TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162188
出願日2022-10-07
発明の名称訪問箇所計測装置、訪問箇所計測方法およびコンピュータプログラム
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240411BHJP(信号)
要約【課題】車両の訪問箇所を正確に計測することができる訪問箇所計測装置を提供する。
【解決手段】訪問箇所計測装置は、車両の移動履歴を示す動態管理データを前記車両から取得し、記憶装置に記憶させる動態管理データ取得部と、前記記憶装置に記憶されている前記動態管理データに基づいて、前記車両が所定地点で第1閾値時間以上停止している場合に、前記所定地点を前記車両の訪問箇所として計測する訪問箇所計測部とを備え、前記所定地点は、予め登録されている訪問予定箇所、および、前記車両の出発地とは住所の異なる到着地の少なくとも一方を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の移動履歴を示す動態管理データを前記車両から取得し、記憶装置に記憶させる動態管理データ取得部と、
前記記憶装置に記憶されている前記動態管理データに基づいて、前記車両が所定地点で第1閾値時間以上停止している場合に、前記所定地点を前記車両の訪問箇所として計測する訪問箇所計測部とを備え、
前記所定地点は、予め登録されている訪問予定箇所、および、前記車両の出発地とは住所の異なる到着地の少なくとも一方を含む、訪問箇所計測装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記第1閾値時間は、前記車両を利用する業者および前記車両の利用者の職種の少なくとも一方に基づいて定められる、請求項1に記載の訪問箇所計測装置。
【請求項3】
前記訪問箇所計測部は、前記車両が前記所定地点で前記第1閾値時間以上停止している場合であって、かつ、前記車両の出発地から到着地までの移動時間が第2閾値時間以上である場合に、前記所定地点を前記車両の訪問箇所として計測する、請求項1または請求項2に記載の訪問箇所計測装置。
【請求項4】
前記動態管理データに基づいて、前記車両が走行不可能な状態から走行可能な状態に変更されてから前記車両が動き出すまでの時間をアイドル時間として算出するアイドル時間算出部をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の訪問箇所計測装置。
【請求項5】
訪問箇所計測装置が、車両の移動履歴を示す動態管理データを前記車両から取得するステップと、
前記訪問箇所計測装置が、前記動態管理データに基づいて、前記車両が所定地点で第1閾値時間以上停止している場合に、前記所定地点を前記車両の訪問箇所として計測するステップとを含み、
前記所定地点は、予め登録されている訪問予定箇所、および、前記車両の出発地とは住所の異なる到着地の少なくとも一方を含む、訪問箇所計測方法。
【請求項6】
コンピュータを、
車両の移動履歴を示す動態管理データを前記車両から取得する動態管理データ取得部、および、
前記動態管理データに基づいて、前記車両が所定地点で第1閾値時間以上停止している場合に、前記所定地点を前記車両の訪問箇所として計測する訪問箇所計測部として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
前記所定地点は、予め登録されている訪問予定箇所、および、前記車両の出発地とは住所の異なる到着地の少なくとも一方を含む、コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、訪問箇所計測装置、訪問箇所計測方法およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、あらゆるモノがネットワークに繋がるIoT(Internet of Things)技術が発展しつつある。このような中、自動車に代表される車両をネットワークに接続し、車両の運行位置や状態を確認するなどの車両の動態管理サービスが提供されている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
“選ばれ続ける動態管理サービス「docoですcar NEXT」”,[online],[2022年7月14日検索],インターネット<URL: https://www.ntt.com/business/services/docodesucar/move.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の動態管理において車両の訪問箇所を計測することは、車両の運行実績を知る上で重要である。例えば、車両の管理者は、訪問箇所の計測結果と運行計画とを照らし合わせることで、運行計画に示される訪問予定箇所を訪問できていない場合には車両の運行計画を見直す等の対策を講じることができる。このため、車両の訪問箇所を正確に計測することが望まれている。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車両の訪問箇所を正確に計測することができる訪問箇所計測装置、訪問箇所計測方法およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る訪問箇所計測装置は、車両の移動履歴を示す動態管理データを前記車両から取得し、記憶装置に記憶させる動態管理データ取得部と、前記記憶装置に記憶されている前記動態管理データに基づいて、前記車両が所定地点で第1閾値時間以上停止している場合に、前記所定地点を前記車両の訪問箇所として計測する訪問箇所計測部とを備え、前記所定地点は、予め登録されている訪問予定箇所、および、前記車両の出発地とは住所の異なる到着地の少なくとも一方を含む。
