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公開番号2024126303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034597
出願日2023-03-07
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子と係止ランスとの係合時における端子とハウジングとの間のガタツキを抑制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、ハウジング3と、端子11とを備える。ハウジング3は、端子収容室21内に形成され、端子11を係止する係止ランス24を有する。係止ランス24は、係止解除部25と、端子係止部26と、係止解除部25と端子係止部26とに跨って形成される凸部27とを有する。端子11は、ランスホール41と、ランスホール41の前端側の孔縁41aに形成され、凸部27が係合する切欠凹部42と、切欠凹部42の左右一対の側部分44,44にそれぞれ形成され、端子係止部26の前端面26aに当接する突起部45とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
端子収容室を有するハウジングと、
前記端子収容室に収容される端子と、を備え、
前記ハウジングは、前記端子収容室内に形成され、前記端子を係止する係止ランスを有し、
前記係止ランスは、
前記係止ランスの前端に形成される係止解除部と、
前記係止ランスの前端部に前記係止解除部の後方に位置させて形成され、前記端子収容室の内方に向けて突出する端子係止部と、
前記係止解除部と前記端子係止部とに跨って形成される凸部と、を有し、
前記端子は、
前記端子の底壁部に形成され、前記端子係止部が係合するランスホールと、
前記ランスホールの前端側の孔縁に形成され、前記凸部が係合する切欠凹部と、
前記切欠凹部の左右一対の側部分にそれぞれ形成され、前記端子係止部の前端面に当接する突起部と、を有する、
コネクタ。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記凸部には、前端側が先細りとなるテーパ面が形成される、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記切欠凹部には、前記凸部のテーパ面に当接するテーパ面が形成される、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記凸部と前記切欠凹部との左右方向の隙間は、前記端子の外側面と前記端子収容室の内側面との左右方向の隙間よりも小さい、請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、端子収容室を有するハウジングと、端子収容室に収容される端子とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
このコネクタでは、ハウジングの端子収容室内に、端子を係止して保持する係止ランスが形成されている。このようなコネクタでは、係止ランスが、ハウジングの外部から挿入される係止解除部材で変形されることによって端子との係合が解除される。この係止ランスと端子との係合を解除することにより、例えば、メンテナンス等を行うときに、端子をハウジングから離脱させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-59773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前述のようなコネクタにおいて、端子と係止ランスとの係合時に端子とハウジングとの間でガタツキがあると、例えばコネクタを搭載した車両の走行時に、端子とハウジングとの間のガタツキによる異音が発生し得る。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、端子と係止ランスとの係合時における端子とハウジングとの間のガタツキを抑制することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係るコネクタは、端子収容室を有するハウジングと、端子収容室に収容される端子と、を備え、ハウジングは、端子収容室内に形成され、端子を係止する係止ランスを有し、係止ランスは、係止ランスの前端に形成される係止解除部と、係止ランスの前端部に係止解除部の後方に位置させて形成され、端子収容室の内方に向けて突出する端子係止部と、係止解除部と端子係止部とに跨って形成される凸部と、を有し、端子は、端子の底壁部に形成され、端子係止部が係合するランスホールと、ランスホールの前端側の孔縁に形成され、凸部が係合する切欠凹部と、切欠凹部の左右一対の側部分にそれぞれ形成され、端子係止部の前端面に当接する突起部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、端子と係止ランスとの係合時における端子とハウジングとの間のガタツキを抑制することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るコネクタの一例を示す分解斜視図である。
相手コネクタの一例を示す斜視図である。
ハウジングの一部破断斜視図である。
図3の要部拡大図である。
端子をハウジングの端子収容室に収容した状態を示す一部破断斜視図である。
図5の要部拡大図である。
端子をハウジングの端子収容室に収容した状態を示す側断面図である。
図7の要部拡大図である。
電線の端末部に接続された端子の一部破断斜視図である。
図9の要部拡大図である。
電線の端末部に接続された端子の側断面図である。
端子をハウジングの端子収容室に収容した状態を示す要部拡大の平断面図である。
図12の要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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