TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024153314
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023067126
出願日2023-04-17
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ランスの係合解除におけるランスの変形の発生を抑制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング3と、ハウジング3に収容される端子金具5と、ハウジング3の内部に弾性変形可能に設けられ、端子金具5と係合することにより端子金具5をハウジング3に保持するランス19とを備えたコネクタ1において、ランス19が、ハウジング3の外部から挿入される治具棒7による解除操作によって弾性変形され、端子金具5との係合を解除し、ハウジング3に、治具棒7がランス19を弾性変形して端子金具5との係合を解除したときに、治具棒7と当接して治具棒7による解除操作を規制する治具規制壁27を設けた。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容される端子金具と、
前記ハウジングの内部に弾性変形可能に設けられ、前記端子金具と係合することにより前記端子金具を前記ハウジングに保持するランスと、
を備え、
前記ランスは、前記ハウジングの外部から挿入される治具棒による解除操作によって弾性変形され、前記端子金具との係合を解除し、
前記ハウジングには、前記治具棒が前記ランスを弾性変形して前記端子金具との係合を解除したときに、前記治具棒と当接して前記治具棒による解除操作を規制する治具規制壁が設けられているコネクタ。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記ハウジングには、前記治具棒が回転しようとしたときに、前記治具棒と当接して前記治具棒の回転を規制する回転規制部が設けられている請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記治具規制壁は、離間して一対設けられ、
一対の前記治具規制壁の間には、弾性変形された前記ランスが配置可能となっている請求項1又は2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、ハウジングと、ハウジングに収容される端子金具と、ハウジングの内部に弾性変形可能に設けられ、端子金具と係合することにより端子金具をハウジング保持するランスとを備えている。また、ハウジングの外部からランスに向けて挿入され、ランスと係合してランスを弾性変形させることにより端子金具とランスとの係合を解除する治具棒を備えたものが知られている(特許文献1参照)。このコネクタでは、ハウジングに、治具棒がランスを弾性変形して端子金具との係合を解除したときに、ランスと当接してランスの弾性変形を規制する外側壁が設けられている。外側壁によって、ランスの弾性変形を規制することにより、ランスが塑性変形することがなく、ランスと端子金具とを安定して係合させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-297816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなコネクタでは、弾性変形したランスを、ハウジングに設けられた外側壁のような規制壁に当接させることによって、ランスの過剰な弾性変形を防止している。しかしながら、ランスを規制壁に当接させるような構造では、ランスと規制壁との当接によって、ランスに変形が発生する可能性があった。加えて、ランスと端子金具との係合が解除されても、治具棒による解除操作が継続されると、治具棒とランスとの当接によって、ランスに変形が発生する可能性があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、ランスの係合解除におけるランスの変形の発生を抑制することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングに収容される端子金具と、前記ハウジングの内部に弾性変形可能に設けられ、前記端子金具と係合することにより前記端子金具を前記ハウジングに保持するランスとを備え、前記ランスは、前記ハウジングの外部から挿入される治具棒による解除操作によって弾性変形され、前記端子金具との係合を解除し、前記ハウジングには、前記治具棒が前記ランスを弾性変形して前記端子金具との係合を解除したときに、前記治具棒と当接して前記治具棒による解除操作を規制する治具規制壁が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ランスの係合解除におけるランスの変形の発生を抑制することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るコネクタの斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの要部拡大断面図である。
本実施形態に係るコネクタの治具棒をハウジングに挿入するときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの治具棒をハウジングに挿入したときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの治具棒がランスを弾性変形させたときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの治具棒がランスを弾性変形させたときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタの端子金具をハウジングから離脱させるときの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングの断面図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングの要部拡大斜視図である。
本実施形態に係るコネクタのハウジングの要部拡大正面図である。
本実施形態に係るコネクタの端子金具の斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの治具棒の斜視図である。
本実施形態に係るコネクタの治具棒の要部拡大上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ1は、例えば、電源と機器との間、機器と機器との間など、電気部品の間を電気的に接続するために適用される。コネクタ1は、一方の電気部品に電気的に接続されている。コネクタ1は、他方の電気部品に電気的に接続された相手コネクタ(不図示)と嵌合可能となっている。コネクタ1は、相手コネクタと嵌合することにより、電気部品の間を電気的に接続する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
今日
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
保持装置
今日
矢崎総業株式会社
放熱構造
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
19日前
矢崎総業株式会社
接続端子
7日前
矢崎総業株式会社
接続端子
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
6日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
伝熱部材
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
29日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
プロテクタ
19日前
矢崎総業株式会社
グロメット
28日前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
電流センサ
29日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
1か月前
矢崎総業株式会社
電流センサ
29日前
矢崎総業株式会社
電線ホルダ
27日前
続きを見る