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公開番号2024071126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181899
出願日2022-11-14
発明の名称スライドドア用プロテクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/04 20060101AFI20240517BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】意匠性の低下を抑制できるスライドドア用プロテクタを提供する。
【解決手段】スライドドア用プロテクタは、車両のスライドドアに固定される本体と、本体によって揺動可能に支持されており、かつ車両のボディからスライドドアに配索される電線が挿通される筒部3と、を備え、筒部は、車両の上下方向Zに延在する中心軸線1を回転中心として揺動し、筒部は、上下方向において互いに嵌合する半筒状の第一部品4および半筒状の第二部品5を有し、第一部品は、上下方向に延在するアーム状の係合片44を有し、係合片には、筒部の内側に向けて突出した爪部44aが設けられており、第二部品は、爪部を係止する係止部57と、係止部よりも筒部の外側に配置され、係合片を覆い隠す一対の側壁部52と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両のスライドドアに固定される本体と、
前記本体によって揺動可能に支持されており、かつ前記車両のボディから前記スライドドアに配索される電線が挿通される筒部と、
を備え、
前記筒部は、前記車両の上下方向に延在する中心軸線を回転中心として揺動し、
前記筒部は、前記上下方向において互いに嵌合する半筒状の第一部品および半筒状の第二部品を有し、
前記第一部品は、前記上下方向に延在するアーム状の係合片を有し、前記係合片には、前記筒部の内側に向けて突出した爪部が設けられており、
前記第二部品は、前記爪部を係止する係止部と、前記係止部よりも前記筒部の外側に配置され、前記係合片を覆い隠す一対の側壁部と、を有する
ことを特徴とするスライドドア用プロテクタ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
一対の前記側壁部は、前記上下方向および前記筒部の軸方向のそれぞれと直交する幅方向において互いに対向し、
前記第二部品は、一対の前記側壁部の間に配置された支持壁部を有し、
前記支持壁部は、前記上下方向において前記電線を支持する円弧形状の支持面を有し、
前記幅方向における前記支持壁部の端部と前記側壁部との間には前記係合片が挿入される隙間が設けられ、
前記係止部は、前記幅方向における前記支持壁部の端部に形成されている
請求項1に記載のスライドドア用プロテクタ。
【請求項3】
前記スライドドアが全閉の状態であるときに前記筒部が前記車両の前後方向に延在するように前記スライドドアに固定される
請求項1または2に記載のスライドドア用プロテクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スライドドア用プロテクタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車体とスライドドアとの間に架け渡されるワイヤーハーネスがある。特許文献1には、ワイヤーハーネスに対して取着される一対の保持部材と、前記車体に固定された状態で前記各保持部材の一方側を支持する車体側支持部材と、前記スライドドアに固定された状態で前記各保持部材の他方側を支持するドア側支持部材と、を備える車両用スライドドア装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-102950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、スライドドアに配置されて電線を保護するプロテクタがユーザから視認可能となることがある。例えば、車幅方向の一方側のドアが開放している場合、他方側のドアに配置されたプロテクタがユーザから視認されることが想定される。プロテクタのロック構造が外部空間に向けて露出していると、意匠性の低下を招く可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、意匠性の低下を抑制できるスライドドア用プロテクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のスライドドア用プロテクタは、車両のスライドドアに固定される本体と、前記本体によって揺動可能に支持されており、かつ前記車両のボディから前記スライドドアに配索される電線が挿通される筒部と、を備え、前記筒部は、前記車両の上下方向に延在する中心軸線を回転中心として揺動し、前記筒部は、前記上下方向において互いに嵌合する半筒状の第一部品および半筒状の第二部品を有し、前記第一部品は、前記上下方向に延在するアーム状の係合片を有し、前記係合片には、前記筒部の内側に向けて突出した爪部が設けられており、前記第二部品は、前記爪部を係止する係止部と、前記係止部よりも前記筒部の外側に配置され、前記係合片を覆い隠す一対の側壁部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るスライドドア用プロテクタの筒部は、上下方向において互いに嵌合する半筒状の第一部品および半筒状の第二部品を有する。第一部品は、上下方向に延在するアーム状の係合片を有し、係合片には、筒部の内側に向けて突出した爪部が設けられている。第二部品は、爪部を係止する係止部と、係止部よりも筒部の外側に配置され、係合片を覆い隠す一対の側壁部と、を有する。本発明に係るスライドドア用プロテクタによれば、側壁部によって係合片が覆い隠されることで、意匠性の低下を抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るプロテクタを車幅方向から見た図である。
図2は、実施形態に係るプロテクタを車両前後方向から見た図である。
図3は、実施形態に係るプロテクタの斜視図である。
図4は、実施形態に係る筒部の分解斜視図である。
図5は、実施形態に係る筒部の正面図である。
図6は、実施形態に係る第二部品の平面図である。
図7は、実施形態に係る第二部品の断面図である。
図8は、実施形態に係る筒部の断面図である。
図9は、実施形態に係るプロテクタを車両前後方向から見た図である。
図10は、実施形態に係るプロテクタを車幅方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るスライドドア用プロテクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図10を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、スライドドア用プロテクタに関する。図1は、実施形態に係るプロテクタを車幅方向から見た図、図2は、実施形態に係るプロテクタを車両前後方向から見た図、図3は、実施形態に係るプロテクタの斜視図、図4は、実施形態に係る筒部の分解斜視図、図5は、実施形態に係る筒部の正面図、図6は、実施形態に係る第二部品の平面図、図7は、実施形態に係る第二部品の断面図、図8は、実施形態に係る筒部の断面図、図9は、実施形態に係るプロテクタを車両前後方向から見た図、図10は、実施形態に係るプロテクタを車幅方向から見た図である。図7には、図6のVII-VII断面が示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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