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公開番号2024076410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022187882
出願日2022-11-25
発明の名称構造物の製造方法
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類C09J 5/00 20060101AFI20240530BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】固定部材に被固定部材を接着する構造物を精度よく製造すること。
【解決手段】本発明に係る構造物の製造方法は、硬化特性が異なる2種以上の接着性組成物を用いて固定部材上に接着層を形成する工程と、2種以上の接着性組成物のうち、少なくとも1つの接着性組成物の硬化を進めて接着層を仮硬化状態とする工程と、仮硬化状態の接着層の表面に被固定部材を配置する工程と、被固定部材を配置した後、仮硬化状態の接着層を完全硬化させる工程と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
硬化特性が異なる2種以上の接着性組成物を用いて固定部材上に接着層を形成する工程と、
前記2種以上の接着性組成物のうち、少なくとも1つの接着性組成物の硬化を進めて前記接着層を仮硬化状態とする工程と、
仮硬化状態の前記接着層の表面に被固定部材を配置する工程と、
前記被固定部材を配置した後、仮硬化状態の前記接着層を完全硬化させる工程と、
を有する構造物の製造方法。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記接着層は、前記2種以上の接着性組成物を別々の手段で付与して形成することを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項3】
前記接着層は、前記2種以上の接着性組成物による所定のパターンが形成されるように、該接着性組成物を付与して形成することを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項4】
前記2種以上の接着性組成物は硬化速度が異なる2種以上の接着性組成物であることを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項5】
前記2種以上の接着性組成物は非相溶性の液体組成物であることを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項6】
前記接着性組成物の25℃における粘度が200mPa・s以下であることを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項7】
前記2種以上の接着性組成物は熱硬化型の接着性組成物、光硬化型の接着性組成物、および熱・光硬化型の接着性組成物からなる群から選択される2種以上であることを特徴とする請求項1に記載構造物の製造方法。
【請求項8】
仮硬化状態の前記接着層は硬化が進んだ部分とそうでない部分が共存した海島構造を有することを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項9】
前記接着層を形成する工程と、前記接着層を仮硬化状態とする工程と、を複数回繰り返して複数層からなる仮硬化状態の接着層を形成した後、被固定部材を配置することを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項10】
被固定部材が半導体チップであることを特徴とする請求項1に記載の構造物の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、インクジェット装置を用いて、光硬化性及び熱硬化性を有しかつ液状である硬化性組成物を塗布する塗布工程と、前記塗布工程後に、第1の光照射部から前記硬化性組成物に光を照射して、前記硬化性組成物の硬化を進行させて、予備硬化物膜を形成する第1の光照射工程と、前記第1の光照射工程後の前記予備硬化物膜上にて、前記塗布工程と前記第1の光照射工程とを行い、前記予備硬化物膜上に他の予備硬化物膜を形成することにより、多層の予備硬化物膜を形成する多層化工程と、前記多層化工程後に、前記多層の予備硬化物膜を加熱して前記多層の予備硬化物膜を硬化させて、硬化物膜を形成する加熱工程とを備え、前記インクジェット装置が、前記硬化性組成物が貯留されるインクタンクと、前記インクタンクと接続されておりかつ前記硬化性組成物が吐出される吐出部と、一端が前記吐出部に接続されており、他端が前記インクタンク部に接続されており、かつ内部を前記硬化性組成物が流れる循環流路部とを有し、前記塗布工程において、前記インクジェット装置内で、前記硬化性組成物を前記インクタンクから前記吐出部に移動させた後に、前記吐出部から吐出されなかった前記硬化性組成物を、前記循環流路部内を流して前記インクタンクに移動させることにより、前記硬化性組成物を循環させながら、塗布する、硬化物膜の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
5756841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
固定部材に被固定部材を接着する構造物を精度よく製造することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る構造物の製造方法は、硬化特性が異なる2種以上の接着性組成物を用いて固定部材上に接着層を形成する工程と、2種以上の接着性組成物のうち、少なくとも1つの接着性組成物の硬化を進めて接着層を仮硬化状態とする工程と、仮硬化状態の接着層の表面に被固定部材を配置する工程と、被固定部材を配置した後、仮硬化状態の接着層を完全硬化させる工程と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、固定部材に被固定部材を接着する構造物を精度よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の製造方法をフローチャートである。
本実施形態の製造方法を説明する図である。
本実施形態により形成された接着層(断面)を説明する図である。
本実施形態により形成された接着層(平面)を説明する図である。
本実施形態の一例であるパターンを示す図である。
本実施形態と比較例を比較した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
(実施の形態)
【0010】
<製造方法の概要>
以下では、本実施形態として、熱硬化型接着性組成物と光硬化型接着性組成物を用いた場合を例に説明する。図1は、本実施形態の接着層を用いた素子の製造方法について説明する図である。図に沿った形で、本願接着層を用いた素子の製造方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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