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公開番号2024059221
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166765
出願日2022-10-18
発明の名称煙感知器
出願人日本ドライケミカル株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/10 20060101AFI20240423BHJP(信号)
要約【課題】簡素な構成で簡易的な防爆構造とすることができ、簡易的なシールド効果を得ることができる煙感知器を提供する。
【解決手段】凹部25が形成されているホルダー17と、発光素子27と受光素子29とが設けられており、発光素子27と受光素子29とがホルダー17の底部側に位置するようにして、ホルダー17の凹部25内でホルダー17に設置されているホルダー基板19と、ホルダー17の凹部25内に設置され受光素子29を囲っている受光素子用シールド材21と、ホルダー17の凹部25内で、ホルダー基板19と凹部25の開口部31との間に充填されており、凹部25の開口部31を塞いでいる封止材23とを有する煙感知器1である。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
凹部が形成されているホルダーと、
発光素子と受光素子とが設けられており、前記発光素子と前記受光素子とが前記ホルダーの底部側に位置するようにして、前記ホルダーの凹部内で前記ホルダーに設置されているホルダー基板と、
前記ホルダーの凹部内に設置され前記受光素子を囲っている受光素子用シールド材と、
前記ホルダーの凹部内で、前記ホルダー基板と前記凹部の開口部との間に充填されており、前記凹部の開口部を塞いでいる封止材と、
を有する煙感知器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記発光素子が発した光が導かれる発光素子側導光材と、
前記発光素子側導光材から出射され散乱された光を前記受光素子まで導く受光素子側導光材と、
を有し、
前記ホルダーが底壁部と側壁部とを備えて構成されていることで、前記凹部が形成されており、
前記底壁部には、前記発光素子用の貫通孔と、前記受光素子用の第1貫通孔とが形成されており、
前記受光素子用シールド材は底板部と側板部とを備えて枡状に形成されており、前記ホルダー基板が枡状の前記受光素子用シールド材の開口部を塞ぐ態様で、前記受光素子用シールド材が前記ホルダー基板に係合しており、
前記受光素子用シールド材の底板部には、前記受光素子用の第2貫通孔が形成されており、
前記発光素子側導光材が前記発光素子用の貫通孔を貫通して前記ホルダーの凹部内から前記ホルダーの外部まで延出しており、
前記受光素子側導光材が、前記受光素子用の第1貫通孔と前記受光素子用の第2貫通孔とを貫通して前記ホルダーの凹部内から前記ホルダーの外部まで延出している請求項1に記載の煙感知器。
【請求項3】
前記ホルダーの凹部の開口部側で前記ホルダーおよび前記ホルダー基板から離れ、前記ホルダー基板に係合している第1のメイン基板と、
前記ホルダー基板から前記第1のメイン基板にわたって設置され、前記ホルダーの凹部の深さ方向で見て、前記ホルダー基板の前記受光素子近傍の部位と前記第1のメイン基板の前記受光素子近傍の部位とを囲んでいる第1の基板シールド材と、
を有する請求項1または請求項2に記載の煙感知器。
【請求項4】
枡状に形成されており、開口部が前記第1のメイン基板で塞がれるようにして、前記ホルダー基板とは反対側で、前記第1のメイン基板に係合しており、前記ホルダーの凹部の深さ方向で見て、前記第1のメイン基板の前記受光素子近傍の部位を囲んでいる第2の基板シールド材を有する請求項3に記載の煙感知器。
【請求項5】
前記受光素子用シールド材は、前記ホルダー基板の厚さ方向の一方の側で前記受光素子を囲っており、
前記ホルダー基板の厚さ方向の他方の側で前記ホルダー基板の、前記受光素子の裏側にある部位を覆っている受光素子裏側シールド材を有する請求項1または請求項2に記載の煙感知器。
【請求項6】
発光素子及び受光素子が配置されたホルダーのホルダー基板と煙チャンバーと煙感知器本体とを備え、前記煙チャンバー内の光の散乱を検出して、煙を感知する煙感知器において、
前記ホルダー基板と前記煙チャンバーとが、前記煙感知器本体の仕切壁で仕切られており、
前記発光素子の光を前記煙チャンバーに導く、前記仕切壁を貫通する透明棒状体の発光素子側導光材と、前記煙チャンバーから前記受光素子に光を導く、前記仕切壁を貫通する透明棒状体の受光素子側導光材とが、前記ホルダーに取り付けられており、
