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公開番号2024070577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181165
出願日2022-11-11
発明の名称開閉装置、搬送装置、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 5/06 20060101AFI20240516BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本発明では、開閉部の開閉動作を容易にすることを課題とする。
【解決手段】開閉する上側搬送モジュール41と、上側搬送モジュール41を開き方向へ付勢する吊り上げ機構40と、上側搬送モジュール41を閉じた状態に保持する保持部と、を有する搬送装置400であって、吊り上げ機構40は、ストロークにより付勢力の変化しない第1バネ51と、ストロークにより付勢力の変化する第2バネ52とを有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
開閉する開閉部と、
前記開閉部を開き方向へ付勢する付勢機構と、
前記開閉部を閉じた状態に保持する保持部と、を有する開閉装置であって、
前記付勢機構は、ストロークにより付勢力の変化しない第1バネと、ストロークにより付勢力の変化する第2バネとを有することを特徴とする開閉装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第1バネが巻き取り式のバネである請求項1記載の開閉装置。
【請求項3】
前記付勢機構は、前記第1バネと前記開閉部との間に、前記第1バネのストロークの変化に伴ってスライドするスライダと、前記開閉部を吊り上げる線状部材とをさらに有し、
前記スライダの前記線状部材が接続される接続面を延長した延長面に対して、前記第1バネの回転中心と前記第1バネの巻取り部分とが同じ側に設けられる請求項2記載の開閉装置。
【請求項4】
前記付勢機構は、前記第1バネと前記開閉部との間に、前記第1バネのストロークの変化に伴ってスライドするスライダと、前記開閉部を吊り上げる線状部材と、前記線状部材に当接してその延在方向を変更する当接部材とをさらに有し、
前記第1バネの回転軸の軸線方向に垂直な平面上において、前記線状部材の前記スライダと前記当接部材との間の部分を延長した延長線に対して、前記第1バネの回転中心と前記第1バネの巻取り部分とが同じ側に設けられる請求項2記載の開閉装置。
【請求項5】
前記付勢機構は、線状部材により前記開閉部を吊り上げる請求項1記載の開閉装置。
【請求項6】
前記線状部に当接し、前記線状部の延在方向を変更する当接部材を有する請求項5記載の開閉装置。
【請求項7】
前記付勢機構は、前記第1バネと前記開閉部との間に、前記第1バネのストロークの変化に伴ってスライドするスライダを有し、
前記スライダを前記第1バネあるいは前記第2バネのストローク方向にガイドするガイド部を有する請求項1記載の開閉装置。
【請求項8】
前記スライダは、軸受を介して前記ガイド部にガイドされる請求項7記載の開閉装置。
【請求項9】
前記開閉部はシートを搬送する搬送部である請求項1から8いずれか1項に記載の開閉装置を備えた搬送装置。
【請求項10】
請求項9記載の搬送装置を備えた画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉装置、搬送装置、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
シートを搬送する開閉装置としての搬送装置の一例に、画像形成装置に設けられた乾燥装置の下流側に配置され、冷却部材を有する搬送装置が存在する。
【0003】
この搬送装置は、摺動回転可能な一対の搬送ベルト同士のニップ部においてシートを挟持して回転することにより、シートを下流側へ搬送できる。また、一方の搬送ベルトが、他方の搬送ベルトに対して回転して他方の搬送ベルトから離間することで、搬送装置内を開放することができる開閉部として機能する。搬送ベルトを開くことにより、ジャム処理や内部の部材の交換が可能になる。
【0004】
例えば特許文献1(特開2022-43989号公報)の搬送装置には、上側の搬送ベルトを開き方向に付勢する引っ張りスプリングが設けられる。また、上側の搬送ベルトを下側の搬送ベルトに対して閉じた位置でロックするロック爪が設けられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
開閉装置に設けられる開閉部の重量が大きい場合には、開閉動作のために作業者が必要とする操作力が大きくなる。この点、特許文献1の構成では、引っ張りスプリングの縮み方向の付勢力により上側の搬送ベルトが開き方向に付勢されているため、開く方向の操作力を小さくできる。しかし、搬送ベルトを閉じる方向へ回転させるほど引っ張りスプリングのストロークが大きくなって開き方向への付勢力が大きくなり、搬送ベルトを閉じる際に大きな操作力を要するという問題がある。
【0006】
本発明では、開閉部の開閉動作を容易にすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、開閉する開閉部と、前記開閉部を開き方向へ付勢する付勢機構と、前記開閉部を閉じた状態に保持する保持部と、を有する開閉装置であって、前記付勢機構は、ストロークにより付勢力の変化しない第1バネと、ストロークにより付勢力の変化する第2バネとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、開閉部の開閉動作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置全体の構成を示す図である。
本発明の一実施形態に係る搬送装置の斜視図である。
図2の搬送装置の上側搬送モジュールが閉じた状態の側面図である。
図2の上側搬送モジュールの係止状態を解除した状態の側面図である。
図2の搬送装置の上側搬送モジュールが開いた状態の側面図である。
吊り上げ機構の斜視図である。
吊り上げ機構に設けられたガイド部を示す側面図である。
スライダに設けられた軸受を示す斜視図である。
他の実施形態のガイド部を示す側面図である。
他の実施形態の吊り上げ機構を示す側面図である。
他の実施形態の開閉装置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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