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公開番号2024062021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169754
出願日2022-10-24
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20240430BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子挿入作業による端子収容室を区画する仕切壁の破損を確実に防止することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、端子収容室12を区画する仕切壁11を有し、この仕切壁11に端子挿通孔14を形成したハウジング10と、相手側端子が接続される電気的接続部21と電線2の端末に接続される電線接続部29とを有し、ハウジング10の後方から端子収容室12に挿入される端子20と、を備え、端子20は、ハウジング10に形成された可撓性係止腕部18に係止される係止部23aと、電気的接続部21が端子挿通孔14に挿通した際に仕切壁11に当接して電気的接続部21をハウジング10の後方へ付勢する弾性片と、を有する。
【選択図】図9A
特許請求の範囲【請求項1】
端子収容室を区画する仕切壁を有し、前記仕切壁に端子挿通孔を形成したハウジングと、
相手側端子が接続される電気的接続部と電線の端末に接続される電線接続部とを有し、前記ハウジングの後方から前記端子収容室に挿入される端子と、
を備え、
前記端子は、前記ハウジングに形成された可撓性係止腕部に係止される係止部と、前記電気的接続部が前記端子挿通孔に挿通した際に前記仕切壁に当接して前記電気的接続部を前記ハウジングの後方へ付勢する弾性片と、を有するコネクタ。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記ハウジングは、前記端子収容室内で下方に突出したガイドリブを有し、
前記端子は、前記電気的接続部と前記電線接続部との間に四角筒状の本体部を有し、前記四角筒状の本体部の上壁に前記ガイドリブが挿入されるガイドスリットを有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記仕切壁は、前記端子挿通孔の下側に端子抜き治具が挿入される治具挿入開口を有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記仕切壁は、前記弾性片に対応する位置に該弾性片が収容されて当接する凹部を有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記可撓性係止腕部は、前記端子の係止部に係止される係止突起と、前記端子抜き治具の先端が当たる治具操作部と、を有する、請求項3に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
この種のコネクタとして、特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載のコネクタは、端子収容部のキャビティとフード部とを仕切る前壁(仕切壁)にタブ挿通孔が設けられたハウジングと、このハウジングの後方から前壁のタブ挿通孔にタブが挿通される雄端子と、を備えている。そして、雄端子をハウジングの後方から端子収容部のキャビティに挿入して雄端子のタブを前壁のタブ挿通孔に挿入すると、雄端子はランスに係止されて抜け止めされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-125167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来のコネクタでは、ハウジングの端子収容部への雄端子の挿入作業において、雄端子に過剰な挿入荷重(挿入力)をかけて雄端子をキャビティに挿入すると、雄端子がハウジングの前壁に当接した時の衝撃で前壁が破損してしまう虞がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、端子挿入作業による端子収容室を区画する仕切壁の破損を確実に防止することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るコネクタは、端子収容室を区画する仕切壁を有し、前記仕切壁に端子挿通孔を形成したハウジングと、相手側端子が接続される電気的接続部と電線の端末に接続される電線接続部とを有し、前記ハウジングの後方から前記端子収容室に挿入される端子と、を備え、前記端子は、前記ハウジングに形成された可撓性係止腕部に係止される係止部と、前記電気的接続部が前記端子挿通孔に挿通した際に前記仕切壁に当接して前記電気的接続部を前記ハウジングの後方へ付勢する弾性片と、を有するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、端子挿入作業による端子収容室を区画する仕切壁の破損を確実に防止することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る雄コネクタ(コネクタ)の一例の端子挿入前の状態を示す斜視図である。
上記雄コネクタの正面図である。
図2中III-III線に沿う断面図である。
図2中IV-IV線に沿う断面図である。
上記雄コネクタに用いられる雄端子(端子)の斜視図である。
上記雄コネクタに用いられる端子抜き治具の斜視図である。
端子挿入開始時の図2中VII-VII線に沿う断面図である。
図7A中B-B線に沿う断面図である。
端子挿入途中の図2中VII-VII線に沿う断面図である。
図8A中B-B線に沿う断面図である。
端子挿入完了時の図2中VII-VII線に沿う断面図である。
図9A中B-B線に沿う断面図である。
端子抜き作業開始時の図2中VII-VII線に沿う断面図である。
図10A中B-B線に沿う断面図である。
端子抜き作業中の図2中VII-VII線に沿う断面図である。
図11A中B-B線に沿う断面図である。
雌コネクタ(相手側コネクタ)の端子挿入前の状態を示す斜視図である。
上記雌コネクタに用いられる雌端子(相手側端子)の斜視図である。
上記雄コネクタと雌コネクタの嵌合状態を雌コネクタ側から見た正面図である。
図14中A-A線に沿う断面図である。
図15A中B-B線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明の実施形態に係る雄コネクタ(コネクタ)の一例の端子挿入前の状態を示す斜視図である。図2は雄コネクタの正面図である。図3は図2中III-III線に沿う断面図である。図4は図2中IV-IV線に沿う断面図である。図5は雄コネクタに用いられる雄端子(端子)の斜視図である。図6は雄コネクタに用いられる端子抜き治具の斜視図である。図7Aは端子挿入開始時の図2中VII-VII線に沿う断面図である。図7Bは図7A中B-B線に沿う断面図である。図8Aは端子挿入途中の図2中VII-VII線に沿う断面図である。図8Bは図8A中B-B線に沿う断面図である。図9Aは端子挿入完了時の図2中VII-VII線に沿う断面図である。図9Bは図9A中B-B線に沿う断面図である。図10Aは端子抜き作業開始時の図2中VII-VII線に沿う断面図である。図10Bは図10A中B-B線に沿う断面図である。図11Aは端子抜き作業中の図2中VII-VII線に沿う断面図である。図11Bは図11A中B-B線に沿う断面図である。図12は雌コネクタ(相手側コネクタ)の端子挿入前の状態を示す斜視図である。図13は雌コネクタに用いられる雌端子(相手側端子)の斜視図である。図14は雄コネクタと雌コネクタの嵌合状態を雌コネクタ側から見た正面図である。図15Aは図14中A-A線に沿う断面図である。図15Bは図15A中B-B線に沿う断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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