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公開番号2024055359
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162204
出願日2022-10-07
発明の名称ガススプリング用ストッパー
出願人株式会社カーメイト
代理人個人,個人
主分類E05F 3/22 20060101AFI20240411BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ガススプリングへの着脱を容易とし、かつ取り外し時の保管場所にも困ることがないガススプリング用ストッパーを提供する。
【解決手段】筒状体を長手方向に分割して得られる第1ストッパー片20と第2ストッパー片30、及びヒンジ部40とから成り、第1ストッパー片20と第2ストッパー片30にはそれぞれ、ガススプリング100を構成するロッド部102とシリンダ部104のうち、ロッド部102の先端に位置するジョイント部106に当接する第1支承片22,32と、シリンダ部104の端面に当接する第2支承片24,34と、第1支承片22,32と第2支承片24,34との間でロッド部102の側面を覆う支承片本体36と、が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ロッド部を伸長させる方向へ付勢力を生じさせるガススプリングに対する過負荷に起因した前記ロッド部の収縮動作を抑制するストッパーであって、
筒状体を長手方向に分割して得られる第1ストッパー片と第2ストッパー片、及び前記第1ストッパー片と前記第2ストッパー片の間に設けられる2つの分割面のうちの一方の分割面に沿って配置されたヒンジ部とから成り、
前記第1ストッパー片と前記第2ストッパー片にはそれぞれ、前記ガススプリングを構成する前記ロッド部とシリンダ部のうち、前記ロッド部の先端に位置するジョイント部に当接する第1支承片と、
前記シリンダ部において前記ロッド部が突出する側の端面に当接する第2支承片と、
前記第1支承片と前記第2支承片との間に配置されて前記ロッド部の側面を覆う支承片本体と、
が設けられていることを特徴とするガススプリング用ストッパー。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記第1ストッパー片と前記第2ストッパー片との間に設けられる他方の分割面を閉塞させる方向に付勢力を生じさせる付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガススプリング用ストッパー。
【請求項3】
前記支承片本体には、前記他方の分割面に対して作用する当該分割面と平行な方向に働く力を前記他方の分割面を拡開させる方向の力に変換する受け部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のガススプリング用ストッパー。
【請求項4】
前記第1ストッパー片と前記第2ストッパー片のうちの少なくとも一方には、押圧力を付加することにより前記他方の分割面を拡開させる拡開手段が備えられ、
前記拡開手段は、前記ヒンジ部よりも前記他方の分割面側に設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のガススプリング用ストッパー。
【請求項5】
前記第1ストッパー片と前記第2ストッパー片との間に、前記他方の分割面が拡開することを抑制する拡開防止手段を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のガススプリング用ストッパー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガススプリング用のストッパーに係り、特に、車両のボンネットやバックドアの開口状態を維持するために設けられている伸長方向に付勢力を生じさせるガススプリングにおける伸長状態を維持するために好適なストッパーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
取り扱いが容易で、サイズや付勢力の選択肢が豊富なガススプリングは近年、車両や家具、家電に到るまで、多くの分野において作動力を補助するための要素として用いられてきている。
【0003】
例えば車両においては、ボンネットの他、トランクやバックドアにおける開閉動作の補助にも用いられている。特に近年では、車両の居住性や積載性、利便性などの観点から、SUV(Sport Utility Vehicle)やステーションワゴン、ミニバン、及びワンボックスなど大型のバックドアを採用したハッチバック式(いわゆる跳ね上げ式)の車両が人気を博している。
【0004】
ハッチバック式の車両に適用されているバックドアは、跳ね上げ状態においてはドア本体が水平、あるいは水平よりやや上を向いた状態とされる。こうしたバックドアには様々な利用形態が考えられることから実際に、外側面に積荷用のキャリアが取り付けられたり、内側面に荷物を吊るしたりするなどの利用形態が提案、実施されてきている。
【0005】
しかし、バックドアの自重を支持しつつ、閉塞時に要する力が過大なものとならないように設計されて取り付られているガススプリングは、バックドアに後付けのキャリアを取り付けたり、多くの荷物を吊ることによって荷重が付加されると、跳ね上げ状態を維持することが困難となり、開放状態を維持できなくなる事態が生じ得る。
【0006】
このような問題を解決するために、特許文献1に開示されているようなバックドアストッパーが提案されている。特許文献1に開示されているバックドアストッパーは、ガススプリングを構成するロッド部分の外周に配置されるストッパー本体の一方の端部をジョイント固定部とし、他方の端部をシリンダ当接部とするものである。ここで、ジョイント固定部は、バックドア、あるいは車両本体に固定されているロッド部分の先端側のジョイントに固定するための要素である。また、シリンダ当接部は、ガススプリングを構成するシリンダにおけるロッド部分突出側端部に当接する要素である。そして、ストッパー本体は、バックドアを閉塞する際には、ジョイント固定部による固定状態を維持したまま、シリンダの周囲に配置可能な構成とされている。
【0007】
このような構成のバックドアストッパーであれば、バックドアに後荷重が付加された場合であってもバックドアの開放状態を維持させることが可能となり、バックドアを閉塞する際にも、バックドアストッパーを取り外す必要が無い。
【0008】
しかし、特許文献1に開示されているような構成のバックドアストッパーを取り付けるには、ガススプリングを車両から取り外さなければならない構成とされている。また、特許文献1には、ガススプリングを取り外さなくとも取り付けが可能な変形例も開示されているが、こうした変形例に開示されているタイプは、バックドアを閉塞する際にはガススプリングからバックドアストッパーを取り外す必要が生じ、取り外したバックドアストッパーを別途保管する必要が生じることとなるといった難点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2000-303736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで本発明では、ガススプリングへの着脱を容易とし、かつ取り外し時の保管場所にも困ることがなく、様々な使用形態のガススプリングへ適用することのできるガススプリング用ストッパーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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