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公開番号2024125893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023034015
出願日2023-03-06
発明の名称電気接続箱ユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240911BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】搭載スペースを削減可能な電気接続箱ユニットを提供すること。
【解決手段】電気接続箱ユニット100は、第1接続部30が設けられた第1電気接続箱1と、第1接続部30と電気的に接続される第2接続部30aが設けられ、第1電気接続箱1と接続される第2電気接続箱2と、を備える。第1接続部30は、ボルト4と、一端が第1電気接続箱1の内部の電子部品に接続されて他端がボルト4に締結固定される第1バスバ5aと、を有し、第2接続部30aは、一端が第2電気接続箱2の内部の電子部品に接続されて他端がボルト4に締結固定される第2バスバ5bと、を有する。電気接続箱ユニット100は、第1バスバ5a及び第2バスバ5bがボルト4に共締めされることで、互いに電気的に接続される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1接続部が設けられた第1電気接続箱と、
前記第1接続部と電気的に接続される第2接続部が設けられ、前記第1電気接続箱と接続される第2電気接続箱と、
を備えた電気接続箱ユニットであって、
前記第1接続部は、
ボルトと、一端が前記第1電気接続箱の内部の電子部品に接続されて他端が前記ボルトに締結固定される第1バスバと、を有し、
前記第2接続部は、
一端が前記第2電気接続箱の内部の電子部品に接続されて他端が前記ボルトに締結固定される第2バスバと、を有し、
当該電気接続箱ユニットは、
前記第1バスバ及び前記第2バスバが前記ボルトに共締めされることで、互いに電気的に接続される、
電気接続箱ユニット。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱ユニットであって、
前記第1電気接続箱は、
前記電子部品を収容する収容空間を有する第1フレームを有し、
前記第1接続部は、
前記第1フレームの側壁部の外方から突出するように設けられて、前記第1バスバを保持するバスバ保持部と、
前記バスバ保持部の突出端に一体に設けられて、前記ボルトを保持するボルト保持部と、を有し、
前記第2電気接続箱は、
前記電子部品を収容する収容空間を有する第2フレームを有し、
前記第2接続部は、
前記第2フレームの側壁部から外方に突出するように設けられて、前記第2バスバを保持するバスバ保持部を有する、
電気接続箱ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両に搭載されるとともにリレー等の電子部品が収容される収容空間を有するリレーボックス等の電気接続箱(以下、「従来電気接続箱」ともいう。)が提案されている。このような電気接続箱は、搭載される車両の車種やオプションの仕様等の種々の条件に対応して、複数個搭載されることがある。この場合、例えば、一の電気接続箱と他の電気接続箱とは、電線を介して互いに接続されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-190616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の電気接続箱同士の接続では、いわゆる太物電線が用いられることが多く、電線の屈曲性を確保するため、電線余長が必要になる。このため、電気接続箱同士が隣接搭載される場合には、電線の配索が煩雑化したり電線の搭載スペースを確保したりする必要がある。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、搭載スペースを削減可能な電気接続箱ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱ユニットは、下記を特徴としている。
第1接続部が設けられた第1電気接続箱と、
前記第1接続部と電気的に接続される第2接続部が設けられ、前記第1電気接続箱と接続される第2電気接続箱と、
を備えた電気接続箱ユニットであって、
前記第1接続部は、
ボルトと、一端が前記第1電気接続箱の内部の電子部品に接続されて他端が前記ボルトに締結固定される第1バスバと、を有し、
前記第2接続部は、
一端が前記第2電気接続箱の内部の電子部品に接続されて他端が前記ボルトに締結固定される第2バスバと、を有し、
当該電気接続箱ユニットは、
前記第1バスバ及び前記第2バスバが前記ボルトに共締めされることで、互いに電気的に接続される、
電気接続箱ユニットであること。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、第1電気接続箱と第2電気接続箱とが、第1バスバ及び第2バスバを介して電気的に接続される。これにより、従来のように電線を介して電気接続箱同士を接続する場合に比べ、電線の配索スペースを確保する必要がなく、車両等における電気接続箱ユニットの搭載スペースを削減できる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る電気接続箱ユニットを示す斜視図である。
図2は、第1電気接続箱と第2電気接続箱との分解斜視図である。
図3は、第1電気接続箱の要部分解斜視図である。
図4は、第1電気接続箱の接続部を上方からみた斜視図である。
図5は、図4のA-A断面図である。
図6は、第2電気接続箱の要部分解斜視図である。
図7は、第2電気接続箱の要部分解斜視図である。
図8は、図1のB-B断面図であって、接続部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る電気接続箱ユニット100について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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