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公開番号2024133784
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043748
出願日2023-03-20
発明の名称入出力回路
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H03K 19/0175 20060101AFI20240926BHJP(基本電子回路)
要約【課題】製造効率を向上させることができる入出回路を提供する。
【解決手段】入出力回路40は、インターフェース部41と、信号線42と、抵抗器R1~R6と、ダイオードD1、D2とを備える。抵抗器R1は、一端が信号線42に接続され他端が第2電力供給部20に接続される。抵抗器R2は、抵抗器R1に並列に接続される。抵抗器R3は、一端が抵抗器R1及び抵抗器R2に接続され他端がCPU30に接続される。抵抗器R4は、一端が抵抗器R3とCPU30との間の信号線42に接続され他端がグランドに接続される。抵抗器R5は、一端がインターフェース部41と抵抗器R1との間の信号線42に接続され他端がグランドに接続される。抵抗器R6は、抵抗器R5に並列に接続される。そして、抵抗器R1、抵抗器R2、抵抗器R3、抵抗器R4、抵抗器R5、及び、抵抗器R6は、それぞれが同じ電気特性の抵抗器を用いて構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1電力供給部に接続される第1スイッチ回路又はグランドに接続される第2スイッチ回路の一方に接続されるインターフェース部と、
前記第1スイッチ回路又は前記第2スイッチ回路の前記一方のオンオフに応じて出力される信号を処理する処理部と前記インターフェース部とを接続する信号線と、
一端が前記信号線に接続され他端が第2電力供給部に接続される第1抵抗器と、
前記第1抵抗器に並列に接続される第2抵抗器と、
前記信号線上に設けられ、一端が前記第1抵抗器及び前記第2抵抗器に接続され他端が前記処理部に接続される第3抵抗器と、
一端が前記第3抵抗器と前記処理部との間の前記信号線に接続され他端がグランドに接続される第4抵抗器と、
一端が前記インターフェース部と前記第1抵抗器との間の前記信号線に接続され他端がグランドに接続される第5抵抗器と、
前記第5抵抗器に並列に接続される第6抵抗器と、
前記信号線上に設けられ、アノード端子が前記インターフェース部に接続されカソード端子が前記第5抵抗器に接続される第1ダイオードと、
前記第1ダイオードに並列に接続されアノード端子が前記第5抵抗器に接続されカソード端子が前記インターフェース部に接続される第2ダイオードと、を備え、
前記第1抵抗器、前記第2抵抗器、前記第3抵抗器、前記第4抵抗器、前記第5抵抗器、及び、前記第6抵抗器は、それぞれが同じ電気特性の抵抗器を用いて構成されていることを特徴とする入出力回路。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記第1抵抗器、前記第2抵抗器、前記第3抵抗器、前記第4抵抗器、前記第5抵抗器、及び、前記第6抵抗器は、それぞれの抵抗器を配列方向に沿って並べて配列した抵抗アレイを構成する請求項1に記載の入出力回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入出力回路に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、入出力回路として、例えば、特許文献1には、1つの端子を入力と出力に切り替えて使用できる入出力回路が記載されている。この入出力回路は、出力系信号処理回路を出力バッファの入力に接続するとともに、この出力バッファの出力を第1のコンデンサとインピーダンス整合用抵抗を介して入出力兼用端子に接続し、入出力兼用端子に第2のコンデンサを介して入力バッファを接続するとともに、入力バッファの出力を入力系信号処理回路に接続し、かつ第1のコンデンサとインピーダンス整合用抵抗との間に、入出力切り替えの信号により開閉するスイッチ手段の一端を接続するとともに、他端を接地している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-048431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の入出力回路は、例えば、入出力回路を製造する際に製造効率を向上させることが望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、製造効率を向上させることができる入出回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る入出力回路は、第1電力供給部に接続される第1スイッチ回路又はグランドに接続される第2スイッチ回路の一方に接続されるインターフェース部と、前記第1スイッチ回路又は前記第2スイッチ回路のオンオフの前記一方に応じて出力される信号を処理する処理部と前記インターフェース部とを接続する信号線と、一端が前記信号線に接続され他端が第2電力供給部に接続される第1抵抗器と、前記第1抵抗器に並列に接続される第2抵抗器と、前記信号線上に設けられ、一端が前記第1抵抗器及び前記第2抵抗器に接続され他端が前記処理部に接続される第3抵抗器と、一端が前記第3抵抗器と前記処理部との間の前記信号線に接続され他端がグランドに接続される第4抵抗器と、一端が前記インターフェース部と前記第1抵抗器との間の前記信号線に接続され他端がグランドに接続される第5抵抗器と、前記第5抵抗器に並列に接続される第6抵抗器と、前記信号線上に設けられ、アノード端子が前記インターフェース部に接続されカソード端子が前記第5抵抗器に接続される第1ダイオードと、前記第1ダイオードに並列に接続されアノード端子が前記第5抵抗器に接続されカソード端子が前記インターフェース部に接続される第2ダイオードと、を備え、前記第1抵抗器、前記第2抵抗器、前記第3抵抗器、前記第4抵抗器、前記第5抵抗器、及び、前記第6抵抗器は、それぞれが同じ電気特性の抵抗器を用いて構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る入出力回路は、複数の抵抗器が同じ電気特性の抵抗器を用いて構成されるので、製造時に抵抗器を取り替えないで済み、これにより電気特性が異なる抵抗器を用いて複数の抵抗器を構成する場合と比較して、製造効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車載用メーターの構成例を示す回路図である。
図2は、実施形態に係る抵抗アレイの構成例を示す平面図である。
図3は、比較例に係る車載用メーターの構成例を示す回路図である。
図4は、実施形態に係る抵抗器の構成例を示す平面図である。
図5は、実施形態に係るアクティブHI回路及びアクティブLO回路の動作例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。更に、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
【0010】
図面を参照しながら実施形態に係る車両用メーターMについて説明する。車両用メーターMは、車両に搭載され、当該車両に関する情報を表示するものである。車両には、図1に示すように、第1スイッチ回路としてのアクティブHI回路SW1と、第2スイッチ回路としてのアクティブLO回路SW2とが設けられている。アクティブHI回路SW1は、スイッチがオフからオンにされた場合、ハイレベルの電圧を表すハイレベル信号を出力するものであり、例えば、方向指示器の操作、ハイビームのオンオフ等を検出するために使用される。アクティブLO回路SW2は、スイッチがオフからオンにされた場合、ローレベルの電圧を表すローレベル信号を出力するものであり、例えば、ドアスイッチのオンオフ、シートベルトの着脱等を検出するために使用される。車両には、アクティブHI回路SW1に接続され、当該アクティブHI回路SW1に電圧を印加する第1電力供給部10が設けられている。車両用メーターMは、後述の入出力回路40がアクティブHI回路SW1又はアクティブLO回路SW2のいずれか一方に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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