報を、前記車両の外部に表示させる表示制御部と、を備える情報処理装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記車両の外側に向けて配置される表示部、または前記車両の周囲の路面もしくは壁面に向けて投影する投影部を備え、
前記表示制御部は、前記広告情報を前記表示部、および前記投影部の少なくとも一方に表示させる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記車両の移動に伴い、前記発信装置が設置されたエリアと異なる別のエリアにおける別の発信装置からの無線情報を受信し、別の発信装置との間で近距離無線通信が行われると、
前記表示制御部は、別の発信装置に対応づけられた前記広告情報を前記車両の外部に表示させる請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記広告情報に含まれる前記広告主の店舗の位置情報と前記車両の位置情報とに基づき、前記店舗と前記車両との距離を算出する距離算出部と、
前記車両の現在位置から前記店舗までの経路を検索する経路検索部と、を備え、
前記表示制御部は、前記店舗と前記車両との位置関係および算出した前記距離の少なくとも一方に応じて、前記広告情報に加えて、または前記広告情報に変えて、前記店舗までの経路情報を表示させる、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記車両の周囲を撮影する撮影部と、
撮影画像に基づき前記車両の周辺状況を認識する周辺状況認識部と、を備え、
前記表示制御部は、前記車両の周辺に存在する他車両、または人の数に応じて、前記車両の現在位置から前記発信装置が設置された前記店舗までの車両用経路情報、および歩行者用経路情報の少なくとも一つを表示させる、請求項4に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されて、該車両の外部に広告情報を表示させる処理を行う情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両を媒体として広告などの情報を提供する技術が知られている。特許文献1には、例えば車両の速度や該車両近傍における他車両の存在などの車両の走行状況にあわせて適切な種類の広告を出力することで、表示される広告効果を高めるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-67560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の技術は、車両が移動する所定のエリア内における車両の場所や位置によって表示内容を変えるものではなく、車両の位置に応じて広告情報の表示内容を適切に変化させる点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両が移動する所定のエリア内における車両の位置に応じて広告情報の表示内容を適切に変化させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、車両に搭載された情報処理装置であって、車両が移動する所定のエリア内に設置された発信装置との間で近距離無線通信を行い、発信装置から発信された無線情報を取得する無線情報取得部と、発信装置との近距離無線通信が継続する間、発信装置に対応づけられた広告主の商品、またはサービスに関する広告情報を、車両の外部に表示させる表示制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明にかかる情報処理装置によれば、車両が移動する所定のエリア内における車両の位置に応じて広告情報の表示内容を適切に変化させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。
図3は、自車両と発信装置との位置関係の一例を示す図である。
図4は、表示部に表示される広告情報と経路情報との一例を示す図である。
図5は、変形例に係る情報処理装置の動作を説明する図であり、自車両と発信装置との位置関係の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る情報処理装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。情報処理装置10は、車両に搭載されて、この車両が位置する所定エリア内に複数設置された発信装置30との間で近距離通信を行い、この発信装置30との近距離無線通信が継続する間、該発信装置30に対応づけられた広告情報を車両の外部に表示させる処理を行う。本実施形態では、所定エリアは、例えばカーシェアリング事業(後述する)において、貸し出された車両(マイクロモビリティ)の移動が想定されるエリアをいう。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
表示装置
3日前
個人
演習課題添削システム
17日前
オムロン株式会社
表示装置
17日前
個人
リマインダーシステム
1か月前
株式会社レイメイ藤井
地球儀
1か月前
ウェッジ株式会社
照光加飾部材
2か月前
日本無線株式会社
移乗訓練装置
3日前
個人
課題解決カード及びその使用方法
18日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
9日前
株式会社タカトリ
貼付装置及び貼付方法
今日
リンテック株式会社
表示体
7日前
株式会社ホンダアクセス
車載装置
8日前
株式会社ルミカ
実験キット
1か月前
太洋通信工業株式会社
ラベルシート
1か月前
リンテック株式会社
剥離検知ラベル
7日前
株式会社共和
セキュリティラベルの製造方法
14日前
シャープ株式会社
画像処理装置
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
株式会社トーラス
地図の表示方法
24日前
シャープ株式会社
スタンドおよび表示装置
28日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
8日前
ソニーグループ株式会社
表示システム
7日前
シャープ株式会社
マルチディスプレイ
18日前
セイコーエプソン株式会社
色調整方法
8日前
個人
描画支援装置、描画支援方法、描画物製造方法
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
株式会社デンソーテン
表示装置
3日前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
今日
セイコーエプソン株式会社
投射型表示装置
8日前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
国立大学法人 東京大学
気泡による情報表示媒体
15日前
公立大学法人札幌市立大学
心臓の模擬装置
8日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
18日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
1か月前
続きを見る