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公開番号2024077981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190255
出願日2022-11-29
発明の名称シート給送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 3/12 20060101AFI20240603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ブロワファンが完全停止するまでにかかる時間を短縮することを目的とする。
【解決手段】開示の一態様に係るシート給送装置は、直列接続された複数のブロワファンを有する送風手段と、前記複数のブロワファンの動作を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数のブロワファンのそれぞれが相互に異なるタイミングで動作を停止するように制御することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
直列接続された複数のブロワファンを有する送風手段と、
前記複数のブロワファンの動作を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記複数のブロワファンのそれぞれが相互に異なるタイミングで動作を停止するように制御する、シート給送装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記送風手段は、前記複数のブロワファンのそれぞれが有する回転羽根を回転させ、
前記制御手段は、前記複数のブロワファンのうち、停止タイミングが遅い方の前記ブロワファンにおける前記回転羽根の回転数を、前記ブロワファンの動作の停止を制御する期間以外の期間における前記回転羽根の回転数に対して異ならせることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
エアの流路を開閉するシャッタ手段を更に有し、
前記制御手段は、前記複数のブロワファンのうちの少なくとも一方の動作を停止する際、前記送風手段での送風を停止するよう、前記シャッタ手段を閉じることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記流路の一部を閉じるよう前記シャッタ手段を制御することで、前記送風手段の風量を調整することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記ブロワファンの回転羽根が完全停止してから前記シャッタ手段を開けることを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項6】
更に、シートを積載するトレイを有し、
前記制御手段は、前記ブロワファンの回転羽根の回転中、前記シャッタ手段を閉じた後、前記トレイのロックを解除することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項7】
前記送風手段は、前記送風手段内の圧力を検知するための気圧センサを有し、
前記制御手段は、前記気圧センサからの出力信号に基づき、前記シャッタ手段の開閉を制御することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記送風手段は、前記複数のブロワファンのうち、少なくとも停止タイミングが早い方の前記ブロワファンの回転羽根の回転数を検知する回転数検知手段を有し、
前記制御手段は、前記回転数検知手段からの出力信号に基づき、停止タイミングが遅い方の前記ブロワファンの回転羽根の回転数を制御して、双方の前記ブロワファンの完全停止を早めることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
【請求項9】
請求項1又は2に記載のシート給送装置を有する画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シート給送装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
複数のブロワファンを直列に接続した構成のファンユニットを用いて、トレイに積載されたシートを吸着搬送するシート給送装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、ブロワファンには、完全停止した後でなければ再び動作できないものがある。このブロワファンを有するシート給送装置では、ブロワファンが完全停止するまで次のシート給送ができず、シート給送の生産性が低下する場合がある。
【0004】
開示の技術は、ブロワファンが完全停止するまでにかかる時間を短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の技術の一態様に係るシート給送装置は、直列接続された複数のブロワファンを有する送風手段と、前記複数のブロワファンの動作を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数のブロワファンのそれぞれが相互に異なるタイミングで動作を停止するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
開示の技術によれば、ブロワファンが完全停止するまでにかかる時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す模式図である。
第1実施形態の給紙装置の内部構造を示す斜視図である。
第1実施形態の給紙装置のファンユニットの斜視図である。
第1実施形態のファンユニットの第1吸引ファン及び第2吸引ファンの構成例を示す模式図である。
第1実施形態の吸引機構によって用紙が吸引される状態を示す斜視図である。
第1実施形態の制御部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態の制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態の第2吸引ファンの回転羽根に、第1吸引ファンからのエアが送風される状態を示す模式図である。
第1実施形態のファンユニットの動作の一例を説明するためのフローチャートである。
第1実施形態の変形例1の吸引機構の斜視図である。
第1実施形態の変形例1の制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態の変形例1のシャッタ機構の動作の一例を説明するフローチャートである。
第1実施形態の変形例1の給紙トレイのロックを解除する際の動作の一例を説明するフローチャートである。
第1実施形態の変形例2のファンユニットの斜視図である。
第1実施形態の変形例2の制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態の変形例3の吸引機構の斜視図である。
第1実施形態の変形例3の制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明の実施形態について説明する。各図面において、同一構成部には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
<第1実施形態>
[画像形成装置1の全体構成]
図1を参照して、第1実施形態に係る画像形成装置1の全体構成を説明する。図1は、画像形成装置1の構成例を示す模式図である。図1に示されるように、本実施形態の画像形成装置1は、電子写真式のカラー画像形成装置であって、画像形成部11と、画像読取装置12と、給紙装置13と、排紙装置14とを有する。ただし、画像形成装置1は、電子写真式に限られず、インクジェット式であってもよい。なお、給紙装置13は、「シート給送装置」の一例である。
【0010】
画像形成部11は、レーザースキャナユニット、感光ドラム、現像器、定着部等を有する。画像読取装置12は、原稿の画像を読み取ると共に、読み取った画像信号を画像形成部11のレーザースキャナユニットに出力する。
(【0011】以降は省略されています)

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