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公開番号2024077361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189418
出願日2022-11-28
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240531BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】潤滑剤による被記録媒体や装置内部の汚損を防止できると共に定着ベルトの摩耗を抑制して装置の耐久性を維持することが可能な定着装置及びこれを用いた画像形成装置を提供する。
【解決手段】無端状のベルト部材29と、ベルト部材29を加熱する加熱部材30と、ベルト部材29を走行可能に支持する支持部材32と、ベルト部材29の内周部に配置され、ベルト部材29を外方に向けて押圧する押圧部材33と、ベルト部材29を介して押圧部材33を押圧して、ベルト部材29と共に被記録媒体Sが挟持搬送される定着ニップNを形成する加圧部材35と、ベルト部材29の内面に潤滑剤を供給する供給部材31と、供給部材31に接触し、供給部材31からベルト部材29の内面に供給される潤滑剤がベルト部材29の両端部に比して中央部が多くなるように潤滑剤を整流する潤滑剤整流部材34と、を備えた定着装置15。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材を加熱する加熱部材と、
前記ベルト部材を走行可能に支持する支持部材と、
前記ベルト部材の内周部に配置され、前記ベルト部材を外方に向けて押圧する押圧部材と、
前記ベルト部材を介して前記押圧部材を押圧して、前記ベルト部材と共に被記録媒体が挟持搬送される定着ニップを形成する加圧部材と、
前記ベルト部材の内面に潤滑剤を供給する供給部材と、
前記供給部材に接触し、前記供給部材から前記内面に供給される前記潤滑剤が前記ベルト部材の両端部に比して中央部が多くなるように前記潤滑剤を整流する潤滑剤整流部材と、
を備えた定着装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
請求項1記載の定着装置において、
前記潤滑剤整流部材は前記供給部材に接触するシート部材を有し、前記シート部材は前記供給部材に接触する接触量が、幅方向の両端部で短く中央部に向かうに従い長くなることを特徴とする定着装置。
【請求項3】
請求項2記載の定着装置において、
前記シート部材は厚みが50~300μmであることを特徴とする定着装置。
【請求項4】
請求項1ないし3の何れか一つに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電子写真方式を採用した画像形成装置において、加熱部材により加熱された無端ベルトからなる定着ベルト及びこれに接触する加圧部材によって定着ニップを形成し、定着ニップにトナー像が転写された被記録媒体を通過させ、熱及び圧力により被記録媒体にトナー像を定着させる定着装置が知られている。
このような定着装置において、定着ベルトの内部に押圧部材を設けると共に加圧部材を弾性部材により構成し、定着ベルトを介して加圧部材を押圧部材に圧接させて加圧部材の弾性変形により定着ニップを形成する技術が知られており、このような定着装置は摺動定着装置と呼ばれている。この摺動定着装置では、固定された押圧部材に対して定着ベルトが摺接しながら走行移動するが、移動時における定着ベルトと押圧部材との摩擦抵抗を軽減させるため、定着ベルトの内面に潤滑剤を供給する技術が提案されている(例えば「特許文献1」、「特許文献2」、「特許文献3」、「特許文献4」、「特許文献5」参照)。
【0003】
「特許文献1」には、潤滑剤漏れを防止して加圧ベルトのスムーズな走行を可能とすべく、加圧部材及び定着部材及び加圧ベルトと、加圧ベルトの内面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、加圧ベルトの内面に摺接して潤滑剤を掻き取る一対の第1ブレード部材とを有する定着装置が開示されている。第1ブレード部材によって掻き取られた潤滑剤は、潤滑剤塗布部材によって回収される。
