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公開番号2024061065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168760
出願日2022-10-21
発明の名称コネクタ嵌合構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/641 20060101AFI20240425BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】嵌合保証部材を備えたコネクタ嵌合構造において、ガタ付きを抑制する。
【解決手段】コネクタ嵌合構造1は、互いに嵌合する雄コネクタ2及び雌コネクタ3を備えている。雌コネクタ3には嵌合保証部材9が備わっている。コネクタ嵌合構造1は、雄コネクタ2及び雌コネクタ3の嵌合状態かつ嵌合保証部材9が嵌合保証位置に位置付けられた状態で、上係止部95の突起96と上係止突起46との間に雌側係止部75の前端部76が挟み込まれている。このことにより、雄ハウジング4と雌ハウジング7と嵌合保証部材9との間の前後方向のガタ付きが抑制される。また、ショートばね6がショート解除部73に弾性接触して雌ハウジング7を上方に押圧している。このことにより、雄ハウジング4と雌ハウジング7と嵌合保証部材9との間の上下方向のガタ付きが抑制される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
互いに嵌合する雄コネクタ及び雌コネクタを備え、
前記雄コネクタは、雄ハウジングと、一対の雄端子と、ショートばねと、を備え、
前記雄ハウジングは、雄側係止突起を備え、
前記ショートばねは、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの非嵌合状態で前記一対の雄端子に弾性接触し、
前記雌コネクタは、雌ハウジングと、一対の雌端子と、前記雌ハウジングに移動可能に組み付けられた嵌合保証部材と、を備え、
前記雌ハウジングは、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの嵌合時に前記一対の雄端子と前記ショートばねとの間に挿入されるショート解除部と、前記雄側係止突起に係止して前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの嵌合状態を維持する雌側係止部と、を備え、
前記嵌合保証部材は、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの嵌合前は初期位置に位置付けられ、嵌合後は前記雄コネクタに近い嵌合保証位置に移動可能であり、
前記嵌合保証部材は、前記嵌合保証位置に移動する際に前記雌側係止部を乗り越えて前記嵌合保証位置にて前記雄側係止突起との間に前記雌側係止部を挟み込む嵌合保証部材側係止部を備えている
ことを特徴とするコネクタ嵌合構造。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記雄ハウジングは、前記嵌合保証位置に位置付けられた前記嵌合保証部材に当接して該嵌合保証部材を前記初期位置側に押圧するガタ抑え用弾性片を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ嵌合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、嵌合保証部材を備えたコネクタ嵌合構造に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
互いに嵌合する雄コネクタ及び雌コネクタの嵌合構造において、雌コネクタに嵌合保証部材が備わったものが公知である(特許文献1を参照)。
【0003】
上記嵌合保証部材は、初期位置と嵌合保証位置とにわたって雌コネクタのハウジングに移動可能に組み付けられており、嵌合保証位置にあることをもって雄コネクタと雌コネクタとの完全嵌合を保証する部材である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-46636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記嵌合保証部材を備えたコネクタ嵌合構造においては、完全嵌合状態で、雄ハウジングと雌ハウジングと嵌合保証部材との間でガタ付きが生じ易いという問題があった。なお、このガタ付きは、端子接点部の摺動摩耗の原因となり好ましくなかった。
【0006】
そこで、本発明は、嵌合保証部材を備えたコネクタ嵌合構造において、ガタ付きを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、互いに嵌合する雄コネクタ及び雌コネクタを備え、前記雄コネクタは、雄ハウジングと、一対の雄端子と、ショートばねと、を備え、前記雄ハウジングは、雄側係止突起を備え、前記ショートばねは、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの非嵌合状態で前記一対の雄端子に弾性接触し、前記雌コネクタは、雌ハウジングと、一対の雌端子と、前記雌ハウジングに移動可能に組み付けられた嵌合保証部材と、を備え、前記雌ハウジングは、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの嵌合時に前記一対の雄端子と前記ショートばねとの間に挿入されるショート解除部と、前記雄側係止突起に係止して前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの嵌合状態を維持する雌側係止部と、を備え、前記嵌合保証部材は、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの嵌合前は初期位置に位置付けられ、嵌合後は前記雄コネクタに近い嵌合保証位置に移動可能であり、前記嵌合保証部材は、前記嵌合保証位置に移動する際に前記雌側係止部を乗り越えて前記嵌合保証位置にて前記雄側係止突起との間に前記雌側係止部を挟み込む嵌合保証部材側係止部を備えていることを特徴とするコネクタ嵌合構造である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、嵌合保証部材を備えたコネクタ嵌合構造において、ガタ付きを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態にかかるコネクタ嵌合構造を構成する雄コネクタ及び雌コネクタの斜視図である。
図1の雄コネクタの断面図である。
図1の雌コネクタの断面図であり、嵌合保証部材が初期位置に位置付けられた状態を示す図である。
図3中のA-A線に沿った断面図である。
図3の嵌合保証部材が嵌合保証位置に位置付けられた状態を示す断面図である。
図1の雄コネクタ及び雌コネクタの嵌合前の状態を示す断面図である。
図6の雄コネクタ及び雌コネクタが嵌合し、嵌合保証部材が初期位置から嵌合保証位置に移動している様子を示す断面図である。
図7の嵌合保証部材が嵌合保証位置に位置付けられた状態を示す断面図である。
本発明の第2実施形態にかかるコネクタ嵌合構造を構成する雄コネクタの斜視図である。
図9の雄コネクタを別の角度からみた斜視図である。
本発明の第2実施形態にかかるコネクタ嵌合構造を構成する雄コネクタ及び雌コネクタの嵌合前の状態を示す断面図である。
図11の雄コネクタ及び雌コネクタが嵌合し、嵌合保証部材が嵌合保証位置に位置付けられた状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の第1実施形態にかかる「コネクタ嵌合構造」について、図1~8を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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