TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024134486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023084788
出願日
2023-05-23
発明の名称
端子カバー
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/591 20210101AFI20240926BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本発明は、ヒンジが延在する方向に小型化を図りつつ、ヒンジの捩れの抑制を図った端子カバーを提供することを目的とする。
【解決手段】端子カバー1、1Aは、開口20を有するベース2と、該ベース2に設置されるカバー本体3と、該カバー本体3にヒンジ4を介して連結されてベース2の開口20を覆う回動カバー5と、ヒンジ4を軸とする回動方向Rに回動カバー5をガイドする回動ガイド機構10、100Aと、を備え、回動ガイド機構10は、回動カバー5に設けられるとともに、ベース2の内側面74R(74L)に向かって延びて形成されたガイド片110と、カバー本体3とベース2とに亘って連続して設けられているとともに、ヒンジ4を中心とする円弧状に形成されて、ガイド片110を回動方向にガイドするガイドレール12と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有するベースと、該ベースに設置されるカバー本体と、該カバー本体にヒンジを介して連結されて前記ベースの前記開口を覆う回動カバーと、前記ヒンジを軸とする回動方向に前記回動カバーをガイドする回動ガイド機構と、を備え、
前記回動ガイド機構は、前記回動カバーに設けられるとともに、前記ベースの内側面に向かって延びて形成されたガイド片と、前記カバー本体と前記ベースとに亘って連続して設けられているとともに、前記ヒンジを中心とする円弧状に形成されて、前記ガイド片を前記回動方向にガイドするガイドレールと、を備えることを特徴とする端子カバー。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ガイド片は、前記ガイドレールに向かってボス状に突出して設けられているとともに、当該ガイドレールに沿って移動するガイド突起を有し、
前記ベースは、前記回動カバーが前記ベースの前記開口を開放した開位置にある際に、前記ガイド突起を支持して前記回動カバーが前記開位置にある状態を維持するための突起受け部を有していることを特徴とする請求項1に記載の端子カバー。
【請求項3】
前記ガイド片は、前記ガイドレールに向かってボス状に突出して設けられているとともに、当該ガイドレールに沿って移動するガイド突起を有し、
前記ガイドレールは、前記ガイド突起の先端面を摺動させる第1摺動面と、該第1摺動面の周縁から立ち上がる段差形状であって前記ガイド突起の周面を摺動させる第2摺動面と、を備え、
前記第2摺動面を含む第2部位は、前記第1摺動面を含む第1部位に比して肉厚に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子カバー。
【請求項4】
前記ガイドレールは、前記第2部位の一部であって、前記第2摺動面の第1摺動面から離れた側に連続して、前記ガイド片に対向する対向面と、該対向面の周縁から立ち上がる段差形状であって前記ガイド片の先端面を摺動させる第3摺動面と、を有していることを特徴とする請求項3に記載の端子カバー。
【請求項5】
前記突起受け部は、前記回動カバーが前記開位置にある際に、前記ガイド突起を位置付ける受け面と、該受け面における前記回動方向の両側に凸に設けられているとともに前記開口から離れる方向に延在する一対の第1凸状部と、該一対の第1凸状部の前記開口の側に設けられているとともに、前記受け面に凸に設けられた第2凸状部と、を有していることを特徴とする請求項2に記載の端子カバー。
【請求項6】
前記ガイド片は、前記ガイドレールに向かってボス状に突出して設けられているとともに、当該ガイドレールに沿って移動するガイド突起を有し、
前記回動カバーが前記ベースの前記開口を覆う閉位置にある際に、前記ガイド突起を保持して前記回動カバーが前記閉位置にある状態を維持するための保持凸部を有していることを特徴とする請求項1に記載の端子カバー。
【請求項7】
前記ガイドレールは、前記ガイド突起の先端面を摺動させる第1摺動面を有し、
前記保持凸部は、前記第1摺動面から前記ガイド突起に向けて突出して設けられているとともに、各ガイド突起を内部に保持可能なU字状またはC字状の内面部を有して構成されていることを特徴とする請求項6に記載の端子カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子カバーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、バッテリポストに接続されて、バッテリからの電力を各負荷に分配するとともに、過電流が流れた際に回路を遮断するヒューズユニットが用いられる。このヒューズユニットには、その上部を覆うヒューズユニット保護カバーが組み付けられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されたヒューズユニット保護カバーは、第1カバーと、第2カバーと、第1カバーに連結されるとともに第1カバーおよび第2カバーの外面に当接する一対のガイドプレートと、係合部材と、を備える。第1カバーおよび第2カバーは、ヒンジを介して連結されており、第2カバーが第1カバーに対してヒンジを中心に相対回動可能となっている。係合部材は、ガイドプレートに設けられた円弧状のスリットと、第2カバーから突出して設けられてガイドプレートにおけるスリット内を移動するボスと、を有して構成されている。
