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公開番号2024133842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043826
出願日2023-03-20
発明の名称パッキン貼付構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類G01D 11/28 20060101AFI20240926BHJP(測定;試験)
要約【課題】適正に光漏れ対策をしつつ、防音対策をすることができるパッキン貼付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】パッキン貼付構造1は、壁部によって区画形成された内部空間部に光源が配置される第1部品100と、第1部品100の開口部111を覆うように当該第1部品100に組み付けられる第2部品200と、第1部品100と第2部品200との間に介在するパッキン貼付領域120に貼付されるパッキン300とを備える。また、パッキン貼付領域120は、開口部111の周囲を囲う遮光領域121と、遮光領域121とは異なる平面上に位置する異音防止領域122と、遮光領域121と異音防止領域122とを繋ぎ連続させる傾斜領域123とを含んで構成され、パッキン300は、遮光領域121と傾斜領域123と異音防止領域122とに渡って一体で貼付されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
壁部によって区画形成された内部空間部に光源が配置され、前記光源からの光の出射方向に沿って開口する開口部を有する第1部品と、
前記第1部品の前記開口部を覆う状態で当該第1部品に積層させて組み付けられる第2部品と、
前記第1部品と前記第2部品との間に介在するパッキン貼付領域に貼付されるパッキンとを備え、
前記パッキン貼付領域は、前記開口部の周囲を囲う遮光領域と、前記遮光領域とは異なる平面上に位置し前記遮光領域に対して段差を有する異音防止領域と、前記遮光領域と前記異音防止領域とを繋ぎ連続させる傾斜領域とを含み、
前記パッキンは、前記遮光領域と前記傾斜領域と前記異音防止領域とに渡って一体で貼付されることを特徴とする、
パッキン貼付構造。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記パッキンは、前記遮光領域に位置する遮光部と、前記異音防止領域に位置する異音防止部と、前記傾斜領域に位置する接続部とを含む、
請求項1に記載のパッキン貼付構造。
【請求項3】
前記パッキンは、前記傾斜領域に位置し、前記傾斜領域の傾斜方向と交差する方向に形成されるスリットを有する、
請求項2に記載のパッキン貼付構造。
【請求項4】
前記光源は、車両の状況に応じて警告を表示可能なテルテールを構成するウォーニングランプである、
請求項1~3のいずれか1項に記載のパッキン貼付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パッキン貼付構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ランプハウジングと、当該ランプハウジングに形成される複数の仕切り壁と、各仕切り壁で区画された内部に装填されたウォーニングランプと、各仕切り壁に当接して位置するウォーニングレンズとを備える車両用計器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実全平04-051829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の車両用計器は、ウォーニングレンズに印刷した膨張性インキを発泡させることで、パッキンを貼り付ける構造を採用した場合と同様に光漏れを抑制することができるが、光漏れ対策に加えて防音対策できることが望まれており、その点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正に光漏れ対策をしつつ、防音対策をすることができるパッキン貼付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るパッキン貼付構造は、壁部によって区画形成された内部空間部に光源が配置され、前記光源からの光の出射方向に沿って開口する開口部を有する第1部品と、前記第1部品の前記開口部を覆う状態で当該第1部品に積層させて組み付けられる第2部品と、前記第1部品と前記第2部品との間に介在するパッキン貼付領域に貼付されるパッキンとを備え、前記パッキン貼付領域は、前記開口部の周囲を囲う遮光領域と、前記遮光領域とは異なる平面上に位置し前記遮光領域に対して段差を有する異音防止領域と、前記遮光領域と前記異音防止領域とを繋ぎ連続させる傾斜領域とを含み、前記パッキンは、前記遮光領域と前記傾斜領域と前記異音防止領域とに渡って一体で貼付されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るパッキン貼付構造は、適正に光漏れ対策をしつつ、防音対策をすることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るパッキン貼付構造を表す分解斜視図である。
図2は、本実施形態に係るパッキン貼付構造を表す断面図である。
図3は、本実施形態に係るパッキン貼付領域を表す平面図である。
図4は、本実施形態に係るパッキン貼付領域を表す模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
なお、図3、図4は、説明の便宜上、第1部品100と、当該第1部品100に組み付けられるパッキン300のみを示している。
(【0011】以降は省略されています)

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