TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024125900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023034024
出願日2023-03-06
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240911BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】新たな機器等を追加する作業の作業性を向上可能な電気接続箱を提供すること。
【解決手段】電気接続箱1は、電子部品が取り付けられることになる内部ブロック15を格納する筒状のフレーム11と、内部ブロック15に保持されるバスバ20と、フレーム11の一方の筒端部に取り付けられるアッパカバー12と、フレーム11の他方の筒端部に取り付けられるロアカバー13と、を備える。内部ブロック15Aは、アッパカバー12に向かい合う内部ブロック15Aの所定箇所に、電子部品とバスバ20とを接続するためのキャビティ部16と、外部の電気的な負荷に繋がるコネクタ40が嵌合されてバスバ20と負荷とを電気的に接続するためのコネクタ部17と、を有し、且つ、ロアカバー13と内部ブロック15との間の空間に引き込まれることになる外部電源に繋がる電線30と、バスバ20と、を接続するための接続部を有する、ように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子部品が取り付けられることになる内部ブロックを格納する筒状のフレームと、前記内部ブロックに保持されるバスバと、前記フレームの一方の筒端部に取り付けられるアッパカバーと、前記フレームの他方の筒端部に取り付けられるロアカバーと、を備える電気接続箱であって、
前記内部ブロックは、
前記アッパカバーに向かい合う前記内部ブロックの所定箇所に、前記電子部品を取付可能であって前記電子部品と前記バスバとを電気的に接続するためのキャビティ部と、外部の電気的な負荷に繋がる電線に取り付けられたコネクタを嵌合可能であって前記負荷と前記バスバとを電気的に接続するためのコネクタ部と、を有し、
前記バスバは、
外部電源に繋がるとともに前記ロアカバーと前記内部ブロックとの間の空間に引き込まれることになる電線と、当該バスバと、を接続するための接続部を有する、
電気接続箱。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱において、
前記アッパカバー及び前記フレームの少なくとも一方は、
前記アッパカバーと前記内部ブロックとの間の空間の内外に前記負荷に繋がる前記電線を挿通させるための挿通部を、有する、
電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品が取り付けられることになる内部ブロックを格納する筒状のフレームと、内部ブロックに保持されるバスバと、フレームの一方の筒端部に取り付けられるアッパカバーと、フレームの他方の筒端部に取り付けられるロアカバーと、を備える電気接続箱に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両に搭載される電気接続箱(例えば、リレーボックス)等のように、金属板で構成されたバスバを内部ブロックに内蔵し、外部電源に繋がる端子付き電線をバスバに導通接続することで、内部ブロックに取り付けられる電子部品にバスバを介して電力を供給するように構成された電気接続箱が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-088126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の電気接続箱は、一般に、ロアカバーと内部ブロックとの間の空間に外部電源に繋がる端子付き電線を引き込み、その端子付き電線とバスバとをボルト・ナットによる締結等で接続するとともに、アッパカバーに面する内部ブロックの上面側部分に設けたキャビティに、リレーやヒューズ等の電子部品を取り付けてバスバに接続するように、構成されている。従来の電気接続箱は、一般に、ロアカバーを下にして、車両に搭載される。そのため、例えば、車両に当初は未搭載であった新たな機器等を追加して搭載する場合、その新たな機器等に電力を供給するためには、電気接続箱を車両から取り外した後にロアカバーをフレームから取り外した上で、その新たな機器等に繋がる電線をバスバに接続するといった工程が必要となる。このような工程の煩雑さに起因して、従来の電気接続箱では、新たな機器等を車両に追加する作業の作業性を向上させ難い。
【0005】
本発明の目的の一つは、新たな機器等を追加する作業の作業性を向上可能な電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、以下を特徴としている。
【0007】
電子部品が取り付けられることになる内部ブロックを格納する筒状のフレームと、前記内部ブロックに保持されるバスバと、前記フレームの一方の筒端部に取り付けられるアッパカバーと、前記フレームの他方の筒端部に取り付けられるロアカバーと、を備える電気接続箱であって、
前記内部ブロックは、
前記アッパカバーに向かい合う前記内部ブロックの所定箇所に、前記電子部品を取付可能であって前記電子部品と前記バスバとを電気的に接続するためのキャビティ部と、外部の電気的な負荷に繋がる電線に取り付けられたコネクタを嵌合可能であって前記負荷と前記バスバとを電気的に接続するためのコネクタ部と、を有し、
前記バスバは、
外部電源に繋がるとともに前記ロアカバーと前記内部ブロックとの間の空間に引き込まれることになる電線と、当該バスバと、を接続するための接続部を有する、
電気接続箱であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る電気接続箱によれば、ロアカバーと内部ブロックとの間の空間に引き込まれた外部電源に繋がる電線が、バスバに接続される。これにより、外部電源からバスバに電力が供給される。更に、アッパカバーに向かい合う内部ブロックの所定箇所(即ち、内部ブロックの上面側部分)に、電子部品とバスバとを接続するためのキャビティ部だけでなく、外部の電気的な負荷に繋がる電線に取り付けられたコネクタを嵌合可能であって負荷とバスバとを電気的に接続するためのコネクタ部が、設けられている。そのため、新たな機器等を追加する必要がない場合には、キャビティ部だけを用いて電子部品を電気接続箱に設ければよく、新たな機器等を追加する場合には、新たな機器等(即ち、外部の電気的な負荷)から延びる電線に取り付けられたコネクタをコネクタ部に嵌合すればよい。このように、本発明の電気接続箱は、従来の電気接続箱のようにロアカバーをフレームから取り外す作業を要することなく、新たな機器等とバスバとを電気的に接続できる。したがって、本発明の電気接続箱は、新たな機器等を追加する作業の作業性を向上可能である。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る電気接続箱におけるアッパカバーが分離された状態を示す斜視図である。
図2は、図1に示すフレームの上面図である。
図3は、図2のA-A断面における右側のコネクタ部の周囲を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
18日前
矢崎総業株式会社
収容箱
18日前
矢崎総業株式会社
雌端子
1か月前
矢崎総業株式会社
配線板
1日前
矢崎総業株式会社
端子台
25日前
矢崎総業株式会社
充電器
14日前
矢崎総業株式会社
充電器
14日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
18日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
24日前
矢崎総業株式会社
表示装置
28日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
無線装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
中継装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
電源装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
接続構造
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
電源装置
8日前
矢崎総業株式会社
接続構造
1か月前
続きを見る