【0007】
本発明は、このような特徴的な処理部を備える訪問箇所計測装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする訪問箇所計測方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして実現したりすることができる。また、訪問箇所計測装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、訪問箇所計測装置を含む運行管理システムとして実現したりすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、車両の訪問箇所を正確に計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施形態1に係る運行管理システムの全体構成を示す図である。
図2は、本開示の実施形態1に係る車載システムの構成を示すブロック図である。
図3は、本開示の実施形態1に係る運行管理装置の構成を示すブロック図である。
図4は、動態管理データ取得部による動態管理データおよび走行可能状態管理データの作成処理の一例を示すフローチャートである。
図5は、動態管理データの一例を示す図である。
図6は、走行可能状態管理データの一例を示す図である。
図7は、運行管理装置による車両の動態に関するレポートの作成処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、エラーレコード削除処理(図7のステップS21)の詳細の一例を示すフローチャートである。
図9は、着目レコード削除前の動態管理データの一例を示す図である。
図10は、着目レコード削除後の動態管理データの一例を示す図である。
図11は、トリップデータ作成処理(図7のステップS22)の詳細の一例を示すフローチャートである。
図12は、トリップデータ作成部による動態管理データのトリップデータへの分割を模式的に示した図である。
図13は、アイドル時間算出処理(図7のステップS23)の詳細の一例を示すフローチャートである。
図14は、トリップデータの一例を示す図である。
図15は、訪問箇所計測処理(図7のステップS24)の詳細の一例を示すフローチャートである。
図16は、稼働時間算出処理(図7のステップS25)の詳細の一例を示すフローチャートである。
図17は、稼働時間計測処理を説明するための図である。
図18は、レポート作成部が作成した月間レポートの一例を示す図である。
図19は、レポート作成部が作成した週間レポートの一例を示す図である。
図20は、レポート作成部が作成した訪問箇所分析レポートの一例を示す図である。
図21は、本開示の実施形態2に係る運行管理装置の構成を示すブロック図である。
図22は、運行管理装置による対象車両の運行計画作成処理の一例を示すフローチャートである。
図23は、運行計画の変更処理について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の概要]
最初に本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の一実施形態に係る訪問箇所計測装置は、車両の移動履歴を示す動態管理データを前記車両から取得し、記憶装置に記憶させる動態管理データ取得部と、前記記憶装置に記憶されている前記動態管理データに基づいて、前記車両が所定地点で第1閾値時間以上停止している場合に、前記所定地点を前記車両の訪問箇所として計測する訪問箇所計測部とを備え、前記所定地点は、予め登録されている訪問予定箇所、および、前記車両の出発地とは住所の異なる到着地の少なくとも一方を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
非常放送システム
8日前
個人
飛行体衝突回避装置
1か月前
個人
バス送迎支援システム
28日前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用計器装置
1か月前
株式会社知財事業研究所
信号機
1か月前
株式会社SUBARU
サーバ装置
1か月前
能美防災株式会社
警報器
1か月前
能美防災株式会社
表示灯
24日前
株式会社アガタ
閉空間監視装置
25日前
個人
配車システム
1か月前
個人
配車システム
1か月前
ニッタン株式会社
感度試験装置
24日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
情報収集システム
18日前
株式会社京三製作所
車両検出装置
9日前
株式会社大林組
異常検知システム
1か月前
ホーチキ株式会社
煙感知器
1か月前
竹中エンジニアリング株式会社
緊急呼出システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
22日前
井関農機株式会社
トラクタの制御システム
1か月前
本田技研工業株式会社
車両表示装置
1か月前
本田技研工業株式会社
外界認識装置
1か月前
本田技研工業株式会社
運転支援装置
1か月前
ユニット株式会社
人感センサー音声警報器
24日前
竹中エンジニアリング株式会社
緊急呼出システム
1か月前
矢崎エナジーシステム株式会社
警報器
1か月前
矢崎エナジーシステム株式会社
警報器
1か月前
能美防災株式会社
試験器
24日前
表示灯株式会社
災害警報システム
8日前
本田技研工業株式会社
運転代行仲介装置
1か月前
日立建機株式会社
車両管理システム
22日前
トヨタ自動車株式会社
車両情報配信装置
1か月前
能美防災株式会社
感知器
24日前
トヨタ自動車株式会社
渋滞情報作成装置
10日前
続きを見る