【0004】
このようなヒューズユニット保護カバーは、一対のガイドプレートが、第1カバーおよび第2カバーを両側から挟んで支持されている。これにより、第2カバーが第1カバーに対して回動した際に、第1カバーおよび第2カバーの間に位置するヒンジの捩れが抑制されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-081913号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら従来のヒューズユニット保護カバーは、一対のガイドプレートが、第1カバーおよび第2カバーの外面に設置されていることにより、一対のガイドプレートが対向する方向(ヒンジが延在する方向)にサイズアップしてしまうとともに、各ガイドプレートの剛性不足により、第2カバーが第1カバーに対して回動した際に、ヒンジが捩れてしまう場合があった。
【0007】
本発明は、ヒンジが延在する方向に小型化を図りつつ、ヒンジの捩れの抑制を図った端子カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、開口を有するベースと、該ベースに設置されるカバー本体と、該カバー本体にヒンジを介して連結されて前記ベースの前記開口を覆う回動カバーと、前記ヒンジを軸とする回動方向に前記回動カバーをガイドする回動ガイド機構と、を備え、前記回動ガイド機構は、前記回動カバーに設けられるとともに、前記ベースの内側面に向かって延びて形成されたガイド片と、前記カバー本体と前記ベースとに亘って連続して設けられているとともに、前記ヒンジを中心とする円弧状に形成されて、前記ガイド片を前記回動方向にガイドするガイドレールと、を備えることを特徴とする端子カバーである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、ヒンジが延在する方向に小型化を図りつつ、ヒンジの捩れの抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る端子カバーを示す斜視図であり、前記端子カバーを構成する回動カバーが閉位置にある状態を示す図である。
前記端子カバーを示す斜視図であり、前記回動カバーが開位置にある状態を示す図である。
前記端子カバーを示す平面図である。
図3中のI-I線に沿う斜視断面図であって、前記回動カバーが閉位置にある状態を示す図である。
前記回動カバーが開位置にある状態を示す斜視断面図である。
前記回動カバーの内部構造を透過して示すとともに、当該回動カバーが回動する様子を示す断面図である。
前記回動カバーが開位置と閉位置との間を回動する様子を説明するための図である。
本発明の第2実施形態に係る端子カバーを示す平面図であり、前記回動カバーが開位置と閉位置との間を回動する様子を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
端子
10日前
矢崎総業株式会社
配線板
8日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
保持装置
10日前
矢崎総業株式会社
伝熱部材
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
放熱構造
15日前
矢崎総業株式会社
表示装置
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
接続端子
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
接続端子
17日前
矢崎総業株式会社
接続端子
17日前
矢崎総業株式会社
端子ユニット
17日前
矢崎総業株式会社
端子ユニット
17日前
矢崎総業株式会社
端子ユニット
17日前
矢崎総業株式会社
電源システム
10日前
矢崎総業株式会社
電源制御装置
10日前
矢崎総業株式会社
スイッチ装置
17日前
矢崎総業株式会社
車両用配線板
29日前
矢崎総業株式会社
端子挿入装置
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ装置
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ構造
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ構造
2日前
矢崎総業株式会社
表示制御装置
3日前
矢崎総業株式会社
防水コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
制御システム
2日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
9日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
15日前
矢崎総業株式会社
光伝送システム
10日前
矢崎総業株式会社
端子接合用治具
2日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
9日前
矢崎総業株式会社
バスバー製造方法
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタユニット
3日前
続きを見る
他の特許を見る