これにより、定着ベルト端部からの潤滑剤漏れが防止されて潤滑剤による記録用紙や装置内部の汚損が防止され、さらに掻き取った潤滑剤を潤滑剤塗布部材に戻すので長期間安定した潤滑剤塗布が可能になるとされている。
【0004】
「特許文献2」には、潤滑剤を含有させた摺動部材から潤滑剤が漏れて枯渇することを防止すべく、定着部材と熱源とニップ形成部材と摺動部材とを備え、摺動部材に潤滑剤を流す流路を形成し、流路の両側に潤滑剤を循環させる潤滑剤循環流路を接続した定着装置が開示されている。流路の一方側から漏れた潤滑剤は、潤滑剤循環流路を介して流路の他方側へ供給される。
これにより、摺動部材に含有される潤滑剤の枯渇をなくすことができるとされている。
【0005】
「特許文献3」には、定着ベルトの摺動方向と同じ向きに形成された繊維凹溝方向を有する摺動シートを備え、潤滑剤循環部材がニップ部の上流側の摺動シートに供給する潤滑剤を保持すると共に、定着ベルトに潤滑剤を供給してニップ部の下流側に供給する定着装置が開示されている。
これにより、定着ベルトの両端部からの潤滑剤の流出が防止され、定着ベルトの摺動性が向上して移動時におけるトルク上昇を防止でき、定着装置の高寿命化を図ることができるとされている。
【0006】
「特許文献4」には、定着ベルトの幅方向端部から潤滑剤が漏出することを抑制すべく、定着ベルトとニップ形成部材と加圧部材と潤滑剤含浸部材とを備え、潤滑剤含浸部材は、定着ベルトの内周面に接触する接触部と、接触部のベルト移動方向上流側に設けられた非接触部とを有する定着装置が開示されている。
これにより、定着装置の外部に潤滑剤が漏出することを抑制できるとされている。
【0007】
「特許文献5」には、ベルト部材に保持された潤滑剤が両端部側へと偏ることを抑制すべく、回動部材とベルト部材とベルトガイド部材とを備え、ベルトガイド部材のベルト部材との当接面に、ベルト部材の回動方向上流側から下流側に向けて、ベルト部材の幅方向中央部に向けて傾けて形成された複数の溝を有する定着装置が開示されている。
これにより、ベルト部材の円滑な回動性を確保でき長期にわたり高品質な画像を形成できると共に、潤滑剤の外部への漏洩を抑制でき光沢に優れた定着画像の形成を維持できるとされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の摺動定着装置では、ベルト内面と押圧部材とが摺動しているため、ベルト内面に供給された潤滑剤が押圧部材のベルト走行方向上流側端部で堰き止められ、堰き止められた潤滑剤が押圧部材の端部に沿ってベルト幅方向に移動し、少しずつベルト外部に漏出して被記録媒体や装置内部に付着して、被記録媒体や装置内部が汚損されるという問題点がある。また、潤滑剤の流出によりベルト内面の潤滑剤が不足し、ベルト内面と押圧部材との摺動抵抗が増加して装置の故障の原因となるという問題点がある。
【0009】
「特許文献1」に開示された技術では、第1ブレード部材によって定着ベルト端部からの潤滑剤漏れが防止され、潤滑剤による被記録媒体や装置内部の汚損を防止することができるとされているが、第1ブレード部材によって定着ベルトの摩耗が促進され、装置の耐久性が低下するという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決し、潤滑剤による被記録媒体や装置内部の汚損を防止できると共に定着ベルトの摩耗を抑制して装置の耐久性を維持することが可能な定着装置及びこれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1記載の発明は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を加熱する加熱部材と、前記ベルト部材を走行可能に支持する支持部材と、前記ベルト部材の内周部に配置され、前記ベルト部材を外方に向けて押圧する押圧部材と、前記ベルト部材を介して前記押圧部材を押圧して、前記ベルト部材と共に被記録媒体が挟持搬送される定着ニップを形成する加圧部材と、前記ベルト部材の内面に潤滑剤を供給する供給部材と、前記供給部材に接触し、前記供給部材から前記内面に供給される前記潤滑剤が前記ベルト部材の両端部に比して中央部が多くなるように前記潤滑剤を整流する潤滑剤整流部材と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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