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公開番号2024087448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202274
出願日2022-12-19
発明の名称作業機械
出願人コベルコ建機株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B66C 15/00 20060101AFI20240624BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】前側起伏部材が起こされた状態のときに前側起伏部材に関する作業を作業者が行うための足場を、前側起伏部材に設ける必要をなくす。
【解決手段】前側起伏部材(20)は、機械本体10に起伏可能に取り付けられる。後側起伏部材(37a)は、機械本体10に起伏可能に取り付けられ、前側起伏部材(20)が起こされた状態のときに前側起伏部材(20)の真後ろに配置される。足場装置50は、前側起伏部材(20)が起こされた状態、かつ、後側起伏部材(37a)が起こされた状態のときに、後側起伏部材(37a)から前側起伏部材(20)に向かって延びるように配置可能に構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
機械本体と、
前記機械本体に起伏可能に取り付けられる前側起伏部材と、
前記機械本体に起伏可能に取り付けられ、前記前側起伏部材が起こされた状態のときに前記前側起伏部材の真後ろに配置される後側起伏部材と、
前記後側起伏部材に設けられる足場装置と、
を備え、
前記足場装置は、前記前側起伏部材が起こされた状態、かつ、前記後側起伏部材が起こされた状態のときに、前記後側起伏部材から前記前側起伏部材に向かって延びるように配置可能に構成される、
作業機械。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業機械であって、
前記足場装置は、格納可能足場を備え、
前記格納可能足場は、前記後側起伏部材に格納された格納状態と前記後側起伏部材から展開された展開状態とに、前記後側起伏部材に取り付けられた状態で変化可能に構成される、
作業機械。
【請求項3】
請求項2に記載の作業機械であって、
前記格納可能足場は、前記後側起伏部材に回転可能に取り付けられ、前記後側起伏部材に対して回転することで前記展開状態と前記格納状態とに変化するように構成される、
作業機械。
【請求項4】
請求項3に記載の作業機械であって、
前記格納可能足場は、
上側および後側に回転することで前記展開状態から前記格納状態に変化するように前記後側起伏部材に回転可能に取り付けられる上格納足場本体と、
前記展開状態の前記上格納足場本体を下側から支持することで、前記後側起伏部材に対する前記上格納足場本体の回転を制限するように構成される上格納足場回転支持部と、
を備える、
作業機械。
【請求項5】
請求項3に記載の作業機械であって、
前記格納可能足場は、下側に回転させることで前記展開状態から前記格納状態に変化するように前記後側起伏部材に回転可能に取り付けられる下格納足場本体を備え、
前記格納状態の前記下格納足場本体は、前記後側起伏部材が延びる方向に延びるように配置される、
作業機械。
【請求項6】
請求項3に記載の作業機械であって、
前記格納可能足場は、
上側および後側に回転することで前記展開状態から前記格納状態に変化するように前記後側起伏部材に回転可能に取り付けられる上格納足場本体と、
下側に回転することで前記展開状態から前記格納状態に変化するように前記後側起伏部材に回転可能に取り付けられる下格納足場本体と、
を備え、
前記下格納足場本体は、前記後側起伏部材が起こされた状態のときに前記上格納足場本体よりも下側の位置に配置される、
作業機械。
【請求項7】
請求項1に記載の作業機械であって、
前記機械本体の上面と前記足場装置との間での通路となり、前記足場装置に着脱可能である足場装置アクセス部材を備える、
作業機械。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の作業機械であって、
前記前側起伏部材はブームであり、
前記後側起伏部材は、前記機械本体に対して前記ブームを起伏させるためのガントリのコンプレッションメンバである、
作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、起伏部材を備える作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に記載の発明では、前側起伏部材(同文献ではブーム)が起こされた状態のときに、前側起伏部材に関する作業(同文献における「点検対象装置」に対する作業)を作業者が行うための足場が、前側起伏部材に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-155149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前側起伏部材が起こされた状態のときに前側起伏部材に関する作業を作業者が行うための足場を設けるスペースが、前側起伏部材にない場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、前側起伏部材が起こされた状態のときに前側起伏部材に関する作業を作業者が行うための足場を、前側起伏部材に設ける必要をなくすことができる作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
作業機械は、機械本体と、前側起伏部材と、後側起伏部材と、足場装置と、を備える。前記前側起伏部材は、前記機械本体に起伏可能に取り付けられる。前記後側起伏部材は、前記機械本体に起伏可能に取り付けられ、前記前側起伏部材が起こされた状態のときに前記前側起伏部材の真後ろに配置される。前記足場装置は、後側起伏部材に設けられる。前記足場装置は、前記前側起伏部材が起こされた状態、かつ、前記後側起伏部材が起こされた状態のときに、前記後側起伏部材から前記前側起伏部材に向かって延びるように配置可能に構成される。
【発明の効果】
【0007】
上記の作業機械により、前側起伏部材が起こされた状態のときに前側起伏部材に関する作業を作業者が行うための足場を、前側起伏部材に設ける必要をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
作業機械1を横方向Yから見た図である。
図1に示すコンプレッションメンバ37aなどを横方向Yから見た図である。
図2に示す展開状態の足場装置50を横方向Yから見た図である。
図3に示す足場装置50が格納状態のときの図3相当図である。
図2に示すコンプレッションメンバ37aが伏せられた状態を示す斜視図である。
図5に示すコンプレッションメンバ37aが起こされた状態を示す斜視図である。
図6に示す足場装置50に足場装置アクセス部材43などが取り付けられた状態を示す斜視図である。
図7に示す格納可能足場60が展開された状態を示す斜視図である。
図8に示す足場装置50に手摺70が取り付けられた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1~図9を参照して、作業機械1について説明する。
【0010】
作業機械1は、図1に示すように、作業を行う機械である。作業機械1は、例えば建設作業を行う建設機械であり、例えばブーム20(前側起伏部材)などを用いて作業を行うクレーンである。作業機械1は、機械本体10と、ブーム20と、ブームバックストップ26と、ブーム起伏装置30と、図2に示すガード上面アクセス部材41と、足場装置アクセス部材43と、足場装置50と、手摺70と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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