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公開番号2024077762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189899
出願日2022-11-29
発明の名称光電変換装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 25/47 20230101AFI20240603BHJP(電気通信技術)
要約【課題】処理回路における消費電力の低減をより好適に行い得る光電変換装置を提供すること。
【解決手段】光電変換装置は、複数の行及び複数の列に渡って配され、入射光に基づく画素信号を各々が出力する複数の画素回路を含む画素アレイと、前記画素信号を処理してデータを生成するデータ処理部を各々が含む第1処理回路及び第2処理回路と、出力パッドと、前記出力パッドを介して、前記光電変換装置の外部に前記データを出力する出力回路と、イベントの発生を示すイベント信号を生成するイベント信号生成部と、第1電源制御部と、を有し、前記第1電源制御部は、前記イベント信号に基づいて、前記第1処理回路の第1電源制御対象回路に対して、第1状態と、前記第1状態よりも消費電力が大きい第2状態とを含む複数の状態のいずれかに設定する制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光電変換装置であって、
複数の行及び複数の列に渡って配され、入射光に基づく画素信号を各々が出力する複数の画素回路を含む画素アレイと、
前記画素信号を処理してデータを生成するデータ処理部を各々が含む第1処理回路及び第2処理回路と、
出力パッドと、
前記出力パッドを介して、前記光電変換装置の外部に前記データを出力する出力回路と、
イベントの発生を示すイベント信号を生成するイベント信号生成部と、
第1電源制御部と、
を有し、
前記第1処理回路及び前記第2処理回路の各々は、第1電源制御対象回路を有し、
前記第1電源制御部は、前記イベント信号に基づいて、前記第1処理回路の前記第1電源制御対象回路に対して、第1状態と、前記第1状態よりも消費電力が大きい第2状態とを含む複数の状態のいずれかに設定する制御を行う
ことを特徴とする光電変換装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1電源制御対象回路への電力の供給を制御するスイッチを更に有し、
前記第1電源制御部は、前記イベント信号に基づいて前記スイッチをオフに制御することにより、前記第1処理回路の前記第1電源制御対象回路を前記第1状態に設定し、
前記第1電源制御部は、前記イベント信号に基づいて前記スイッチをオンに制御することにより、前記第1処理回路の前記第1電源制御対象回路を前記第2状態に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項3】
前記第1状態は、前記第1電源制御対象回路への電力の供給が遮断された状態である
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項4】
前記第1電源制御対象回路は、前記データ処理部を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項5】
前記第1電源制御部は、前記イベント信号に基づいて、前記第2処理回路の前記第1電源制御対象回路に対して、前記第1状態と、前記第2状態とを含む複数の状態のいずれかに設定する制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項6】
前記光電変換装置の外部から制御信号が入力される入力パッドと、
第2電源制御部と、
を更に有し、
前記第1処理回路及び前記第2処理回路の各々は、第2電源制御対象回路を更に有し、
前記第2電源制御部は、前記制御信号に基づいて、前記第1処理回路の前記第2電源制御対象回路に対して、前記第1状態と、前記第2状態とを含む複数の状態のいずれかに設定する制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項7】
前記第2電源制御対象回路は、前記イベント信号生成部を含む
ことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
【請求項8】
前記第1電源制御部は、前記第1処理回路及び前記第2処理回路の一方に配されており、
前記第2電源制御部は、前記第1処理回路及び前記第2処理回路の他方に配されている
ことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
【請求項9】
前記第1処理回路及び前記第2処理回路の各々は、半導体素子を含み、
前記第1処理回路に含まれる前記半導体素子と、前記第2処理回路に含まれる前記半導体素子は、平面視において同一のレイアウトをなしている
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項10】
前記第1処理回路に含まれる前記半導体素子に電気的に接続された配線と、前記第2処理回路に含まれる前記半導体素子に電気的に接続された配線とを含む配線層を更に有し、
前記平面視において、前記第1処理回路の領域における前記配線と、前記第2処理回路の領域における前記配線とは、互いに異なるレイアウトをなしている
ことを特徴とする請求項9に記載の光電変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光電変換装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
光電変換装置において消費電力の低減が求められている。特許文献1には、動画撮影を行う撮影モードにおいて静止状態の継続時間が所定の時間を超えた場合に撮像素子への電源供給を停止する機能を有する光電変換装置が開示されている。特許文献2には、被写体が変化したと判定された場合に、複数の画素の画素信号を加算して読み出す検知モードから複数の画素のそれぞれの画素信号を読み出す通常モードに遷移する光電変換装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-167029号公報
特開2021-027485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
イベントの発生を検出可能な光電変換装置は、画素アレイからの信号を処理する処理回路を有する場合がある。この場合、処理回路における消費電力の低減も課題になり得る。
【0005】
本発明は、処理回路における消費電力の低減をより好適に行い得る光電変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書の一開示によれば、光電変換装置であって、複数の行及び複数の列に渡って配され、入射光に基づく画素信号を各々が出力する複数の画素回路を含む画素アレイと、前記画素信号を処理してデータを生成するデータ処理部を各々が含む第1処理回路及び第2処理回路と、出力パッドと、前記出力パッドを介して、前記光電変換装置の外部に前記データを出力する出力回路と、イベントの発生を示すイベント信号を生成するイベント信号生成部と、第1電源制御部と、を有し、前記第1処理回路及び前記第2処理回路の各々は、第1電源制御対象回路を有し、前記第1電源制御部は、前記イベント信号に基づいて、前記第1処理回路の前記第1電源制御対象回路に対して、第1状態と、前記第1状態よりも消費電力が大きい第2状態とを含む複数の状態のいずれかに設定する制御を行うことを特徴とする光電変換装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、処理回路における消費電力の低減をより好適に行い得る光電変換装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る光電変換装置の全体構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る光電変換装置の画素アレイ及びイベント検出部の構成を示す回路図である。
第1実施形態に係る光電変換装置における電源遮断対象の指定例を模式的に示す図である。
第1実施形態に係る光電変換装置の電源制御方法を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る光電変換装置の全体構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る光電変換装置のイベント検出部の構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る光電変換装置における電源遮断対象の指定例を模式的に示す図である。
第2実施形態に係る光電変換装置の電源制御方法を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る機器のブロック図である。
第4実施形態に係る機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。複数の図面にわたって同一の要素又は対応する要素には共通の符号が付されており、その説明は省略又は簡略化されることがある。
【0010】
以下に述べる第1実施形態及び第2実施形態では、光電変換装置の一例として、輝度変化が生じた画素の座標及び時間を示す情報を出力するイベントベースセンサを中心に説明する。しかしながら、各実施形態における光電変換装置は、イベントの発生を示すイベント信号を検出可能なものであればよく、上述のイベントベースセンサに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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