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公開番号2024085710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200382
出願日2022-12-15
発明の名称寿命判定装置および寿命判定方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B60G 17/015 20060101AFI20240620BHJP(車両一般)
要約【課題】蓄圧タンクの寿命を判定することが可能な寿命判定装置を提供する。
【解決手段】ECU4は、蓄圧タンクの寿命を判定するように構成されている。蓄圧タンクは、ガスが充填されたガス室と、共通通路と接続される油室と、ガス室および油室を仕切るピストンとを有する。蓄圧タンクは、油室に作動油を蓄えるとともに、油室の作動油を放出可能に構成されている。ECU4は、ガス室の体積変化に基づいて、ピストンの移動量を算出する。ECU4は、算出された移動量の積算値が閾値を超過した場合に、蓄圧タンクの寿命が到来したと判定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
蓄圧タンクの寿命を判定する寿命判定装置であって、
前記蓄圧タンクは、ガスが充填されたガス室と、油路と接続される油室と、前記ガス室および前記油室を仕切るピストンとを有し、
前記蓄圧タンクは、前記油室に作動油を蓄えるとともに、前記油室の作動油を放出可能に構成され、
前記ガス室の体積変化に基づいて、前記ピストンの移動量を算出する移動量算出部と、
前記移動量算出部により算出された移動量の積算値が閾値を超過した場合に、前記蓄圧タンクの寿命が到来したと判定する寿命判定部とを備えることを特徴とする寿命判定装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1に記載の寿命判定装置において、
前記ガス室の体積変化を算出する体積変化算出部を備え、
前記体積変化算出部は、蓄圧前の前記ガス室の温度と、蓄圧前の前記ガス室の圧力と、蓄圧後の前記ガス室の温度と、蓄圧後の前記ガス室の圧力とに基づいて、前記ガス室の体積変化を算出するように構成されていることを特徴とする寿命判定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の寿命判定装置において、
前記油路は、車高調整システムの共通通路であり、
前記共通通路には、作動油の温度を検出する温度センサと、作動油の圧力を検出する圧力センサとが設けられ、
前記ガス室の温度は、前記温度センサの検出結果に基づいて推定され、
前記ガス室の圧力は、前記圧力センサの検出結果に基づいて推定されることを特徴とする寿命判定装置。
【請求項4】
蓄圧タンクの寿命を判定する寿命判定方法であって、
前記蓄圧タンクは、ガスが充填されたガス室と、油路と接続される油室と、前記ガス室および前記油室を仕切るピストンとを有し、
前記蓄圧タンクは、前記油室に作動油を蓄えるとともに、前記油室の作動油を放出可能に構成され、
前記ガス室の体積変化に基づいて、前記ピストンの移動量を算出するステップと、
算出された移動量の積算値が閾値を超過した場合に、前記蓄圧タンクの寿命が到来したと判定するステップとを備えることを特徴とする寿命判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、寿命判定装置および寿命判定方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車高調整システムの共通通路に設けられた蓄圧タンクが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
蓄圧タンクは、ガスが充填されたガス室と、共通通路と接続される油室と、ガス室および油室を仕切るピストンとを有する。蓄圧タンクは、油室に作動油を蓄えるとともに、油室の作動油を放出可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-189279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、蓄圧タンクを適切に使い切るためには、蓄圧タンクの寿命を判定可能にすることが望まれる。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、蓄圧タンクの寿命を判定することが可能な寿命判定装置および寿命判定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による寿命判定装置は、蓄圧タンクの寿命を判定するものである。蓄圧タンクは、ガスが充填されたガス室と、油路と接続される油室と、ガス室および油室を仕切るピストンとを有する。蓄圧タンクは、油室に作動油を蓄えるとともに、油室の作動油を放出可能に構成されている。寿命判定装置は、移動量算出部と、寿命判定部とを備える。移動量算出部は、ガス室の体積変化に基づいて、ピストンの移動量を算出する。寿命判定部は、移動量算出部により算出された移動量の積算値が閾値を超過した場合に、蓄圧タンクの寿命が到来したと判定する。
【0008】
このように構成することによって、ピストンの移動量に基づいて、蓄圧タンクの寿命を判定することができる。
【0009】
上記寿命判定装置において、ガス室の体積変化を算出する体積変化算出部を備えていてもよい。体積変化算出部は、蓄圧前のガス室の温度と、蓄圧前のガス室の圧力と、蓄圧後のガス室の温度と、蓄圧後のガス室の圧力とに基づいて、ガス室の体積変化を算出するように構成されていてもよい。
【0010】
この場合において、油路は、車高調整システムの共通通路であり、共通通路には、作動油の温度を検出する温度センサと、作動油の圧力を検出する圧力センサとが設けられていてもよい。ガス室の温度は、温度センサの検出結果に基づいて推定され、ガス室の圧力は、圧力センサの検出結果に基づいて推定されるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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