前記ホルダー内において受光素子用シールド材が前記受光素子を囲っている煙感知器。
【請求項7】
前記仕切壁で仕切られた、前記ホルダー基板が収納されている前記煙感知器本体内と前記ホルダー内の空間に、前記透明棒状体よりも屈折率が小さい封止材が充填されている請求項6に記載の煙感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、煙感知器に係り、特に、発光素子と受光素子とを用いて煙を感知するものに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、発光素子と受光素子とを用いて煙を感知する煙感知器が知られている(特許文献1参照)。従来の煙感知器では、基板に発光素子と受光素子とを設けているとともに、受光素子を電磁遮蔽のためのシールド材で覆っている。従来の煙感知器では、シールド材を基板上に直接設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5726627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
煙感知器を簡易的な防爆構造とするために樹脂等を用いて受光素子等を封止する場合がある。しかし、従来の煙感知器では、受光素子とシールド材とを暗箱内で基板上に直接設けているので、受光素子等を封止するとなると、樹脂等で構成された封止材のせき止める等をする必要があり、構造が煩雑になる。
【0005】
本発明は、簡素な構成で簡易的な防爆構造とすることができ、簡易的でありながら効果的な電磁遮蔽のシールド効果を得ることができる煙感知器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る煙感知器は、凹部が形成されているホルダーと、発光素子と受光素子とが設けられており、前記発光素子と前記受光素子とが前記ホルダーの底部側に位置するようにして、前記ホルダーの凹部内で前記ホルダーに設置されているホルダー基板と、前記ホルダーの凹部内に設置され前記受光素子を囲っている受光素子用シールド材と、前記ホルダーの凹部内で、前記ホルダー基板と前記凹部の開口部との間に充填されており、前記凹部の開口部を塞いでいる封止材とを有する煙感知器である。
【0007】
また、本発明の態様に係る煙感知器は、前記発光素子が発した光が導かれる発光素子側導光材と、前記発光素子側導光材から出射された光を前記受光素子まで導く受光素子側導光材とを有し、前記ホルダーが底壁部と側壁部とを備えて構成されていることで、前記凹部が形成されており、前記底壁部には、前記発光素子用の貫通孔と、前記受光素子用の第1貫通孔とが形成されており、前記受光素子用シールド材は底板部と側板部とを備えて枡状に形成されており、前記ホルダー基板が枡状の前記受光素子用シールド材の開口部を塞ぐ態様で、前記受光素子用シールド材が前記ホルダー基板に係合しており、前記受光素子用シールド材の底板部には、前記受光素子用の第2貫通孔が形成されており、前記発光素子側導光材が前記発光素子用の貫通孔を貫通して前記ホルダーの凹部内から前記ホルダーの外部まで延出しており、前記受光素子側導光材が、前記受光素子用の第1貫通孔と前記受光素子用の第2貫通孔とを貫通して前記ホルダーの凹部内から前記ホルダーの外部まで延出している煙感知器である。
【0008】
また、本発明の態様に係る煙感知器は、前記ホルダーの凹部の開口部側で前記ホルダーおよび前記ホルダー基板から離れ、前記ホルダー基板に係合している第1のメイン基板と、前記ホルダー基板から前記第1のメイン基板にわたって設置され、前記ホルダーの凹部の深さ方向で見て、前記ホルダー基板の前記受光素子近傍の部位と前記第1のメイン基板の前記受光素子近傍の部位とを囲んでいる第1の基板シールド材とを有する煙感知器である。
【0009】
また、本発明の態様に係る煙感知器は、枡状に形成されており、開口部が前記第1のメイン基板で塞がれるようにして、前記ホルダー基板とは反対側で、前記第1のメイン基板に係合しており、前記ホルダーの凹部の深さ方向で見て、前記第1のメイン基板の前記受光素子近傍の部位を囲んでいる第2の基板シールド材を有する煙感知器である。
【0010】
また、本発明の態様に係る煙感知器は、前記受光素子用シールド材が、前記ホルダー基板の厚さ方向の一方の側で前記受光素子を囲っており、前記ホルダー基板の厚さ方向の他方の側で前記ホルダー基板の、前記受光素子の裏側にある部位を覆っている受光素子裏側シールド材を有する煙感知器である。
(【0011】以降は省略されています)

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