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公開番号
2024153541
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023193000
出願日
2023-11-13
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
4/02 20060101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】伝送性能を向上させるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、1つの電線100に含まれる第1芯線102a又は第2芯線102bのいずれかを接合する接合部12を各々有する2つのインナー端子10と、2つのインナー端子10を互いに同一姿勢で1つずつ収容する、2つの並列な貫通孔23を有するインナーハウジング20とを備える。接合部12は、第1芯線102a等の側部と接触して第1芯線102a等を接合させる接合面12dを有する板状の底壁部12aを少なくとも含む。底壁部12aの幅Wは、第1芯線102a等の中心C2から接合部12において第1芯線102a等から最も離れた最大離隔部12fまでの距離Dと貫通孔23の最大断面半径rとが同一値となる場合の幅Wの寸法値よりも大きく設定される。第1芯線102a等は、レーザ溶接又はレーザ半田により接合面12dに接合される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
1つの電線に含まれる2つの配線ごとの芯線のいずれかを接合する接合部を各々有する2つの端子金具と、
2つの前記端子金具を互いに同一姿勢で1つずつ収容する、2つの並列な貫通孔を有する絶縁部材と、を備え、
前記接合部は、前記芯線の側部と接触して前記芯線を接合させる接合面を有する板状の底壁部を少なくとも含み、
前記端子金具の延伸方向に直交する幅方向での前記底壁部の幅は、前記芯線の中心から前記接合部において前記芯線から最も離れた最大離隔部までの距離と前記貫通孔の最大断面半径とが同一値となる場合の前記幅の寸法値よりも大きく設定され、
前記芯線は、レーザ溶接又はレーザ半田により前記接合面に接合される、コネクタ。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記底壁部は、平板部である、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記底壁部の前記幅は、前記接合部の前記貫通孔への収容が許容される範囲での最大値に設定される、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記接合部は、前記底壁部の前記幅方向での両端から前記接合面に垂直な高さ方向に各々突出する2つの平板状の側壁部を含む、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記高さ方向での前記接合部の最大高さは、前記接合部の前記貫通孔への収容が許容される範囲での最大値に設定される、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記端子金具の前記延伸方向では、前記側壁部の長さは、前記底壁部の長さと同一である、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記貫通孔において前記接合部が収容される部分の横断面形状は、
前記最大断面半径で規定される円形部と、
前記円形部から2つの前記貫通孔の並列方向に対して交差する1つの方向に拡張された拡張部と、を有する、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記接合部は、前記底壁部を基準として互いに対称で、かつ、互いに平行な、2つの平板状の側壁部を含み、
前記底壁部は、前記接合面での曲げ角度が鈍角となるように、前記延伸方向に沿う曲げ線を基準として対称に折り曲げられた、断面形状がV字形であるV形板部であり、
2つの前記側壁部は、それぞれ、前記底壁部の前記幅方向での両端から前記接合面が開放される側に突出する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記接合面は、前記曲げ線を含みつつ当該曲げ線を基準とした対称形状を有する曲面を含む、請求項8に記載のコネクタ。
【請求項10】
前記接合部は、前記底壁部を基準として互いに対称で、かつ、互いに平行な、2つの平板状の側壁部を含み、
前記底壁部は、前記接合面での曲げ角度が鈍角となるように、前記延伸方向に沿う曲げ線を基準として対称に折り曲げられた曲げ部であり、
2つの前記側壁部は、それぞれ、前記底壁部の前記幅方向での両端から折り返し部を介して前記接合面が開放される側に突出する、請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電線に接続された端子金具をハウジング内に収容した通信用のコネクタがある。特許文献1は、端子金具としての圧着端子に着目して、圧着部の寸法に係るクリンプハイト(C/H)又はクリンプワイド(C/W)が圧着品質の良否に影響するものとした、圧着部の評価方法に関する技術を開示している。従来の通信用のコネクタでは、特許文献1において検討されているように、端子金具として圧着端子が採用される場合が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2010/150684号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ツイストペア線に接続され、現在又は将来の高速通信規格に対応し得るコネクタを想定すると、端子金具として圧着端子を採用した場合、伝送性能を確保することが難しくなることも考えられる。圧着端子は、芯線を加締めるワイヤバレルを有するが、ワイヤバレルに芯線を圧着させた部位である圧着部におけるクリンプハイト又はクリンプワイドには、伝送性能に関係した許容範囲がある。そのため、高速通信規格に対応し得る伝送性能を確保するために、圧着端子においてワイヤバレルの形状を改変するにも、実際には上記許容範囲に基づく制約を受けて容易ではない。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、伝送性能を向上させるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るコネクタは、1つの電線に含まれる2つの配線ごとの芯線のいずれかを接合する接合部を各々有する2つの端子金具と、2つの端子金具を互いに同一姿勢で1つずつ収容する、2つの並列な貫通孔を有する絶縁部材と、を備え、接合部は、芯線の側部と接触して芯線を接合させる接合面を有する板状の底壁部を少なくとも含み、端子金具の延伸方向に直交する幅方向での底壁部の幅は、芯線の中心から接合部において芯線から最も離れた最大離隔部までの距離と貫通孔の最大断面半径とが同一値となる場合の幅の寸法値よりも大きく設定され、芯線は、レーザ溶接又はレーザ半田により接合面に接合される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、伝送性能を向上させるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る、電線に接続された状態のコネクタの斜視図である。
第1実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
アウターハウジングを取り付ける前のコネクタの斜視図である。
第1実施形態におけるインナー端子への芯線の接合を説明する図である。
図3のV-V断面に対応したコネクタの断面図である。
第2実施形態におけるインナー端子への芯線の接合を説明する図である。
第2実施形態に係るコネクタの断面図である。
第3実施形態に係るコネクタの断面図である。
第4実施形態におけるインナー端子の斜視図である。
第4実施形態におけるインナー端子の背面図である。
第4実施形態に係るコネクタの断面図である。
第4実施形態における他のインナー端子の斜視図である。
第4実施形態における他のインナー端子の背面図である。
第5実施形態におけるインナー端子の斜視図である。
第5実施形態におけるインナー端子の背面図である。
第5実施形態に係るコネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて各実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図1では、電線100に接続された状態のコネクタ1が示されている。図2は、コネクタ1の分解斜視図である。図3は、アウターハウジング40を取り付ける前のコネクタ1の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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