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公開番号2024129331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038470
出願日2023-03-13
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20240919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子の温度上昇を抑制できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、電気自動車、ハイブリッド自動車等の車体に取り付けられ、充電スタンドなどに備わった充電プラグと嵌合されて車載バッテリを充電するためのものである。コネクタ1は、電線2の端末に圧着された端子3と、端子3の電線圧着部32を包囲した蓄熱部材7と、ハウジング4と、シート状の伝熱部材8と、を備えている。電線圧着部32には、電線圧着時の圧着痕である凹部33が形成されている。蓄熱部材7は、互いの間に電線圧着部32を挟んだ状態で互いに組み付けられた第1蓄熱部材71及び第2蓄熱部材72を備えている。第1蓄熱部材71と電線圧着部32との間に伝熱部材8が介在しており、第2蓄熱部材72に形成された突出部76が、凹部33内に位置付けられて該凹部33に接触している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電線の端末に圧着された端子と、
前記端子の電線圧着部を包囲した蓄熱部材と、
前記端子及び前記蓄熱部材を収容したハウジングと、
シート状の伝熱部材と、を備え、
前記電線圧着部には、電線圧着時の圧着痕である凹部が形成されており、
前記蓄熱部材は、互いの間に前記電線圧着部を挟んだ状態で互いに組み付けられた第1蓄熱部材及び第2蓄熱部材を備え、
前記第1蓄熱部材と前記電線圧着部との間に前記伝熱部材が介在しており、
前記第2蓄熱部材に形成された突出部が、前記凹部内に位置付けられて該凹部に接触している
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記第1蓄熱部材及び前記第2蓄熱部材にボルトが締結されることで両者が互いに組み付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
2つの前記端子と、2つの前記蓄熱部材と、を備え、
2つの前記蓄熱部材は、前記第2蓄熱部材同士が隣接し、前記第1蓄熱部材同士が離間する向きで前記ハウジングに収容されている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車、ハイブリッド自動車等の車体には、当該車体に搭載されたバッテリを充電するためのコネクタが取り付けられている(例えば特許文献1参照)。このコネクタは、充電スタンドなどに備わった充電プラグと嵌合されるものであり、電線の端末に接続された端子と、端子を収容したハウジングと、を備えている。このようなコネクタは、「充電インレット」と呼称されることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-77573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記コネクタにおいては、バッテリの大容量化や充電時間短縮のニーズにより大電流化が進んでおり、充電を行う際、充電プラグとの接点部や電線との接続部などの抵抗が高い部位からの発熱により端子の温度が急激に上昇してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、端子の温度上昇を抑制できるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、電線の端末に圧着された端子と、前記端子の電線圧着部を包囲した蓄熱部材と、前記端子及び前記蓄熱部材を収容したハウジングと、シート状の伝熱部材と、を備え、前記電線圧着部には、電線圧着時の圧着痕である凹部が形成されており、前記蓄熱部材は、互いの間に前記電線圧着部を挟んだ状態で互いに組み付けられた第1蓄熱部材及び第2蓄熱部材を備え、前記第1蓄熱部材と前記電線圧着部との間に前記伝熱部材が介在しており、前記第2蓄熱部材に形成された突出部が、前記凹部内に位置付けられて該凹部に接触していることを特徴とするコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、端子の温度上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。
図1中のA-A線に沿った断面図である。
図2中の要部を拡大した図である。
図2のコネクタを構成する端子付き電線と蓄熱部材とゴム栓の組立体を示す斜視図である。
図4の組立体の正面図である。
図4の組立体の分解図である。
図3中のB-B線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる「コネクタ」について、図1~7を参照して説明する。
【0010】
図1,2に示すコネクタ1は、電気自動車、ハイブリッド自動車等の車体に取り付けられるものであり、充電スタンドなどに備わった充電プラグと嵌合されて車載バッテリを充電するためのものである。本コネクタ1は、「充電インレット」と呼称されることもある。
(【0011】以降は省略されています)

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