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公開番号2024074695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022186023
出願日2022-11-21
発明の名称カメラ、列車、および監視システム
出願人日立造船株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240524BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の車側カメラを車両に設置するときの配線等の設備を簡略化することができる車側カメラを実現する。
【解決手段】カメラ(C11)は、列車(1)が備える複数のドア(101~106、201~206)から乗降する撮像対象を撮像する双眼方式のカメラであって、第1光軸(AX1)および第1焦点距離を有する第1カメラ(11N)と、前記第1光軸と平行でない第2光軸(AX2)および前記第1焦点距離よりも長い第2焦点距離を有する第2カメラ(11D)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
列車が備える複数のドアから乗降する撮像対象を撮像する双眼方式のカメラであって、
第1光軸および第1焦点距離を有する第1カメラと、
前記第1光軸と平行でない第2光軸および前記第1焦点距離よりも長い第2焦点距離を有する第2カメラとを備えるカメラ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1カメラおよび前記第2カメラが固定される基板を備え、
前記基板における前記第1カメラの固定位置を変えることにより前記第2光軸に対する前記第1光軸の角度を調整可能である、請求項1に記載のカメラ。
【請求項3】
乗降用の複数のドアが設けられた列車であって、
前記列車の第1端部における側面に設けられ、前記列車の第2端部側を向いて、前記複数のドアのうちの少なくとも一部のドアから乗降する撮像対象を撮像する第1カメラおよび第2カメラを備え、
前記第1カメラは、第1光軸および第1焦点距離を有し、
前記第2カメラは、第2光軸を有するとともに、前記第1焦点距離よりも長い第2焦点距離を有し、
前記第2光軸と水平方向とがなす角度は、前記第1光軸と水平方向とがなす角度よりも小さい、列車。
【請求項4】
少なくとも1つの前記ドアをそれぞれ備える第1車両および第2車両を備え、
前記第1カメラおよび前記第2カメラは、前記第1車両に設けられており、
前記第2カメラは、前記第2車両が備える前記ドアから乗降する撮像対象を撮像する、請求項3に記載の列車。
【請求項5】
乗降用の複数のドアが設けられた列車における監視システムであって、
前記列車は、複数の車両を有しており、
前記車両の第1端部における側面に設けられ、前記車両の第2端部側を向いて、前記複数のドアのうちの少なくとも一部のドアから乗降する撮像対象を撮像する第1カメラおよび第2カメラと、
前記第1カメラおよび前記第2カメラの撮像データが示す像をそれぞれ表示する表示装置と、を備え、
前記第1カメラは、第1光軸および第1焦点距離を有し、
前記第2カメラは、第2光軸を有するとともに、前記第1焦点距離よりも長い第2焦点距離を有し、
前記第2光軸と水平方向とがなす角度は、前記第1光軸と水平方向とがなす角度よりも小さい、監視システム。
【請求項6】
前記表示装置は、複数の前記車両のうち、前記第1カメラおよび前記第2カメラが設けられた特定車両に設置されており、
前記第1カメラおよび前記第2カメラと前記表示装置とを互いに接続する配線を前記特定車両内にのみ有する、請求項5に記載の監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、カメラ等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のドア付近に設置されたドアカメラによって撮像されたドアカメラ映像を運転室のモニタに表示させる監視システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-92136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、列車を構成する各車両における左右の外壁面それぞれにドアカメラを設置するとともに、多数のドアカメラのそれぞれにて撮像された映像データをモニタに伝送している。そのため、列車に設置する複数のドアカメラの台数に対応して、各車両の外壁にドアカメラを取り付ける施工を要する。また、複数のドアカメラのそれぞれとモニタとを接続する伝送装置および種々の電気配線を含むネットワークを形成することにより、車両内の配線構造が複雑化する。
【0005】
車両の外壁に設置されるカメラは、車両側面カメラ(車側カメラ)と称される。本発明は、複数の車側カメラを車両に設置するときの配線等の設備を簡略化することができる車側カメラを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るカメラは、列車が備える複数のドアから乗降する撮像対象を撮像する双眼方式のカメラであって、第1光軸および第1焦点距離を有する第1カメラと、前記第1光軸と平行でない第2光軸および前記第1焦点距離よりも長い第2焦点距離を有する第2カメラとを備える。
【0007】
また、本発明の一態様に係る列車は、乗降用の複数のドアが設けられた列車であって、前記列車の第1端部における側面に設けられ、前記列車の第2端部側を向いて、前記複数のドアのうちの少なくとも一部のドアから乗降する撮像対象を撮像する第1カメラおよび第2カメラを備え、前記第1カメラは、第1光軸および第1焦点距離を有し、前記第2カメラは、第2光軸を有するとともに、前記第1焦点距離よりも長い第2焦点距離を有し、前記第2光軸と水平方向とがなす角度は、前記第1光軸と水平方向とがなす角度よりも小さい。
【0008】
また、本発明の一態様に係る監視システムは、乗降用の複数のドアが設けられた列車における監視システムであって、前記列車は、複数の車両を有しており、前記車両の第1端部における側面に設けられ、前記車両の第2端部側を向いて、前記複数のドアのうちの少なくとも一部のドアから乗降する撮像対象を撮像する第1カメラおよび第2カメラと、前記第1カメラおよび前記第2カメラの撮像データが示す像をそれぞれ表示する表示装置と、を備え、前記第1カメラは、第1光軸および第1焦点距離を有し、前記第2カメラは、第2光軸を有するとともに、前記第1焦点距離よりも長い第2焦点距離を有し、前記第2光軸と水平方向とがなす角度は、前記第1光軸と水平方向とがなす角度よりも小さい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、複数の車側カメラを車両に設置するときの配線等の設備を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態1における列車の外観構成を概略的に示す模式図である。
本発明の実施形態1におけるカメラの外観構成を示す斜視図である。
本発明の実施形態1におけるカメラの外観構成を示す正面図である。
本発明の実施形態1におけるカメラの外観構成を示す底面図である。
本発明の実施形態1におけるカメラの内部構成の一例を示す斜視図である。
本発明の実施形態1におけるカメラの内部構成の一例を示す平面図である。
本発明の実施形態1におけるカメラが備える第1カメラおよび第2カメラの撮像視野について説明するための模式図である。
本発明の実施形態2における列車の外観構成を概略的に示す側面図である。
本発明の実施形態3における監視システムの構成を示す機能ブロック図である
モニタの表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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