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公開番号
2024067612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-17
出願番号
2022177818
出願日
2022-11-07
発明の名称
収容箱
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/14 20060101AFI20240510BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】止水性を確保しつつカバー部の取り付けが円滑に行える収容箱を提供すること。
【解決手段】
収容箱1は、内部に電子部品を収容可能とし内外を連通する開口部21が形成されている本体部2と、開口部21を覆って本体部2に取り付けられるカバー部3と、カバー部3に設けられ本体部2とカバー部3の間に配置され本体部2とカバー部3の間の止水を行うパッキン部材4と、を備え、パッキン部材4は、カバー部3の取付方向に沿って形成される本体部2の側壁22の側面22Aに接触して止水を行うように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に電子部品を収容可能とし、内外を連通する開口部が形成されている本体部と、
前記開口部を覆って前記本体部に取り付けられるカバー部と、
前記カバー部に設けられ、前記本体部と前記カバー部の間に配置され、前記本体部と前記カバー部の間の止水を行うパッキン部材と、を備え、
パッキン部材は、前記カバー部の取付方向に沿って形成される本体部の表面に接触して止水を行う、
収容箱。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記カバー部は、前記パッキン部材と対向する位置に形成され、前記パッキン部材との間に挿入される前記本体部を前記パッキン部材へ向けて押圧する押圧部を有する、
請求項1に記載の収容箱。
【請求項3】
前記カバー部は、前記カバー部の表面に接合され、前記パッキン部材が設けられる前記カバー部の壁部の変形を抑制する補強リブを有する、
請求項1又は2に記載の収容箱。
【請求項4】
前記カバー部は、天面部の外縁から下方へ垂下する垂下部を有し、
前記垂下部は、下部を内外に分岐させて内壁と外壁を形成し、前記内壁と前記外壁の間の溝に前記本体部を挿入させ、
前記パッキン部材は、前記内壁又は前記外壁の少なくとも一方の内側面に設けられる止水部を有し、前記止水部を前記溝に挿入される前記本体部の前記表面に接触させて止水を行う、
請求項1に記載の収容箱。
【請求項5】
前記止水部は、前記内壁又は前記外壁の一方の前記内側面にのみ形成されている、
請求項4に記載の収容箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容箱に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、収容箱として、例えば、特許文献1に記載されるように、筐体に対し開閉可能な蓋体を備えた収容体が知られている。この収容体は、蓋体において筐体と突き当たる位置にパッキンが配置され、このパッキンにより筐体と蓋体の間の止水機能を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-25135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した収容体では、止水性を高めるようとすると筐体に対する蓋体の取り付けが困難となる点で改善の余地がある。例えば、上述した収容体では、蓋体に設けられるパッキンに対し筐体を当て込んで止水性を確保しているため、高い止水性を得るためには筐体に対し蓋体を強く押し付ける必要がある。このため、筐体に対する蓋体の取り付けに強い力が必要となり、蓋体の取り付け作業が円滑に行えない。
【0005】
そこで、本発明は、止水性を確保しつつカバー部の取り付けが円滑に行える収容箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る収容箱は、内部に電子部品を収容可能とし内外を連通する開口部が形成されている本体部と、開口部を覆って本体部に取り付けられるカバー部と、カバー部に設けられ本体部とカバー部の間に配置され本体部とカバー部の間の止水を行うパッキン部材と、を備え、パッキン部材は、カバー部の取付方向に沿って形成される本体部の表面に接触して止水を行うように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る収容箱によれば、止水性を確保しつつカバー部の取り付けが円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る収容箱の分解斜視図である。
図2は、実施形態に係る収容箱のパッキン部材の説明図である。
図3は、図1のIII-IIIにおける収容箱の断面図である。
図4は、図1のIII-IIIにおける収容箱のカバー部取付時の断面図である。
図5は、比較例の説明図である。
図6は、実施形態に係る収容箱の変形例の説明図である。
図7は、実施形態に係る収容箱の変形例の説明図である。
図8は、実施形態に係る収容箱の変形例の説明図である。
図9は、実施形態に係る収容箱の変形例の説明図である。
図10は、実施形態に係る収容箱の変形例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本発明の実施形態に係る収容箱について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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