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公開番号
2024134106
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044219
出願日
2023-03-20
発明の名称
嵌合構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/64 20060101AFI20240926BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハウジングの作製コストを低減しつつ、誤嵌合を防止するハウジングの嵌合構造を得ることを目的とする。
【解決手段】嵌合構造1を構成する第一ハウジング10には、前後方向Xに開口し第二ハウジング20を収容する収容部11と、収容部11の内側に向かって突出し嵌合方向に延びる誤嵌合防止リブ16と、が設けられている。第一ハウジング10に嵌合する第二ハウジング20には、誤嵌合防止リブ16の突出方向に凹む嵌合凹部29が設けられるとともに、突出方向に凹む嵌合溝37を備えたフロントリテーナ30が取り付けられている。嵌合凹部29は、上下方向Zに所定の幅を備え、収容部11内で誤嵌合防止リブ16を受け入れ、嵌合溝37は、嵌合凹部29の幅内で誤嵌合防止リブ16と嵌合する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第一コネクタの第一ハウジングと、前記第一コネクタに接続される第二コネクタの第二ハウジングとを、嵌合方向に沿って嵌合する嵌合構造であって、
前記第一ハウジングには、前記嵌合方向に開口し前記第二ハウジングを収容する収容部と、前記収容部の内側に向かって突出し前記嵌合方向に延びる誤嵌合防止リブと、が設けられ、
前記第二ハウジングには、前記誤嵌合防止リブの突出方向に凹む嵌合凹部が設けられるとともに、前記突出方向に凹む嵌合溝を備えた誤嵌合防止部材が取り付けられ、
前記嵌合凹部は、前記嵌合方向に交差する交差方向に所定の幅を備え、前記収容部内で前記誤嵌合防止リブを受け入れ、
前記嵌合溝は、前記嵌合凹部の前記幅内で前記誤嵌合防止リブと嵌合することを特徴とする嵌合構造。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記誤嵌合防止部材は、前記第二ハウジングの前記嵌合方向の一方側の端部に取り付けられるフロントリテーナである請求項1に記載の嵌合構造。
【請求項3】
前記嵌合凹部は、前記第二ハウジングの側部に設けられ、
前記フロントリテーナは、前記第二ハウジングに対して前記交差方向に沿って着脱されることを特徴とする請求項2に記載の嵌合構造。
【請求項4】
前記第二ハウジングには、端子が前記嵌合方向に挿入されて収容される端子収容室が設けられ、
前記フロントリテーナには、外部から前記端子収容室に連通する端子挿入孔が設けられ、
前記端子挿入孔の開口縁部には、前記端子に接続される相手端子を前記端子挿入孔内に案内する傾斜面が設けられている請求項3に記載の嵌合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、嵌合構造に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
第1のハウジングと、第1のハウジングが連結方向に沿って挿入される筒状の第2のハウジングと、を備えた嵌合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のコネクタでは、第1のハウジングに誤嵌合防止リブが設けられ、第2のハウジングに誤嵌合防止リブを嵌合させる凹溝が設けられている。第1のハウジングと第2のハウジングとの接続時には、誤嵌合防止リブと凹溝とが嵌合することで、第2のハウジングに対する第1のハウジングの誤嵌合が防止されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-242416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の電気コネクタでは、誤嵌合防止リブと、凹溝と、を一対一で嵌合させることで第1のハウジングと第2のハウジングの誤嵌合防止を図ることとなる。このため、第1のハウジングの種類が変わって誤嵌合防止リブの形状や配置が異なることとなった場合、凹溝の形状や配置を変更した第2のハウジングを新たに作製する必要があり、金型の新規起工など、様々なコストが増大することとなる。
【0005】
