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公開番号2024038627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022142786
出願日2022-09-08
発明の名称搬送装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類B41J 2/185 20060101AFI20240313BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷媒体を安定して吸引搬送するとともに、ミストによる画質の劣化を防止することができる搬送装置を提供する。
【解決手段】
印刷媒体Pを吸着して搬送する搬送ベルト11と、搬送ベルト11によって搬送される印刷媒体P上に載置される可撓性を有するシート部材30であって、印刷媒体Pに液滴を吐出する吐出部の周囲に対応する搬送ベルト11上の範囲を覆うシート部材30とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
印刷媒体を吸着して搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送される印刷媒体上に載置される可撓性を有するシート部材であって、前記印刷媒体に液滴を吐出する吐出部の周囲に対応する前記搬送部上の範囲を覆うシート部材とを備えた搬送装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記シート部材が、前記吐出部から吐出された液滴を通過させる孔を有する請求項1記載の搬送装置。
【請求項3】
前記シート部材の前記搬送方向の上流側の端部を保持する保持部を有し、
前記保持部が、前記シート部材の上流側の端部から延びる部分を撓ませて傾斜させることによって、前記シート部材が前記搬送部の搬送面に向けて付勢するように前記シート部材を保持する請求項1記載の搬送装置。
【請求項4】
前記シート部材と前記搬送部の間を前記印刷媒体が通過し、
前記シート部材の前記印刷媒体と接する面に凹凸が形成されている請求項1記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷媒体を搬送する搬送装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、紙またはフィルムなどからなる印刷媒体を搬送しつつ、インクジェットヘッドから印刷媒体に対してインクを吐出して印刷を施すインクジェット印刷装置が提案されている。
【0003】
このようなインクジェット印刷装置における印刷媒体の搬送装置として、搬送ベルトを用いた搬送装置が提案されている。具体的には、搬送ベルトの印刷媒体の搬送面の裏側の面に吸引ファンを設け、吸引ファンの回転によって搬送ベルトに形成された多数の吸引孔に負圧を発生させ、これにより搬送ベルトに印刷媒体を吸着させる搬送装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-280321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上述したような吸引搬送方式では負圧を生成するための吸引ファンの出力によって、印刷媒体を吸着する力(吸着力)が決まる。印刷媒体が搬送面から離れないように安定して印刷媒体を搬送するためには高い吸着力が求められるため、吸引ファンの出力はできるだけ高い出力であることが望ましい。
【0006】
しかしながら、吸引ファンの出力を高くした場合、搬送ベルトの上面に吸引による風(吸引風)が発生し、ファンの出力が高いほど、吸引風の速度は大きくなる。吸引搬送ではインク吐出時に発生するミスト(主滴以外の微小インク滴)が、上述した吸引風によって流されて、主滴とは離れた位置に着弾する現象が発生し、画像がぼやけて見える画像劣化が発生する。図11は、吸引風によって流されるミストを説明するための図である。
【0007】
また、吸引風の速度が大きくなると、ミストが流される距離が大きくなり、主滴からより離れた位置にミストが着弾するため、画像品質のさらなる劣化が生じる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑み、印刷媒体を安定して吸引搬送することができるとともに、ミストによる画質の劣化を防止することができる搬送装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の搬送装置は、印刷媒体を吸着して搬送する搬送部と、搬送部によって搬送される印刷媒体上に載置される可撓性を有するシート部材であって、印刷媒体に液滴を吐出する吐出部の周囲に対応する搬送部上の範囲を覆うシート部材とを備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明の搬送装置によれば、吸着搬送される印刷媒体上に載置される可撓性を有するシート部材であって、吐出部の周囲に対応する搬送部上の範囲を覆うシート部材を設けるようにしたので、印刷媒体を安定して吸引搬送することができるとともに、ミストによる画質の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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