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公開番号
2024143773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056643
出願日
2023-03-30
発明の名称
情報媒体、および情報処理システム
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G09F
19/22 20060101AFI20241003BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】目立ちにくく、かつパターンを高品質に提示可能な情報媒体を提供すること。
【解決手段】本情報媒体は、情報を提示するパターンを含む情報媒体であって、少なくとも非可視光を吸収する吸収部と、少なくとも前記非可視光を反射する反射部と、を有し、入射する非可視光に対する、前記吸収部の拡散反射率と前記反射部の拡散反射率の差に対応するコントラストが20%以上であり、入射する可視光に対する前記吸収部および前記反射部それぞれの全光線透過率が48%以上である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
情報を提示するパターンを含む情報媒体であって、
少なくとも非可視光を吸収する吸収部と、
少なくとも前記非可視光を反射する反射部と、を有し、
入射する前記非可視光に対する、前記吸収部の拡散反射率と前記反射部の拡散反射率の差に対応するコントラストが20%以上であり、
入射する可視光に対する前記吸収部および前記反射部それぞれの全光線透過率が48%以上である、情報媒体。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記非可視光を散乱させる第1の層と、
前記可視光を透過するとともに前記吸収部により形成された前記パターンを含む第2の層と、を有する、請求項1に記載の情報媒体。
【請求項3】
前記可視光を透過するとともに前記非可視光を反射する第3の層を、前記第1の層および前記第2の層それぞれの、前記非可視光および前記可視光が入射する側とは反対側に有する、請求項2に記載の情報媒体。
【請求項4】
前記第3の層は、誘電体多層膜およびコレステリック液晶の少なくとも1つを含む、請求項3に記載の情報媒体。
【請求項5】
前記情報媒体が配置される対象物に対向する側に、接着性を有する第4の層を有する、請求項2に記載の情報媒体。
【請求項6】
前記パターンは、一次元コードおよび二次元コードの少なくとも一方を含む、請求項2に記載の情報媒体。
【請求項7】
前記非可視光は、ピーク波長が700nm以上2500nm以下の光である、請求項1に記載の情報媒体。
【請求項8】
構造物に配置され、
前記構造物との距離は、1μm以上1000μm以下である、請求項1に記載の情報媒体。
【請求項9】
構造物に配置された1以上の請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報媒体と、
前記非可視光を用いて前記パターンを読み取り可能な読取部と、
前記読取部により読み取られた前記パターンに基づいて取得した情報を処理する処理部と、を有する、情報処理システム。
【請求項10】
前記情報媒体に含まれる前記パターンは、一次元コードおよび二次元コードの少なくとも一方を含み、
前記処理部は、前記読取部により読み取られた前記一次元コードおよび前記二次元コードの少なくとも一方を復号化する復号化部を有する、請求項9に記載の情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報媒体、および情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、情報を提示するパターンを含む情報媒体、並びに該情報媒体から取得される情報を処理する情報処理システムが知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、情報媒体として、可視光では読み取れず、赤外光で読取可能なパターンが形成されたサーマル紙が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-30353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のサーマル紙は、可視光の全光線透過率が低いため、人がサーマル紙を視認することができる。このため、壁や床等の対象上に情報を提示するために該対象上にサーマル紙を付与すると、サーマル紙が目立つことで、壁や床等を含む空間の美感が損なわれる可能性がある。
【0006】
本発明は、目立ちにくく、かつパターンを高品質に提示可能な情報媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報媒体は、情報を提示するパターンを含む情報媒体であって、少なくとも非可視光を吸収する吸収部と、少なくとも前記非可視光を反射する反射部と、を有し、入射する非可視光に対する、前記吸収部の拡散反射率と前記反射部の拡散反射率の差に対応するコントラストが20%以上であり、入射する可視光に対する前記吸収部および前記反射部それぞれの全光線透過率が48%以上である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、目立ちにくく、かつパターンを高品質に提示可能な情報媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る情報媒体の可視光による撮影画像を示す図である。
第1実施形態に係る情報媒体の非可視光による撮影画像を示す図である。
第1実施形態に係る情報媒体の第1例の構成を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る情報媒体の第2例の構成を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る情報媒体の第3例の構成を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る情報媒体の第4例の構成を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係るパターン層の形成方法を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る情報処理システムの構成を模式的に示す図である。
第2実施形態に係る処理部のハードウェア構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る処理部の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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