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公開番号2024069552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2024042603,2022539924
出願日2024-03-18,2020-07-30
発明の名称印刷品質管理システムおよび印刷品質管理方法
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類B41F 15/12 20060101AFI20240514BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷状態の不良の発生を低減可能な印刷品質管理システムおよび印刷品質管理方法を開示する。
【解決手段】印刷品質管理システムは、事前処理部を備える。事前処理部は、基板に印刷されたはんだの印刷状態の測定結果を取得し、取得した測定結果が印刷状態の不良を判断する際の検査閾値よりも厳しく設定される予備閾値を超え且つ予め設定された実行条件を充足したときに、印刷状態の不良が生じたときに実行すべき対処処理を事前に実行させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
基板に印刷されたはんだの印刷状態の測定結果を取得し、取得した前記測定結果が前記印刷状態の不良を判断する際の検査閾値よりも厳しく設定される予備閾値を超え且つ予め設定された実行条件を充足したときに、前記印刷状態の不良が生じたときに実行すべき対処処理を事前に実行させる事前処理部を備える印刷品質管理システム。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記予備閾値と、前記実行条件に含まれるパッド数および基板数とを設定可能な設定部を備え、
前記事前処理部は、前記予備閾値を超えた前記測定結果が、設定された前記パッド数および設定された前記基板数、連続して生じたときに前記対処処理を実行させる請求項1に記載の印刷品質管理システム。
【請求項3】
前記事前処理部は、マスクの開口部を介して前記基板に印刷された前記はんだの前記印刷状態の前記測定結果を取得し、
前記対処処理は、前記測定結果が前記予備閾値を超えた前記開口部のクリーニングを含み、
前記開口部の前記クリーニングは、複数のクリーニング方法のうちの少なくとも一つが含まれる請求項1または請求項2に記載の印刷品質管理システム。
【請求項4】
基板に印刷されたはんだの印刷状態の測定結果を取得し、取得した前記測定結果が前記印刷状態の不良を判断する際の検査閾値よりも厳しく設定される予備閾値を超え且つ予め設定された実行条件を充足したときに、前記印刷状態の不良が生じたときに実行すべき対処処理を事前に実行させる事前処理工程を備える印刷品質管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、印刷品質管理システムおよび印刷品質管理方法に関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の印刷検査装置では、マスクプレートを撮像した撮像結果を認識処理することにより、マスクプレートに設けられた各パターン孔の位置と形状を示すマスク開口データを求める処理を行う。マスク開口データは、印刷検査のための検査用データとして用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-058298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印刷状態の不良が判断される前に、印刷状態の不良が生じたときに実行すべき対処処理を事前に実施して、印刷状態の不良の発生を低減したいという要請がある。
【0005】
このような事情に鑑みて、本明細書は、印刷状態の不良の発生を低減可能な印刷品質管理システムおよび印刷品質管理方法を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、事前処理部を備える印刷品質管理システムを開示する。前記事前処理部は、基板に印刷されたはんだの印刷状態の測定結果を取得し、取得した前記測定結果が前記印刷状態の不良を判断する際の検査閾値よりも厳しく設定される予備閾値を超え且つ予め設定された実行条件を充足したときに、前記印刷状態の不良が生じたときに実行すべき対処処理を事前に実行させる。
【0007】
また、本明細書は、事前処理工程を備える印刷品質管理方法を開示する。前記事前処理工程は、基板に印刷されたはんだの印刷状態の測定結果を取得し、取得した前記測定結果が前記印刷状態の不良を判断する際の検査閾値よりも厳しく設定される予備閾値を超え且つ予め設定された実行条件を充足したときに、前記印刷状態の不良が生じたときに実行すべき対処処理を事前に実行させる。
【発明の効果】
【0008】
上記の印刷品質管理システムによれば、印刷状態の不良の発生を低減することができる。印刷品質管理システムについて上述されていることは、印刷品質管理方法についても同様に言える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
対基板作業ラインの構成例を示す構成図である。
印刷機の構成例を示す一部断面図である。
印刷品質管理システムの制御ブロックの一例を示すブロック図である。
印刷品質管理システムによる制御手順の一例を示すフローチャートである。
設定画面の一例を示す模式図である。
表示装置の出力例を示す模式図である。
対象開口部の画像の表示例を示す模式図である。
設定画面の他の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.実施形態
1-1.対基板作業ラインWMLの構成例
対基板作業ラインWMLでは、基板90に所定の対基板作業を行う。本実施形態の対基板作業ラインWMLは、印刷機WM1および印刷検査機WM2を備えていれば良く、対基板作業ラインWMLを構成する対基板作業機WMの種類および数は、限定されない。図1に示すように、本実施形態の対基板作業ラインWMLは、印刷機WM1、印刷検査機WM2、部品装着機WM3、リフロー炉WM4および外観検査機WM5の複数(5つ)の対基板作業機WMを備えており、基板90は、基板搬送装置によって、この順に搬送される。
(【0011】以降は省略されています)

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