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公開番号
2024078330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-10
出願番号
2022190822
出願日
2022-11-29
発明の名称
スライサー
出願人
株式会社 ニッピ機械
代理人
個人
,
個人
主分類
B26D
1/46 20060101AFI20240603BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】簡易な制御でブロック状の被加工物をシート状に複数回スライスすることができるスライザーを提供する。
【解決手段】一側端に刃先2aを有するエンドレス帯形状のバンドナイフ2と、ワークWを保持するワーク保持部25と、バンドナイフ2をバンドナイフ2の下側から支持するナイフガイド3と、ワーク保持部25をバンドナイフ2の刃先2aに向かって送り出すワーク送り部5と、ワークWをスライスする厚みだけバンドナイフ2の刃先2aよりはみ出るようにワーク送り部5移動させるワーク押出し部6とを備える。ワークWをワーク押出し部6によるワーク押出し方向と対向する方向から支持するワーク支持部4を備える。ワーク押出し部6の軸に直交する方向から、ワークWの外面を支持するワーク外側ガイド部30を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一側端に刃先を有するエンドレス帯形状のバンドナイフと、
ワークを保持するワーク保持部と、
前記バンドナイフを前記バンドナイフの下側から支持するナイフガイドと、
前記ワーク保持部を前記バンドナイフの刃先に向かって送り出すワーク送り部と、
前記ワークをスライスする厚みだけ前記バンドナイフの刃先よりはみ出るように前記ワーク保持部を移動させるワーク押出し部と、
を備えることを特徴とするスライサー。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記ワークを前記ワーク押出し部によるワーク押出し方向と対向する方向から支持するワーク支持部を備えることを特徴とする請求項1に記載のスライサー。
【請求項3】
前記ワーク押出し部の軸に直交する方向から、前記ワークの外面を支持するワーク外側ガイド部を備えることを特徴とする請求項1に記載のスライサー。
【請求項4】
前記ワーク保持部に前記バンドナイフを前記バンドナイフの上側から押さえるナイフ押さえ部を備えることを特徴とする請求項1に記載のスライサー。
【請求項5】
前記バンドナイフは、前記ワークのスライスされる側に切刃を有する片刃であることを特徴とする請求項1に記載のスライサー。
【請求項6】
前記バンドナイフの切刃を研磨する研磨装置と、
前記バンドナイフにより前記ワークをスライスする間に前記ワーク送り部又は前記バンドナイフに生じる荷重を測定する荷重測定手段とを備え、
前記荷重測定手段が検出した荷重が所定の基準値を超えると、前記研磨装置により前記バンドナイフの切刃を研磨することを特徴とする請求項1に記載のスライサー。
【請求項7】
前記ワーク送り部は、前記ワークと一体に移動する従動部と、前記駆動部を牽引し押動する駆動部とを備え、
前記荷重測定手段は、前記従動部と前記押動部の間に介在されたロードセルからなることを特徴とする請求項6に記載のスライサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンドレス帯形状のバンドナイフにより被加工物(ワーク)を切断するスライサーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
本願出願人は、特許文献1において、一対のプーリーを回転させることによりバンドナイフを一対の案内刃の間で走行させる一方、被加工物を送りローラでバンドナイフの刃先に向かって送り出すことにより、被加工物をシート状にスライスするスライサー及びスライス方法を提案し、実用化している。
【0003】
特許文献1のスライサーでは、皮、スポンジ、発泡体、ゲル、ゴム、プラスチック等のシート状の軟質素材からなる被加工物を高い厚み精度でスライスすることができるが、ブロック状の被加工物は送りローラでは送り出すことができないため、ブロック状の被加工物をシート状に複数回スライスすることができるスライサーが要望されている。
【0004】
特許文献2には、1対のプーリーにより無端回転刃を回転させる一方、魚・肉等の冷凍食品を載置台に載せ、押圧板により冷凍食品を受板に押圧した状態で、載置台を無端回転刃に向かって直進運動させることにより、冷凍食品を切断する冷凍食品の切断装置が記載されている。
【0005】
引用文献1の切断装置では、切断後の切断面が無端切断刃に接触しないように、復路側で載置台を四角形の軌跡でサイクリックに移動させたり、切断中に受板から離れた冷凍食品の切断部分を加圧板で加圧したり、切断後に載置台が復路を移動するときに押圧板による冷凍食品の押圧を止める等、複雑な制御が必要であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6762021号明細書
特許第2630926号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本願発明は、特許文献1のスライサーをさらに発展させて、簡易な制御でブロック状の被加工物をシート状に複数回スライスすることができるスライサーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明は、以下の手段をとる。
(1)一側端に刃先を有するエンドレス帯形状のバンドナイフと、
ワークを保持するワーク保持部と、
前記バンドナイフを前記バンドナイフの下側から支持するナイフガイドと、
前記ワーク保持部を前記バンドナイフの刃先に向かって送り出すワーク送り部と、
前記ワークをスライスする厚みだけ前記バンドナイフの刃先よりはみ出るように前記ワーク保持部を移動させるワーク押出し部と、
を備える。
前記手段1では、ワーク押出し部によりワークをスライスする厚みだけバンドナイフの刃先よりはみ出した状態で、ワーク送り部によりワークをバンドナイフの刃先に向かって移動させると、ワークはバンドナイフの刃先により切断される。ワークはワーク保持部に保持されているので、ワークを押圧したり、加圧する必要がなく、制御が簡易になる。
【0009】
(2)前記手段1において、
前記ワークを前記ワーク押出し部によるワーク押出し方向と対向する方向から支持するワーク支持部を備える。
前記手段2では、バンドナイフによりスライスされるワークの部分をワーク支持部で支持しながら、下方に案内することができる。
【0010】
(3)前記手段1又は2において、
前記ワーク押出し部の軸に直交する方向から、前記ワークの外面を支持するワーク外側ガイド部を備える。
前記手段3では、ワークがスライスされている間、ワークの外面がワーク外側ガイド部で支持されるので、ワークの切り込み方向の撓みや倒れが防止される。
(【0011】以降は省略されています)
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