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公開番号2024067759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178079
出願日2022-11-07
発明の名称搬送装置、搬送システム、搬送方法、及び搬送プログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65H 7/08 20060101AFI20240510BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】被搬送体に予め情報を記録したり、搬送系に情報を読み取るスキャナを設けたりすることなく、種々の形状の被搬送体を搬送することができる。
【解決手段】シート状の被搬送体を搬送する搬送部と、搬送中の被搬送体を検知する第1の検知部と、第1の検知部からの出力に基づいて被搬送体の搬送異常を検知する第2の検知部と、被搬送体の形状に関する入力情報に基づいて、第1の検知部からの出力のうち、搬送異常の検知に用いる出力タイミングを決定する決定部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シート状の被搬送体を搬送する搬送部と、
搬送中の前記被搬送体を検知する第1の検知部と、
前記第1の検知部からの出力に基づいて前記被搬送体の搬送異常を検知する第2の検知部と、
前記被搬送体の形状に関する入力情報に基づいて、前記第1の検知部からの出力のうち、前記搬送異常の検知に用いる出力タイミングを決定する決定部と、を備える、
搬送装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記入力情報に基づいて、前記被搬送体の搬送可否を判定する判定部と、
前記判定部が、前記被搬送体の搬送が不可であると判定すると、前記被搬送体の搬送が不可であることの通知を出力する通知部と、を更に備える、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記決定部は、
前記判定部が前記被搬送体の搬送が可能であると判定すると、前記入力情報に基づいて、前記搬送部への前記被搬送体の推奨されるセット方向を、前記出力タイミングとともに決定し、
前記通知部は、
前記決定部が決定した前記セット方向を案内する通知を出力する、
請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記第2の検知部は、
前記第1の検知部からの出力に基づいて、前記被搬送体の搬送方向における先端側の縁部と、前記被搬送体の搬送方向に直交する方向における前記第1の検知部の配置位置と、の交点を前記被搬送体の先端部として検出する、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記第2の検知部は、
前記第1の検知部からの出力に基づいて、前記被搬送体の搬送方向における後端側の縁部と、前記被搬送体の搬送方向に直交する方向における前記第1の検知部の配置位置と、の交点を前記被搬送体の後端部として検出する、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記第2の検知部は、
前記被搬送体の搬送方向における前記後端部より手前の第1の位置から、前記第1の検知部からの出力のモニタリングを少なくとも開始し、前記第1の検知部からの出力がオフしてから所定期間が経過すると、前記被搬送体の前記後端側の縁部が前記第1の検知部の検知位置を通過したと判定する、
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記第2の検知部は、
前記被搬送体の搬送方向における先端部より後方であって前記第1の位置より手前の第2の位置から、前記第1の位置までの間の部分が、前記第1の検知部の検知位置を通過中は、前記第1の検知部からの出力のモニタリングを行わない、
請求項6に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記入力情報は、
前記被搬送体の前記後端側の縁部のうち、前記被搬送体の搬送方向において最後方となる部分の、前記後端部に対する位置情報を含み、
前記第2の検知部は、
前記被搬送体の搬送方向における前記後端部より手前の第1の位置から、前記第1の検知部からの出力のモニタリングを開始し、前記第1の検知部からの出力がオフすると、前記被搬送体の搬送速度と、前記第1の検知部により検知される前記後端部の位置と、前記入力情報に含まれる前記最後方となる部分の前記位置情報と、により算出される第1の期間を超えて、前記第1の検知部からの出力がオフの期間が継続した場合には、前記最後方となる部分が前記第1の検知部の検知位置を通過したと判定する、
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項9】
前記入力情報は、
前記被搬送体の前記後端側の縁部のうち、前記被搬送体の搬送方向において最後方となる部分の、前記後端部に対する位置情報と、
前記被搬送体の搬送方向における前記後端部より手前の第1の位置から、前記最後方となる部分までの区間と少なくとも一部が重なる第2の位置に、前記第1の検知部により検知されない穴部を有することの情報と、を含み、
前記第2の検知部は、
前記被搬送体の前記第1の位置から前記第1の検知部からの出力のモニタリングを開始し、前記第1の検知部からの出力がオフすると、
