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公開番号2024084548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198874
出願日2022-12-13
発明の名称電子機器、画像処理方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20240618BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】撮像手段がユーザの視点とは異なる位置に配置されていても、ユーザの視点を基準として撮像された画像をユーザに表示することが可能な電子機器、画像処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】位置特定部113は、ユーザの視界と対応する範囲を含む第1画像における前記ユーザの視線の中心となる位置である視線中心を特定する。画像切り抜き部114は、第1画像における、位置特定部113により特定された視線中心を基準とする領域を切り抜くことにより、第2画像を生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの視界と対応する範囲を含む第1画像における前記ユーザの視線の中心となる位置である視線中心を特定する位置特定手段と、
前記第1画像における、前記位置特定手段により特定された前記視線中心を基準とする領域を切り抜くことにより、第2画像を生成する画像切り抜き手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
対象物を撮像する撮像手段と、
前記第1画像として、前記撮像手段により撮像された前記対象物の撮像画像が前記ユーザの視点から撮像された画像となるように前記撮像画像に対して台形補正を行った画像を生成する画像補正手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記画像補正手段は、前記撮像手段の光軸の方向と前記ユーザの視線の方向とがなす角度である第1角度と、前記撮像手段から前記対象物までの距離と、に基づいて、前記第1画像を生成する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1角度を導出する方向導出手段、を更に備え、
前記撮像手段は、回転することにより前記光軸の方向を変更可能であり、
前記画像補正手段は、前記方向導出手段によって導出された前記第1角度に基づいて前記第2画像を生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記位置特定手段は、前記撮像手段の光軸と前記対象物との接点と、前記視線中心と、の間の距離に基づいて、前記視線中心を特定する、
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記位置特定手段は、前記撮像手段の画角と、前記撮像手段と前記ユーザの視点との位置関係と、に基づいて、前記視線中心を特定する、
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記画像切り抜き手段により生成された前記第2画像を表示する表示手段、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記表示手段は、前記ユーザの眼球内の網膜上に前記第2画像を表示する、
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記画像切り抜き手段により生成された前記第2画像を表示する表示手段、を更に備え、
前記電子機器は、前記ユーザに装着されて使用され、
前記表示手段は、前記電子機器が前記ユーザに装着された際、前記ユーザの第1の眼球の側に配置され、
前記撮像手段は、前記電子機器が前記ユーザに装着された際、前記ユーザの第2の眼球の側に配置される、
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項10】
ユーザの視界と対応する範囲を含む第1画像における前記ユーザの視線の中心となる位置である視線中心を特定する位置特定ステップと、
前記第1画像における、前記位置特定ステップで特定された前記視線中心を基準とする領域を切り抜くことにより、第2画像を生成する画像切り抜きステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、画像処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
撮像手段により撮像された画像をユーザに表示する技術が知られている。例えば、特許文献1は、ユーザの視界方向を撮像して映像情報を取得し、ユーザの視界方向の映像をユーザに提示する頭部装着型の映像提示装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-107531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような撮像手段により撮像された画像をユーザに表示する技術において、撮像手段の位置がユーザの視点と異なっている場合、撮像手段により撮像される画像は、ユーザの実際の視線方向とは異なる方向から見た画像となる。そのため、ユーザに表示される画像は、ユーザとは異なる視点から撮像された画像となる。このような事情のもと、撮像手段がユーザの視点とは異なる位置に配置されていても、ユーザの視点を基準として撮像された画像をユーザに表示することが求められている。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、撮像手段がユーザの視点とは異なる位置に配置されていても、ユーザの視点を基準として撮像された画像をユーザに表示することが可能な電子機器、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、
ユーザの視界と対応する範囲を含む第1画像における前記ユーザの視線の中心となる位置である視線中心を特定する位置特定手段と、
前記第1画像における、前記位置特定手段により特定された前記視線中心を基準とする領域を切り抜くことにより、第2画像を生成する画像切り抜き手段と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像手段がユーザの視点とは異なる位置に配置されていても、ユーザの視点を基準として撮像された画像をユーザに表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る電子機器を正面から見た図である。
実施形態1に係る電子機器を上方から見た図である。
実施形態1に係る電子機器の構成を示すブロック図である。
実施形態1における撮像画像の例を示す図である。
実施形態1における補正画像の例を示す図である。
実施形態1において、撮像画像の補正及び切り抜きに使用される距離及び角度を示す図である。
実施形態1において、補正画像から切り抜き画像を生成する例を示す図である。
実施形態1に係る表示装置におけるレーザ光の光路を示す模式図である。
実施形態1に係る電子機器により実行される画像表示処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態1に係る電子機器により実行される台形補正処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態1に係る電子機器により実行される切り抜き処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態2において、撮像画像の補正及び切り抜きに使用される距離及び角度を示す図である。
実施形態2において、補正画像から切り抜き画像を生成する例を示す図である。
実施形態3において、撮像画像の補正及び切り抜きに使用される距離及び角度を示す図である。
変形例に係る電子機器を上方から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施形態1)
図1に、実施形態1に係る電子機器1の概略を示す。電子機器1は、撮像装置100と表示装置2とを備える。撮像装置100は、いわゆるカメラであって、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを備え、対象物を撮像する。表示装置2は、撮像装置100により撮像された対象物の画像を表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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