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公開番号2024083410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024058996,2020049358
出願日2024-04-01,2020-03-19
発明の名称吸湿用透明積層体
出願人共同印刷株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B32B 27/18 20060101AFI20240614BHJP(積層体)
要約【課題】吸湿性、透明性及び機能性を兼ね備えた透明吸湿性積層体を提供する。
【解決手段】本発明の透明吸湿性積層体100は、
透明バリア性基材層12、透明吸湿層14、及び透明機能層18をこの順で有するか、又は透明バリア性基材層12、透明機能層18、及び透明吸湿層14をこの順で有し、かつ
透明吸湿層14が、熱可塑性樹脂、及び吸湿剤を含有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
透明バリア性基材層、透明吸湿層、及び透明機能層をこの順で有するか、又は透明バリア性基材層、透明機能層、及び透明吸湿層をこの順で有し、かつ
前記透明吸湿層が、熱可塑性樹脂、及び吸湿剤を含有している、
透明吸湿性積層体。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記透明吸湿層の前記熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン系樹脂である、請求項1に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項3】
前記吸湿剤が、ゼオライトである、請求項1又は2に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項4】
前記透明吸湿層の前記ゼオライトの平均粒子径D50が、300nm以下である、請求項3に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項5】
前記透明吸湿層が、HLB値が5以下のエステル化合物を更に含有している、請求項1~4のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項6】
前記透明吸湿層の片側又は両側に積層されている透明スキン層を更に有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項7】
前記透明機能層が、透明ガス吸収層である、請求項1~6のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項8】
前記透明機能層が、透明非吸着性層である、請求項1~6のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項9】
前記透明機能層が、透明易剥離性層である、請求項1~6のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体を1枚又は複数枚具備しており、かつ
1枚又は複数枚の前記透明吸湿性積層体の前記透明バリア性基材層側と反対側の一部がこの透明吸湿性積層体の他の部分又は他のフィルムとヒートシールされていることによって袋状にされている、
包装袋。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、透明吸湿性積層体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、食品、医薬品、電子部品、精密機械、記録材料等の分野において水分に起因する品質劣化を防ぐ目的で、乾燥剤を同梱する方法がとられている。また、包装内に別体の乾燥剤を入れずに、包装材自体に吸湿機能を持たせるため、乾燥剤を包装材自体に含有させることが行われている。
【0003】
特許文献1では、樹脂、ゼオライト、及び所与の金属石鹸を含む、吸着剤組成物、並びにこの吸着剤組成物から形成した吸着剤含有フィルムが開示されている。
【0004】
なお、特許文献2では、エチレンテレフタレートを主たる構成成分とするポリエステル系樹脂で構成され、所定の要件を満たすことを特徴とするシーラント用ポリエステル系フィルムが開示されている。このフィルムは、透明かつ低吸着性を有するとされている。
【0005】
また、特許文献3には、極めて高い透明性を有しており、有機ELの封止用フィルム等に有用なフィルムが記載されている。
【0006】
なお、ナノ粒径のゼオライトの製造方法が特許文献4及び5に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第2885079号公報
特開2017-210541号公報
特開2018-100390号公報
特開2011-246292号公報
特開2013-49602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載のフィルムは、吸湿前においては白色を呈しているため、特にこのフィルムを袋などの包装材として用いた場合、中身の視認ができないという問題がある。
【0009】
そこで、吸湿性、透明性及び機能性を兼ね備えた透明吸湿性積層体を提供する必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、鋭意検討したところ、以下の手段により上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、下記のとおりである:
〈態様1〉透明バリア性基材層、透明吸湿層、及び透明機能層をこの順で有するか、又は透明バリア性基材層、透明機能層、及び透明吸湿層をこの順で有し、かつ
前記透明吸湿層が、熱可塑性樹脂、及び吸湿剤を含有している、
透明吸湿性積層体。
〈態様2〉前記透明吸湿層の前記熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン系樹脂である、態様1に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様3〉前記吸湿剤が、ゼオライトである、態様1又は2に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様4〉前記透明吸湿層の前記ゼオライトの平均粒子径D50が、300nm以下である、態様3に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様5〉前記透明吸湿層が、HLB値が5以下のエステル化合物を更に含有している、態様1~4のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様6〉前記透明吸湿層の片側又は両側に積層されている透明スキン層を更に有する、態様1~5のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様7〉前記透明機能層が、透明ガス吸収層である、態様1~6のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様8〉前記透明機能層が、透明非吸着性層である、態様1~6のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様9〉前記透明機能層が、透明易剥離性層である、態様1~6のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体。
〈態様10〉態様1~9のいずれか一項に記載の透明吸湿性積層体を1枚又は複数枚具備しており、かつ
1枚又は複数枚の前記透明吸湿性積層体の前記透明バリア性基材層側と反対側の一部がこの透明吸湿性積層体の他の部分又は他のフィルムとヒートシールされていることによって袋状にされている、
包装袋。
〈態様11〉態様10に記載の包装袋、及び
前記包装袋に収納されている、内容物
を有する、内容物入り包装袋。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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