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公開番号2024085697
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200364
出願日2022-12-15
発明の名称電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/63 20230101AFI20240620BHJP(電気通信技術)
要約【課題】電子機器が複数の領域にそれぞれ対応する複数の映像を出力している場合に、当該複数の映像のいずれがPGM出力映像であるかなどをユーザーが把握できるようにする。
【解決手段】本発明の電子機器は、入力映像を取得する取得手段と、前記入力映像における複数の領域にそれぞれ対応する複数の出力映像を出力する出力手段と、前記複数の出力映像の少なくともいずれかについてタリー信号を受信する受信手段と、前記入力映像に基づく映像であり且つ前記複数の領域が識別可能な映像である表示映像を表示するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記複数の領域のいずれに対応するタリー信号が受信されたかが前記表示映像において識別可能となるように制御することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力映像を取得する取得手段と、
前記入力映像における複数の領域にそれぞれ対応する複数の出力映像を出力する出力手段と、
前記複数の出力映像の少なくともいずれかについてタリー信号を受信する受信手段と、
前記入力映像に基づく映像であり且つ前記複数の領域が識別可能な映像である表示映像を表示するように制御する制御手段と
を有し、
前記制御手段は、前記複数の領域のいずれに対応するタリー信号が受信されたかが前記表示映像において識別可能となるように制御する
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記複数の領域のうち、前記タリー信号が受信された領域の内側に、所定のアイテムを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記表示映像は、前記複数の領域をそれぞれ示す複数のアイテムを含み、
前記制御手段は、前記所定のアイテムを、前記複数のアイテムのうち、前記タリー信号が受信された領域のアイテムに内接させて表示するように制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記複数の領域のうち、前記タリー信号が受信された領域の周辺に、所定のアイテムを表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記表示映像は、前記複数の領域をそれぞれ示す複数のアイテムを含み、
前記制御手段は、前記所定のアイテムを、前記複数のアイテムのうち、前記タリー信号が受信された領域のアイテムに外接させて表示するように制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御手段は、前記タリー信号の受信に応答して、前記複数の領域のうち、前記タリー信号が受信された領域と、前記タリー信号が受信されなかった領域との一方の識別態様を変更するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示映像は、前記複数の領域をそれぞれ示す複数のアイテムを含み、
前記制御手段は、前記タリー信号の受信に応答して、前記複数のアイテムのうち、前記タリー信号が受信された領域のアイテムと、前記タリー信号が受信されなかった領域のアイテムとの一方の態様を変更するように制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記表示映像は、前記複数の領域をそれぞれ示す複数のアイテムを含み、
前記制御手段は、前記複数のアイテムのうち、前記タリー信号が受信された領域のアイテムを囲む縁取り線を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記制御手段は、前記タリー信号が受信された領域を示す文字列を、前記複数の領域に重ならない位置に表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記表示映像は、前記複数の領域をそれぞれ示す複数のアイテムを含み、
前記文字列は、前記複数のアイテムのうち、前記タリー信号が受信された領域のアイテムを示す
ことを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関し、特に撮像映像の領域の一部をクロップ領域として設定し、クロップ領域に対応する映像を配信する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
映像配信を行うシステムでは、例えば、1つ以上の電子機器がスイッチャに接続される。ユーザーからの指示に従って、スイッチャから出力する映像(配信する映像)が、スイッチャに入力された複数の映像の間で適宜切り替えられる。スイッチャでは、スイッチャからオンエア映像として出力されている映像(PGM出力映像)と、次にオンエア映像として出力される予定の映像(NEXT出力映像)とが設定される。スイッチャは、PGM出力映像を出力している電子機器に対して、PGM出力映像に対応するタリー信号を送信したり、NEXT出力映像を出力している電子機器に対して、NEXT出力映像に対応するタリー信号を送信したりする。
【0003】
電子機器は、スイッチャから送信されたタリー信号を受信すると、タリーランプを点灯させる。例えば、電子機器は、PGM出力映像に対応するタリー信号を受信すると、タリーランプを赤色で点灯させ、NEXT出力映像に対応するタリー信号を受信すると、タリーランプを緑色で点灯させる。これによって、電子機器のユーザーは、当該電子機器から出力された映像がPGM出力映像であるか、NEXT出力映像であるか、PGM出力映像でもNEXT出力映像でもないかを把握することができる。
【0004】
撮像映像の領域の一部をクロップ領域として設定し、クロップ領域に対応する映像を外部に出力するクロップ機能が知られている。クロップ領域の位置およびサイズは、ユーザーからの指示(操作)に従って変更することができる。クロップ領域を示す枠を、撮像映像の領域の全体に対応する映像(全体映像)に重ねて表示することによって、ユーザーは、クロップ領域を把握でき、クロップ領域以外の領域を確認することもできる。
【0005】
上記電子機器(1台の電子機器)は、クロップ機能を用いて、複数の領域にそれぞれ対応する複数の映像を同時に出力してもよい。これによって、システムにおける電子機器の数を減らすことができる。
【0006】
特許文献1には、入力画像のトリミング領域を示すトリミング枠を表示する際に、被写体枠の表示を変化させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-153376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したように、映像配信を行う従来のシステムでは、電子機器のユーザーは、タリーランプを確認することによって、当該電子機器から出力された映像がPGM出力映像であるかなどを把握することができる。しかしながら、電子機器が複数の領域にそれぞれ対応する複数の映像を出力している場合に、ユーザーは、当該複数の映像のいずれがPGM出力映像であるかなどを把握することができない。
【0009】
本発明は、電子機器が複数の領域にそれぞれ対応する複数の映像を出力している場合に
、当該複数の映像のいずれがPGM出力映像であるかなどをユーザーが把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の電子機器は、入力映像を取得する取得手段と、前記入力映像における複数の領域にそれぞれ対応する複数の出力映像を出力する出力手段と、前記複数の出力映像の少なくともいずれかについてタリー信号を受信する受信手段と、前記入力映像に基づく映像であり且つ前記複数の領域が識別可能な映像である表示映像を表示するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記複数の領域のいずれに対応するタリー信号が受信されたかが前記表示映像において識別可能となるように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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