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公開番号2024066147
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022175501
出願日2022-11-01
発明の名称収容箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H05K 5/06 20060101AFI20240508BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】パッキン部材による止水機能を確保することできる収容箱を提供すること。
【解決手段】内部に物を収容可能とし内外を連通する開口部21を有する本体部2と、本体部2に取り付けられ開口部21に対し着脱可能に設けられるカバー部3と、カバー部3に設けられ少なくとも本体部2とカバー部3の間の止水領域Sに配置され本体部2とカバー部3の間の止水を行う樹脂製のパッキン部材4とを備え、パッキン部材4は、止水領域Sと連結され止水領域Sから外れた非止水領域Nに形成され樹脂成形時において樹脂注入位置となる樹脂注入部42を有するように構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
内部に電子部品を収容可能とし、内外を連通する開口部を有する本体部と、
前記本体部に取り付けられ、前記開口部に対し着脱可能に設けられるカバー部と、
前記カバー部に設けられ、少なくとも前記本体部と前記カバー部の間の止水領域に配置され、前記本体部と前記カバー部の間の止水を行う樹脂製のパッキン部材と、を備え、
前記パッキン部材は、前記止水領域と連結され前記止水領域から外れた非止水領域に形成され、樹脂成形時において樹脂注入位置となる樹脂注入部を有する、
収容箱。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記樹脂注入部は、前記止水領域から前記カバー部の内側へ延びるように形成されている、
請求項1に記載の収容箱。
【請求項3】
前記樹脂注入部は、前記止水領域から前記カバー部の外側へ延び前記カバー部の外部表面に露出して形成されている、
請求項1に記載の収容箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収容箱に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、収容箱として、例えば、特許文献1に記載されるように、筐体に対し開閉可能な蓋体を備えた収容体が知られている。この収容体は、蓋体において筐体と当接する位置にパッキンが配置され、このパッキンにより筐体と蓋体の間の止水機能を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-25135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した収容体では、収容体の内外の止水機能が確保できないおそれがある。例えば、蓋体に設けられるパッキンを樹脂成形により製造する場合、パッキンの一部に樹脂注入跡が形成される。樹脂成形跡は、樹脂成形時のゲートをカットした跡であり、パッキンの表面上の凹凸となる。このため、パッキンに樹脂注入跡が形成されると、パッキンと筐体と間などに隙間ができるおそれがあり、筐体と蓋体の間の止水機能が十分に確保できない場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、パッキン部材の止水機能を確保できる収容箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る収容箱は、内部に電子部品を収容可能とし内外を連通する開口部を有する本体部と、本体部に取り付けられ開口部に対し着脱可能に設けられるカバー部と、カバー部に設けられ少なくとも本体部とカバー部の間の止水領域に配置され本体部とカバー部の間の止水を行う樹脂製のパッキン部材とを備え、パッキン部材は、止水領域と連結され止水領域から外れた非止水領域に形成され、樹脂成形時において樹脂注入位置となる樹脂注入部を有するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る収容箱によれば、パッキン部材の止水機能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る収容箱の分解斜視図である。
図2は、第一実施形態に係る収容箱のパッキン部材の説明図である。
図3は、図2のIII-IIIにおける収容箱の断面図である。
図4は、第一実施形態に係る収容箱の製造方法の説明図である。
図5は、第一実施形態に係る収容箱の製造方法の説明図である。
図6は、第一実施形態に係る収容箱の製造方法の説明図である。
図7は、第二実施形態に係る収容箱の分解斜視図である。
図8は、図7のVIII-VIIIにおける収容箱の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本発明の第一実施形態に係る収容箱について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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