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公開番号
2024153245
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023067016
出願日
2023-04-17
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子金具を引き抜く作業に用いられる治具の別途の準備を不要とするコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、端子金具100を係止するランス14が形成されたハウジング10と、ハウジング10に着脱自在であり、ハウジング10に取り付けられているときに端子金具100を係止するリテーナ20とを備える。ランス14は、端子金具100の挿入方向に沿って上流側の先端部14aを自由端として延伸し、キャビティ13から離れる方向に弾性変形する形状を有する。リテーナ20は、外方に露出し、一方向に突出する治具棒部26を有する。治具棒部26は、リテーナ20がハウジング10から取り外されているときに、端子金具100の挿入方向とは反対の方向に沿ってランス14のキャビティ13に面する内面14bの側に内面14bと接触しながら入り込むことで、ランス14をキャビティ13から離れる方向に変形させる。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
端子金具を収容するキャビティを有し、当該キャビティに収容された前記端子金具を係止するランスが形成されたハウジングと、
前記ハウジングに着脱自在であり、当該ハウジングに取り付けられているときに前記キャビティに収容された前記端子金具を係止するリテーナと、を備え、
前記ランスは、前記端子金具の挿入方向に沿って上流側の先端部を自由端として延伸し、前記キャビティから離れる方向に弾性変形する形状を有し、
前記リテーナは、外方に露出し、一方向に突出する治具棒部を有し、
前記治具棒部は、前記リテーナが前記ハウジングから取り外されているときに、前記端子金具の前記挿入方向とは反対の方向に沿って前記ランスの前記キャビティに面する内面の側に当該内面と接触しながら入り込むことで、前記ランスを前記キャビティから離れる方向に変形させる、コネクタ。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記ハウジングは、前記端子金具の一部であって外方から相手端子が接続される接続部を配置する前記キャビティの先端領域を内部に有する接続端部を有し、
前記ランスは、前記接続端部に設けられ、
前記リテーナは、前記ハウジングに取り付けられているときに前記接続端部を内部空間に収容する形状を有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記治具棒部は、前記リテーナの一部が切り欠かれた切り欠き領域で、前記リテーナを構成するいずれかの壁部の延長上にある、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記切り欠き領域は、前記リテーナの前記内部空間と貫通し、
前記リテーナが前記ハウジングに取り付けられているとき、前記接続端部の一部は、前記切り欠き領域に進入する、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記治具棒部の先端の形状は、先細である、請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ランスは、前記内面に、前記端子金具が前記キャビティに収容されているときに前記端子金具の前記挿入方向に沿って前記端子金具の一部と対向する係止突部を有し、
前記治具棒部は、2つあり、
2つの前記治具棒部は、互いに離間しつつ並行に配置され、前記ランスの前記内面の側に入り込むときに、互いの間に前記係止突部を通過させつつ、前記内面において前記係止突部が形成されていない面と接触する、請求項1又は2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、治具の使用により、ハウジングのキャビティに取り付けられている端子金具を取り外し自在とするコネクタがある。特許文献1は、キャビティ内で端子金具に係合することで抜けを抑止しているランスを、外部から挿入された治具棒により変位させて係合を解除させることで、端子金具を引き抜くことができる状態とする、コネクタ用の治具に関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-297522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているような治具は、対応するコネクタごとに準備を要する。したがって、例えば、複数の種類のコネクタに対して端子金具を引き抜く作業を実施する場合、それぞれのコネクタに対応した複数の治具の製作又は購入のための費用を要するとともに、入手した複数の治具を管理するのにも手間がかかる。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、端子金具を引き抜く作業に用いられる治具の別途の準備を不要とするコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るコネクタは、端子金具を収容するキャビティを有し、キャビティに収容された端子金具を係止するランスが形成されたハウジングと、ハウジングに着脱自在であり、ハウジングに取り付けられているときにキャビティに収容された端子金具を係止するリテーナと、を備え、ランスは、端子金具の挿入方向に沿って上流側の先端部を自由端として延伸し、キャビティから離れる方向に弾性変形する形状を有し、リテーナは、外方に露出し、一方向に突出する治具棒部を有し、治具棒部は、リテーナがハウジングから取り外されているときに、端子金具の挿入方向とは反対の方向に沿ってランスのキャビティに面する内面の側に内面と接触しながら入り込むことで、ランスをキャビティから離れる方向に変形させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、端子金具を引き抜く作業に用いられる治具の別途の準備を不要とするコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るコネクタの斜視図である。
一実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
一実施形態におけるハウジングの正面図である。
図3AのIIIB部に対応したハウジングの一部拡大図である。
図3AのIV-IV部に対応したハウジングの断面図である。
一実施形態におけるリテーナの斜視図である。
一実施形態におけるリテーナの上面図である。
端子抜き作業の第1段階にあるコネクタの斜視図である。
端子抜き作業の第2段階にあるコネクタの斜視図である。
端子抜き作業の第3段階にあるコネクタの斜視図である。
端子抜き作業の第2段階にあるコネクタの正面図である。
図10のXI-XI部に対応したコネクタの断面図である。
図11のXII部に対応したコネクタの一部拡大図である。
図10のXIII-XIII部に対応した第3段階のコネクタの一部断面図である。
図11と同様の切断面による第3段階のコネクタの一部断面図である。
端子金具が引き抜かれる状態を示すコネクタの一部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて一実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、一実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図2は、コネクタ1の分解斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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