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公開番号2024171499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023088537
出願日2023-05-30
発明の名称照明ユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類F21S 43/19 20180101AFI20241205BHJP(照明)
要約【課題】様々な車両に対し容易に対応して用いることができる照明ユニットを提供する。
【解決手段】照明ユニット1は、第一発光素子51が取り付けられる基板5と、基板5を挟み込んで基板5と接触しコネクタ91と接続されるバスバー4と、基板5及びバスバー4を保持しコネクタ91と嵌合可能なハウジング2と、ハウジング2に対し基板5を覆うように取り付けられ第一発光素子51の光を外部へ出射可能とするケース3と、を備えて構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子が取り付けられる基板と、
前記基板を挟み込んで前記基板と接触し、車両側コネクタと接続されるバスバーと、
前記基板及び前記バスバーを保持し前記車両側コネクタと嵌合可能なハウジングと、
前記ハウジングに対し前記基板を覆うように取り付けられ、前記発光素子の光を外部へ出射可能とするケースと、を備える、
照明ユニット。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記バスバーは、
前記ハウジングの一方の端部側から前記ハウジングのバスバー収容室へ差し込まれて設置され、
前記ハウジングの一方の端部側へ延び、前記基板を挟み込んで前記基板に電気的に接続される一対の接触片と、
前記バスバーが前記バスバー収容室に設置された状態において、前記バスバー収容室の内面に形成される凹部と係合して前記バスバーを係止する係止片と、
前記バスバーが前記バスバー収容室に設置された状態において、前記バスバー収容室を通り抜け前記ハウジングの他方の端部側へ延び、前記車両側コネクタと接続される接続部と、を有する、
請求項1に記載の照明ユニット。
【請求項3】
前記ケースは、透光性材料により形成され、
前記基板は、前記発光素子を覆う遮光カバーを取り付け、
前記遮光カバーは、前記ケースから光を出射させる方向において前記発光素子を覆わず前記ケースから光を出射させない方向において前記発光素子を覆うように設けられている、
請求項1又は2に記載の照明ユニット。
【請求項4】
車両の車体部に設けられる設置部に対し収容されて用いられ、
前記ケースの外面に形成され、前記設置部に形成される被係止部に対し係止可能な係止部を備えている、
請求項1又は2に記載の照明ユニット。
【請求項5】
前記ハウジング又は前記ケースの一方に設けられ、外面から突出する係止爪と、
前記ハウジング又は前記ケースの他方に設けられ、前記ハウジングに対し前記ケースを取り付けた状態で前記係止爪と係合する係止アームと、備え、
前記係止爪と前記係止アームが適正に係合している場合、前記設置部に対し設置可能とし、
前記係止爪と前記係止アームが適正に係合していない場合、前記設置部に対し設置不能とされる、
請求項4に記載の照明ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明ユニットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、照明ユニットに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、車両に設けられ、給電部などのエネルギ供給部に対し光を照射する照明装置が知られている。この照明装置は、エネルギ供給部に隣接して表面に凹凸部を形成するパネルを設置し、このパネルに対し照明部により光を照射し、簡易な構成によりエネルギ供給部を明るく照らそうというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-088874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した照明装置にあっては、様々な車両に対して設置可能であることが望ましい。この場合、車両の仕様によっては光の色、明るさなどを異ならせる必要があるが、主要な構造部分を変更せずに対応することが望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、様々な車両に対し容易に対応して用いることができる照明ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る照明ユニットは、発光素子が取り付けられる基板と、前記基板を挟み込んで前記基板と接触し、車両側コネクタと接続されるバスバーと、前記基板及び前記バスバーを保持し前記車両側コネクタと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに対し前記基板を覆うように取り付けられ、前記発光素子の光を外部へ出射可能とするケースと、を備えて構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る照明ユニットによれば、様々な車両に対し容易に対応して用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る照明ユニットの斜視図である。
図2は、第一実施形態に係る照明ユニットの斜視図である。
図3は、第一実施形態に係る照明ユニットの分解斜視図である。
図4は、第一実施形態に係る照明ユニットのハウジング及びバスバーの説明図である。
図5は、第一実施形態に係る照明ユニットのハウジング及びバスバーの説明図である。
図6は、図4のVI-VIにおけるハウジング及びバスバーの断面図である。
図7は、第一実施形態に係る照明ユニットの基板の説明図である。
図8は、第一実施形態に係る照明ユニットにおけるハウジングとケースの取付の説明図である。
図9は、第一実施形態に係る照明ユニットにおけるハウジングとケースの取付の説明図である。
図10は、第一実施形態に係る照明ユニットの車両への設置の説明図である。
図11は、第一実施形態に係る照明ユニットの車両への設置の説明図である。
図12は、第一実施形態に係る照明ユニットの製造方法の説明図である。
図13は、第一実施形態に係る照明ユニットの設置方法の説明図である。
図14は、第一実施形態に係る照明ユニットの変形例の説明図である。
図15は、第一実施形態に係る照明ユニットの変形例の説明図である。
図16は、第二実施形態に係る照明ユニットの斜視図である。
図17は、第二実施形態に係る照明ユニットの分解斜視図である。
図18は、第二実施形態に係る照明ユニットの車両への設置の説明図である。
図19は、第二実施形態に係る照明ユニットの車両への設置の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[第一実施形態]
本実施形態は、照明ユニットに関する。なお、以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「接続方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、接続方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。接続方向Xは、ハウジングとケースの接続方向、照明ユニットの車体部への挿入方向に相当する。幅方向Yは、照明ユニットの幅方向に相当する。高さ方向Zは、照明ユニットの高さ方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が車両に搭載された状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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