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公開番号2023064343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-11
出願番号2021174575
出願日2021-10-26
発明の名称感熱記録材料
出願人三菱製紙株式会社
代理人
主分類B41M 5/46 20060101AFI20230501BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】赤外線レーザーの照射により高コントラストな画像が得られ、画像部の可視光透過濃度によって赤外線レーザーの照射量を最適化することが可能な感熱記録材料を提供する。
【解決手段】光透過性支持体上に、該光透過性支持体に近い側から赤外線吸収色素を含有する赤外線吸収層と、非感光性の有機銀塩と還元剤及び一般式(1)~(4)で示される化合物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する感熱記録層と、保護層とを少なくともこの順に有する感熱記録材料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
光透過性支持体上に、該光透過性支持体に近い側から赤外線吸収色素を含有する赤外線吸収層と、非感光性の有機銀塩と還元剤及び一般式(1)~(4)で示される化合物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する感熱記録層と、保護層とを少なくともこの順に有する感熱記録材料。
JPEG
2023064343000007.jpg
180
85
(一般式(1)中、nは2~7の整数を表す。一般式(2)中、R

は水素原子、またはメチル基を表す。一般式(3)および一般式(4)中、R

~R

は水素原子、メチル基、またはメトキシ基を表す。)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、赤外線レーザーの照射により画像を形成することができる感熱記録材料に関し、特に版下材料の作製に好適な感熱記録材料に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
版下材料の作製に用いられる高画質な画像記録方法として、ハロゲン化銀感光材料を用いた湿式処理の画像形成方法が長く一般的に用いられてきた。しかしながら、湿式処理の画像形成方法では現像液や定着液等の廃液処理が必要で環境負荷が大きいことから、湿式処理を必要としない乾式の画像形成方法が種々検討されている。ハロゲン化銀感光材料を用いた湿式処理の画像形成方法と同等の、高いコントラストを得ることができる乾式の画像形成方法としては、支持体上に感熱記録層を有する感熱記録材料にサーマルヘッドあるいは赤外線レーザーを用いて画像形成する方法が挙げられる。その中でも、高密度記録、高画質記録ができる観点から、赤外線レーザーを用いた感熱記録方式が優位である。
【0003】
赤外線レーザーの照射により画像を形成する感熱記録材料としては、例えば特開平6-194781号公報(特許文献1)に高濃度の画像を記録できる、熱的に還元可能な銀源、銀イオン用還元剤、約500~1100nmの波長範囲のレーザーを吸収する染料、及び重合性結合剤を含有する感熱記録材料が開示されている。
【0004】
このような感熱記録材料を版下材料として使用する場合、透過濃度計を用いて画像部の紫外光透過濃度を測定することで、赤外線レーザーの照射量を最適化することが一般的である。しかしながら、近年では紫外光透過濃度を測定可能な、市販されている透過濃度計は限られており、赤外線レーザーの照射量を最適化することが困難になる場合があった。また現在市販されている透過濃度計では、可視光透過濃度のみを測定可能なものがより一般的であることから、可視光透過濃度を測定することで紫外光透過濃度を測定した場合と同じように赤外線レーザーの照射量を最適化できることが望まれていた。
【0005】
既存技術における感熱記録材料では、色調剤(トナー)の添加によって、形成する画像の色調と濃度を調整できることが記載されている。例えば上述した特許文献1では、常套のトナーとしてフタラジノン、フタラジン、及びフタルイミドが挙げられており、特開2019-215385号公報(特許文献2)では、感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩及び還元剤を含有する画像形成層と非感光性層とを有し、色調剤としてフタラジノン類とフタル酸類を含有する熱現像感光材料が記載され、特開2004-358972号公報(特許文献3)では、許容可能なニュートラルな像色調を示す非感光性のサーモグラフィ記録材料として、支持体上に非感光性のカルボン酸の銀塩、還元剤、および特定の結合剤を含む感光性要素を有するサーモグラフィ記録材料が記載され、色調剤としてフタラジノン、フタラジノン誘導体等を含有することが記載されている。また特開平9-127644号公報(特許文献4)では、赤外レーザーでアドレス化可能な画像形成要素が記載されており、該画像形成要素ではカルボン酸のような極性基が銀金属画像のモルホロジーに影響を及ぼすことで階調を改良することができることから、高温での開裂反応によりカルボン酸を生じる、特定の繰り返し単位を有するポリマーを含有することができる旨記載されている。
【0006】
しかしながら、上述した文献に記載される感熱記録材料では、紫外光透過濃度は赤外線レーザーの照射量が増加するに伴って増加するが、可視光透過濃度はほとんど変化しないため、可視光透過濃度を用いて赤外線レーザーの照射量を最適化することは困難であった。
【0007】
他方、特開平10-29377号公報(特許文献5)には、有機銀塩、現像剤、水溶性バインダー、及び赤外線吸収色素として特定のメロシアニン化合物を含有する感熱層を設けてなる赤外レーザー用感熱記録材料が記載され、熱カブリ防止や画像形成後のバックグラウンドの安定化の観点から、安定剤としてカルボン酸類を含有することができる旨記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平6-194781号公報
特開2019-215385号公報
特開2004-358972号公報
特開平9-127644号公報
特開平10-29377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、赤外線レーザーの照射により高コントラストな画像が得られ、画像部の可視光透過濃度によって赤外線レーザーの照射量を最適化することが可能な感熱記録材料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題は、以下の発明により解決される。
光透過性支持体上に、該光透過性支持体に近い側から赤外線吸収色素を含有する赤外線吸収層と、非感光性の有機銀塩と還元剤及び一般式(1)~(4)で示される化合物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する感熱記録層と、保護層とを少なくともこの順に有する感熱記録材料。
(【0011】以降は省略されています)

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