前記被搬送体の搬送速度と、前記第1の検知部により検知される前記後端部の位置と、前記入力情報に含まれる前記最後方となる部分の前記位置情報と、により算出される第1の期間と、
前記被搬送体の搬送速度および前記入力情報に含まれる前記穴部の搬送方向の幅により算出される第2の期間と、のうち、
いずれか長い方の期間を超えて、前記第1の検知部からの出力がオフの期間が継続した場合には、前記最後方となる部分が前記第1の検知部の検知位置を通過したと判定する、
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項10】
所定の画像データに基づいて、前記被搬送体に画像を形成する画像形成部を更に備え、
前記画像データは前記入力情報に含まれており、
前記被搬送体はシート状の印刷媒体であり、
前記搬送部は、前記画像形成部を経由させて前記印刷媒体を搬送する、
請求項1に記載の搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置、搬送システム、搬送方法、及び搬送プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
定型から外れた規格の印刷媒体に画像形成を行うこと等を目的として、シート状の被搬送体を搬送する搬送装置が知られている。例えば特許文献1には、印刷媒体に予め記録した情報を利用して、印刷媒体の搬入姿勢を検知することが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1の技術では、印刷媒体等の被搬送体に、予め所定の情報を記録しておく必要がある。この場合、搬送装置の搬送系には所定の情報を読み取るスキャナ等を設けることも必要となる。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被搬送体に予め情報を記録したり、搬送系に情報を読み取るスキャナを設けたりすることなく、種々の形状の被搬送体を搬送することができる搬送装置、搬送システム、搬送方法、及び搬送プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、シート状の被搬送体を搬送する搬送部と、搬送中の前記被搬送体を検知する第1の検知部と、前記第1の検知部からの出力に基づいて前記被搬送体の搬送異常を検知する第2の検知部と、前記被搬送体の形状に関する入力情報に基づいて、前記第1の検知部からの出力のうち、前記搬送異常の検知に用いる出力タイミングを決定する決定部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、被搬送体に予め情報を記録したり、搬送系に情報を読み取るスキャナを設けたりすることなく、種々の形状の被搬送体を搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態にかかる画像形成システムの構成を示す図である。
図2は、実施形態にかかるホスト装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態にかかるホスト装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図4は、実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態にかかる画像形成装置が備えるコントローラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図6は、実施形態にかかる画像形成装置が備える検知センサの一例を示す図である。
図7は、実施形態にかかる画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図8は、実施形態にかかるホスト装置において、画像処理プログラムにより表示される画面の一例を示す図である。
図9は、実施形態にかかるホスト装置において生成される版データの構造の一例を示す図である。
図10は、実施形態にかかるホスト装置において生成される版データの他の例を示す図である。
図11は、実施形態にかかる画像形成装置が搬送パラメータを決定する方法について説明する模式図である。
図12は、実施形態にかかるホスト装置における印刷ジョブの生成処理の手順の一例を示すフロー図である。
図13は、実施形態にかかる画像形成装置における画像形成処理の手順の一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明を実施するための最良の形態を、図面に従って詳細に説明する。
【0009】
(画像形成システムの構成例)
図1は、実施形態にかかる画像形成システム1の構成を示す図である。図1に示すように、実施形態の画像形成システム1は、搬送システムの一例であり、用紙その他の印刷対象の媒体であって、長方形以外の外形を有していたり、穴等を有していたりする定型外の媒体を含む印刷媒体を搬送して印刷することが可能に構成されている。
【0010】
画像形成システム1は、ホスト装置10、DFE(Digital Front End)20、画像形成装置30、及びサーバ40を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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