本発明の目的は、ハウジングの作製コストを低減しつつ、誤嵌合を防止するハウジングの嵌合構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決し目的を達成するために、接続構造は、第一コネクタの第一ハウジングと、前記第一コネクタに接続される第二コネクタの第二ハウジングとを、嵌合方向に沿って嵌合する嵌合構造であって、前記第一ハウジングには、前記嵌合方向に開口し前記第二ハウジングを収容する収容部と、前記収容部の内側に向かって突出し前記嵌合方向に延びる誤嵌合防止リブと、が設けられ、前記第二ハウジングには、前記誤嵌合防止リブの突出方向に凹む嵌合凹部が設けられるとともに、前記突出方向に凹む嵌合溝を備えた誤嵌合防止部材が取り付けられ、前記嵌合凹部は、前記嵌合方向に交差する交差方向に所定の幅を備え、前記収容部内で前記誤嵌合防止リブを受け入れ、前記嵌合溝は、前記嵌合凹部の前記幅内で前記誤嵌合防止リブと嵌合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ハウジングの作製コストを低減しつつ、誤嵌合を防止するハウジングの嵌合構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施の形態に係る嵌合構造を構成する第一ハウジングの斜視図。
第一ハウジングに対応する第二ハウジングの斜視図。
第二ハウジングとフロントリテーナの分解斜視図。
第二ハウジングとサイドリテーナの分解斜視図。
図2の第二ハウジングを前側から見た正面図。
(A)は、図2の第二ハウジングを右方向から見た側面図であり、(B)は、図2の第二ハウジングを左方向から見た側面図。
嵌合した状態にある第一ハウジング及び第二ハウジングを後側から見た背面図。
(A)は、接続開始時のハウジングを図7のA-A線の位置で切断した場合の矢視断面図であり、(B)は、接続開始時のハウジングを図7のB-B線の位置で切断した場合の矢視断面図。
図8(A)の領域Aにおける部分拡大図。
(A)は、接続途中のハウジングを図7のA-A線の位置で切断した場合の矢視断面図であり、(B)は、接続途中のハウジングを図7のB-B線の位置で切断した場合の矢視断面図。
図10(B)の領域Bにおける部分拡大図。
(A)は、接続途中のハウジングを図7のA-A線の位置で切断した場合の矢視断面図であり、(B)は、接続途中のハウジングを図7のB-B線の位置で切断した場合の矢視断面図。
(A)は、接続が完了した状態のハウジングを図7のA-A線の位置で切断した場合の矢視断面図であり、(B)は、接続が完了した状態のハウジングを図7のB-B線の位置で切断した場合の矢視断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、接続構造の一実施の形態を図1~図13に基づいて説明する。なお、本実施の形態では、図面において、矢印X、矢印Y、矢印Zは、互いに直交する方向である。矢印Xは、嵌合構造1を構成する第一コネクタの第一ハウジング10と、第一コネクタに接続される第二コネクタの第二ハウジング20と、の嵌合方向を示す。本明細書では、この嵌合方向を「前後方向X」と記し、前後方向Xの一方を「前側X1」、他方を「後側X2」とする。矢印Yは、第一ハウジング10及び第二ハウジング20の幅方向を示す。幅方向は「左右方向Y」と記し、左右方向Yの一方を「左側Y1」、他方を「右側Y2」とする。矢印Zは、第一ハウジング10及び第二ハウジング20の高さ方向を示す。この高さ方向は、前後方向Xに交差する交差方向である。交差方向は「上下方向Z」と記し、上下方向Zの一方を「上側Z1」、他方を「下側Z2」とする。なお、これら方向の定義は、あくまでも説明の便宜のためのものであり、実際の使用状態における第一ハウジング10及び第二ハウジング20の方向を限定するものではない。
【0010】
嵌合構造1は、第一ハウジング10と第二ハウジング20とを、前後方向Xに沿って嵌合するための構造である。図1は、本発明の一実施形態に係る第一ハウジング10の斜視図である。第一ハウジング10は、第一コネクタとしてのオスコネクタを構成する。第一ハウジング10は、樹脂製の材料等を用いて矩形箱状に形成されている。第一ハウジング10の内部には、前後方向Xに延びて後側X2に開口する収容部11が形成されている。収容部11は、第二ハウジング20を収容する部分であり、略直方体状の空間で構成されている。第一ハウジング10の上側Z1の壁面には、下側Z2に向かって突出する第一位置決め突起12が形成されている。第一位置決め突起12は、左右方向Yに間隔をあけて2個形成されている。第一位置決め突起12は、第二ハウジング20の後述する位置決め溝21に嵌合する突起であり、この嵌合によって第一ハウジング10に対する第二ハウジング20の、左右方向Yの位置が決まることとなる。
(【0011】以降は省略されています)
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