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公開番号2024168681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085557
出願日2023-05-24
発明の名称防水コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングへのフロントホルダの良好な組付け性を確保しつつ、取付け穴への挿入状態における良好なシール性を維持させることが可能な防水コネクタを提供する。
【解決手段】端子13を収容するハウジング20と、ハウジング20の外周に取り付けられて相手方間口である筐体1の取付け穴2との間をシールする環状のパッキン40と、ハウジング20の先端側に取り付けられてパッキン40を位置決めするフロントホルダ70と、を有する防水コネクタ11において、パッキン40およびフロントホルダ70は、ハウジング20のうち取付け穴2に挿入される嵌挿部23に装着され、フロントホルダ70は、ハウジング20の嵌挿部23の外周に係合する係止部77を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端子を収容するハウジングと、前記ハウジングの外周に取り付けられて相手方間口との間をシールする環状のパッキンと、前記ハウジングの先端側に取り付けられて前記パッキンを位置決めするフロントホルダと、を有する防水コネクタにおいて、
前記パッキンおよび前記フロントホルダは、前記ハウジングのうち相手方間口に挿入される嵌挿部に装着され、
前記フロントホルダは、前記ハウジングの前記嵌挿部の外周に係合する係止部を有する、
防水コネクタ。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記ハウジングの前記嵌挿部は、外周に係止孔を有し、
前記フロントホルダの前記係止部は、前記係止孔に係合する爪部を有する、
請求項1に記載の防水コネクタ。
【請求項3】
前記パッキンは、外周における少なくとも一部が前記フロントホルダによって覆われる、
請求項1または請求項2に記載の防水コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防水コネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、筐体の取付け穴との間をシールする第1パッキン及び第2パッキンが、取付け穴に嵌挿される嵌挿部に装着されるハウジングを有する防水コネクタが開示されている。この防水コネクタでは、第2パッキンの離脱を規制するフロントホルダがハウジングの嵌挿部の前端部に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-107498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記の防水コネクタは、フロントホルダがハウジングの嵌挿部の前面で係合して取り付けられる構造であるため、嵌挿部を筐体の取付け穴に挿入した状態であっても、フロントホルダがハウジングから外れるおそれがある。フロントホルダがハウジングから外れると、フロントホルダによるパッキンの位置規制ができなくなり、パッキンが脱落してシール性の低下を招くおそれがある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングへのフロントホルダの良好な組付け性を確保しつつ、取付け穴への挿入状態における良好なシール性を維持させることが可能な防水コネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
【0007】
端子を収容するハウジングと、前記ハウジングの外周に取り付けられて相手方間口との間をシールする環状のパッキンと、前記ハウジングの先端側に取り付けられて前記パッキンを位置決めするフロントホルダと、を有する防水コネクタにおいて、
前記パッキンおよび前記フロントホルダは、前記ハウジングのうち相手方間口に挿入される嵌挿部に装着され、
前記フロントホルダは、前記ハウジングの前記嵌挿部の外周に係合する係止部を有する、防水コネクタ。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ハウジングへのフロントホルダの良好な組付け性を確保しつつ、取付け穴への挿入状態における良好なシール性を維持させることが可能な防水コネクタを提供できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、筐体に取付けられる本実施形態に係る防水コネクタの斜視図である。
図2は、フロントホルダを取り外した状態の防水コネクタの斜視図である。
図3は、筐体に取付けられた本実施形態に係る防水コネクタの挿入方向に沿う縦断面図である。
図4は、フロントホルダのハウジングへの取付け側から視た斜視図である。
図5は、ハウジングの係止孔とフロントホルダの係止部との係合箇所の縦断面図である。
図6は、取付け穴に嵌挿部が嵌合された防水コネクタにおけるハウジングの係止孔とフロントホルダの係止部との係合箇所の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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