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公開番号2024134108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044221
出願日2023-03-20
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20240926BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子の温度上昇を抑制できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、電気自動車等の車体に取り付けられ、充電スタンドなどに備わった充電プラグと嵌合されて車載バッテリを充電するためのものである。コネクタ1は、一端側に雌ねじ部32が形成され、他端側に雌型の嵌合部31が形成された端子3と、電線2の端末に接続され、端子3の一端に重ねられた丸形端子6と、丸形端子6に重ねられた蓄熱材7と、蓄熱材7のボルト挿通孔71及び丸形端子6のボルト挿通孔61aを通された状態で雌ねじ部32に螺合して、端子3、丸形端子6、及び蓄熱材7を共締めしたボルト9と、これらを収容したハウジング4と、を備えている。コネクタ1に充電プラグが嵌合されて充電が開始されると、嵌合部31等から発熱が生じるが、この熱が丸形端子6を介して蓄熱材7に蓄熱されることで端子3の温度上昇が抑制される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
一端側に雌ねじ部が形成された端子と、
電線の端末に接続され、前記端子の一端に重ねられた丸形端子と、
前記丸形端子に重ねられた蓄熱材と、
前記蓄熱材に形成されたボルト挿通孔及び前記丸形端子に形成されたボルト挿通孔を通された状態で前記雌ねじ部に螺合して、前記端子、前記丸形端子、及び前記蓄熱材を共締めしたボルトと、
これらを収容したハウジングと、を備えている
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
一端側に雌ねじ部が形成された第2の端子と、
電線の端末に接続された第2の丸形端子と、
前記第2の丸形端子に接続され、前記第2の端子の一端に重ねられたバスバと、
前記バスバに重ねられた第2の蓄熱材と、
前記第2の蓄熱材に形成されたボルト挿通孔及び前記バスバに形成されたボルト挿通孔を通された状態で前記雌ねじ部に螺合して、前記第2の端子、前記バスバ、及び前記第2の蓄熱材を共締めした第2のボルトと、を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記蓄熱材は、前記第2の蓄熱材よりも体積が小さく、前記第2の蓄熱材よりも単位体積あたりの熱容量が大きな材質で構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車、ハイブリッド自動車等の車体には、当該車体に搭載されたバッテリを充電するためのコネクタが取り付けられている(例えば特許文献1参照)。このコネクタは、充電スタンドなどに備わった充電プラグと嵌合されるものであり、電線の端末に接続された端子と、端子を収容したハウジングと、を備えている。このようなコネクタは、「充電インレット」と呼称されることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-77573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記コネクタにおいては、バッテリの大容量化や充電時間短縮のニーズにより大電流化が進んでおり、充電を行う際、充電プラグとの接点部や電線との接続部などの抵抗が高い部位からの発熱により端子の温度が急激に上昇してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、端子の温度上昇を抑制できるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、一端側に雌ねじ部が形成された端子と、電線の端末に接続され、前記端子の一端に重ねられた丸形端子と、前記丸形端子に重ねられた蓄熱材と、前記蓄熱材に形成されたボルト挿通孔及び前記丸形端子に形成されたボルト挿通孔を通された状態で前記雌ねじ部に螺合して、前記端子、前記丸形端子、及び前記蓄熱材を共締めしたボルトと、これらを収容したハウジングと、を備えていることを特徴とするコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、端子の温度上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。
図1のコネクタの正面図である。
図2中のA-A線に沿った断面図である。
本発明の第2実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。
図4のコネクタの側面図である。
図5中のB-B線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第1実施形態にかかる「コネクタ」について、図1~3を参照して説明する。
【0010】
図1~3に示すコネクタ1は、電気自動車、ハイブリッド自動車等の車体に取り付けられるものであり、充電スタンドなどに備わった充電プラグと嵌合されて車載バッテリを充電するためのものである。本コネクタ1は、「充電インレット」と呼称されることもある。
(【0011】以降は省略されています)

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