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公開番号2024083511
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024062474,2022207312
出願日2024-04-09,2019-10-18
発明の名称ビットストリーム送信装置
出願人パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ,Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 19/105 20140101AFI20240614BHJP(電気通信技術)
要約【課題】補正処理における処理速度を改善する。
【解決手段】ビットストリーム送信装置は、符号化信号を含むビットストリームを送信し、ビットストリームを入力した復号装置に、差分および予測パラメータを復号させ、予測ブロックを生成させ、再構成画像を生成させ、復号処理対象ブロックのサイズが所定のサイズよりも大きくない場合に、復号処理対象ブロックの周辺の再構成画像を用いて補正パラメータを導出させ、導出された補正パラメータに基づいて補正処理を行わせ、復号処理対象ブロックのサイズが所定のサイズよりも大きい場合に、復号処理対象ブロックにおいて左上に位置する所定のサイズの処理単位の周辺の再構成画像のみを用いて補正パラメータを導出(S5001)させ、導出された補正パラメータに基づいて補正処理(S5002)を行わせる。
【選択図】図56
特許請求の範囲【請求項1】
動画像の符号化処理対象ブロックと前記符号化処理対象ブロックの予測ブロックとの差分および前記符号化処理対象ブロックの予測ブロックの生成に関する予測パラメータに対して符号化され圧縮された符号化信号を含むビットストリームを送信するビットストリーム送信装置であって、
前記ビットストリームを入力した復号装置に、
前記差分および前記予測パラメータを復号させ、前記予測パラメータにより規定された処理に基づき復号処理対象ブロックの予測ブロックを生成させ、前記復号処理対象ブロックの予測ブロックと前記差分とを加算して前記復号処理対象ブロックの再構成画像を生成させ、
前記復号処理対象ブロックのサイズが所定のサイズよりも大きくない場合に、前記復号処理対象ブロックの周辺の再構成画像を用いて補正パラメータを導出させ、導出された前記補正パラメータに基づいて前記復号処理対象ブロックに対する補正処理を行わせ、
前記復号処理対象ブロックのサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合に、前記復号処理対象ブロックの周辺の再構成画像のうち、前記復号処理対象ブロックにおいて左上に位置する前記所定のサイズの処理単位の周辺の再構成画像のみを用いて前記補正パラメータを導出させ、導出された前記補正パラメータに基づいて前記復号処理対象ブロックに対する補正処理を行わせる
ビットストリーム送信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ビデオコーディングに関し、例えば、動画像の符号化および復号におけるシステム、構成要素、ならびに方法などに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ビデオコーディング技術は、H.261およびMPEG-1から、H.264/AVC(Advanced Video Coding)、MPEG-LA、H.265/HEVC(High Efficiency Video Coding)、およびH.266/VVC(Versatile Video Codec)へ進歩している。この進歩に伴い、様々な用途において増え続けるデジタルビデオデータ量を処理するために、ビデオコーディング技術の改良および最適化を提供することが常に必要とされている。
【0003】
なお、非特許文献1は、上述されたビデオコーディング技術に関する従来の規格の一例に関する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
H.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC)/HEVC(High Efficiency Video Coding)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような符号化方式に関して、符号化効率の改善、画質の改善、処理量の削減、回路規模の削減、又は、フィルタ、ブロック、サイズ、動きベクトル、参照ピクチャ又は参照ブロック等の要素又は動作の適切な選択等のため、新たな方式の提案が望まれている。
【0006】
本開示は、例えば、符号化効率の改善、画質の改善、処理量の削減、回路規模の削減、処理速度の改善、及び、要素又は動作の適切な選択等のうち1つ以上に貢献し得る構成又は方法を提供する。なお、本開示は、上記以外の利益に貢献し得る構成又は方法を含み得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
例えば、本開示の一態様に係るビットストリーム送信装置は、動画像の符号化処理対象ブロックと前記符号化処理対象ブロックの予測ブロックとの差分および前記符号化処理対象ブロックの予測ブロックの生成に関する予測パラメータに対して符号化され圧縮された符号化信号を含むビットストリームを送信するビットストリーム送信装置であって、前記ビットストリームを入力した復号装置に、前記差分および前記予測パラメータを復号させ、前記予測パラメータにより規定された処理に基づき復号処理対象ブロックの予測ブロックを生成させ、前記復号処理対象ブロックの予測ブロックと前記差分とを加算して前記復号処理対象ブロックの再構成画像を生成させ、前記復号処理対象ブロックのサイズが所定のサイズよりも大きくない場合に、前記復号処理対象ブロックの周辺の再構成画像を用いて補正パラメータを導出させ、導出された前記補正パラメータに基づいて前記復号処理対象ブロックに対する補正処理を行わせ、前記復号処理対象ブロックのサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合に、前記復号処理対象ブロックの周辺の再構成画像のうち、前記復号処理対象ブロックにおいて左上に位置する前記所定のサイズの処理単位の周辺の再構成画像のみを用いて前記補正パラメータを導出させ、導出された前記補正パラメータに基づいて前記復号処理対象ブロックに対する補正処理を行わせる。
【0008】
本開示における実施の形態のいくつかの実装は、符号化効率を改善してもよいし、符号化/復号処理を簡素化してもよいし、符号化/復号処理速度を速くしてもよいし、適切なフィルタ、ブロックサイズ、動きベクトル、参照ピクチャ、参照ブロック等のような、符号化及び復号に用いられる適切な構成要素/動作を効率よく選択してもよい。
【0009】
本開示の一態様におけるさらなる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施の形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ得られるが、1つまたはそれ以上の利点および/または効果を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
【0010】
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、記録媒体、又は、これらの任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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