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公開番号2024056036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024034581,2023006609
出願日2024-03-07,2018-02-26
発明の名称サーバ装置
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240412BHJP(信号)
要約【課題】移動体の周辺の情報をサーバ装置が取得する。
【解決手段】第1移動体の周辺の状態と地図とに基づく自動運転が可能な第1移動体から自動運転の状況を示す状況情報を受信し、第1移動体が移動した場所の状態を示す状態情報の送信が可能な第2移動体へ、状態情報の要求を送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1移動体の周辺の状態と地図とに基づく自動運転が可能な前記第1移動体から該自動運転の状況を示す状況情報を受信する状況受信部と、
前記第1移動体が移動した場所の状態を示す状態情報の送信が可能な第2移動体へ、該状態情報の要求を送信する要求部と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、移動体の自動運転に用いられる地図情報のメンテナンスのために、移動体の周辺の情報を移動体からサーバ装置へ送信する通信システムの技術分野に属する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、例えばNDT(Normal Distribution Transform)、OGM(Occupancy Grid Map)等を用いた3次元の詳細な地図情報に基づいて、自動運転を行う車両の研究開発が盛んである。例えば、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)等の、車両の周辺に存在する物体の移動体からの相対的な位置及び形状を高精度に検出するセンサを搭載した専用車両が走行中にこのセンサにより検出された情報に基づいて、地図情報が生成される。自動運転を行う車両は、この車両に搭載されたセンサにより検出された情報と地図情報とを比較して、車両の現在位置の推定を行ったり、アクセル、ブレーキ、ステアリング等を制御したりする。
【0003】
特許文献1には、車両に搭載される車載装置が、自動運転等による車両の挙動が検出されたときに、挙動が検出された旨を表す挙動検出通知信号を含む送信信号をサーバ装置へ送信し、サーバ装置が、送信信号の受信に応じて、所定条件が成立すると判定した場合、車両の状況を表す車両情報のアップロード要求を車載装置に送信することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-4445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実際の地上の状態は頻繁に変化し得るため、この変化に応じて地図情報を更新することが望まれる。そこで、一般の車両が、走行中にその車両に搭載されたセンサにより検出された情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置は、受信した情報に基づいて、地図情報を更新することが考えられる。しかしながら、センサにより検出された情報を常時サーバ装置へ送信していたのでは、通信負荷が膨大になるという問題がある。
【0006】
特許文献1には、車両の状況を表す情報の送信による通信負荷の抑制を目的とする技術は開示されているものの、車両の周辺の情報の送信による通信負荷の抑制については何ら言及されていない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、第1移動体の周辺の状態と地図とに基づく自動運転が可能な前記第1移動体から該自動運転の状況を示す状況情報を受信する状況受信部と、前記第1移動体が移動した場所の状態を示す状態情報の送信が可能な第2移動体へ、該状態情報の要求を送信する要求部と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るサーバ装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
実施例に係る通信システムの概要構成の一例を示すブロック図である。
(a)は、実施例に係るサーバ装置の概要構成の一例を示すブロック図である。(b)は、実施例に係る端末装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
実施例に係る自動運転に関する情報の送受信の一例を示す図である。
(a)は、実施例に係る情報受信処理の一例を示すフローチャートである。(b)は、実施例に係る自動運転状況情報送信処理の一例を示すフローチャートである。(c)は、実施例に係る不可能要因情報送信処理の一例を示すフローチャートである。(d)は、実施例に係る詳細情報送信処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係るサーバ装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、実施形態に係るサーバ装置1は、状況受信部1aと、要求部1bとを備える。サーバ装置1は、移動体2a及び2bと通信可能である。移動体2a及び2bの例として、自動車、自動二輪車等の車両、ドローン(または、Unmanned Aerial Vehicle)等の航空機等が挙げられる。移動体2aは、移動体2aの周辺の状態と地図とに基づく自動運転が可能である。移動体2bは、移動体2bの周辺の状態の取得が少なくとも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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