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公開番号2024054607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160932
出願日2022-10-05
発明の名称固体撮像素子
出願人株式会社ニコン
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 25/771 20230101AFI20240410BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画素内にメモリを有する撮像素子では、従来から画素で発生するノイズが問題となっている。
【解決手段】撮像素子であって、光を電荷に変換する光電変換部と、光電変換部において変換された電荷を保持する第1電荷保持部と、前記第1電荷保持部に保持された電荷に基づく信号を補正するための電荷を保持する第2電荷保持部と、第1電荷保持部と第2電荷保持部との少なくとも一方に保持された電荷を蓄積する蓄積部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光を電荷に変換する光電変換部と、
前記光電変換部において変換された電荷を保持する第1電荷保持部と、
前記第1電荷保持部に保持された電荷に基づく信号を補正するための電荷を保持する第2電荷保持部と、
前記第1電荷保持部と前記第2電荷保持部との少なくとも一方に保持された電荷を蓄積する蓄積部と、
を備える撮像素子。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の撮像素子において、
前記第1電荷保持部に保持された電荷に基づく信号を、前記第2電荷保持部に保持された電荷に基づく信号により補正する補正部を備える、撮像素子。
【請求項3】
請求項1または2に記載の撮像素子において、
前記第1電荷保持部と前記第2電荷保持部とは、同じ面積である、撮像素子。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第1電荷保持部と前記第2電荷保持部の間に、前記光電変換部が配置される、撮像素子。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第1電荷保持部と前記第2電荷保持部とは、前記光電変換部に対して対称な位置に配置される撮像素子。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第2電荷保持部は、前記光電変換部で変換された電荷に基づく信号の補正に用いる電荷を保持する、撮像素子。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第1電荷保持部に保持された電荷を前記蓄積部に転送する第1転送部と、
前記第2電荷保持部に保持された電荷を前記蓄積部に転送する第2転送部と、を備える撮像素子。
【請求項8】
請求項7に記載の撮像素子において、
前記光電変換部で変換された電荷を前記第1電荷保持部に転送する第3転送部と、
前記光電変換部で変換された電荷を前記第2電荷保持部に転送する第4転送部と、を備える撮像素子。
【請求項9】
請求項8に記載の撮像素子において、
前記光電変換部の隣に前記第3転送部が配置され、前記光電変換部の隣に前記第4転送部が配置される、撮像素子。
【請求項10】
請求項8に記載の撮像素子において、
前記第1転送部と、前記第2転送部とが、前記光電変換部に対して対称な位置に配置され、
前記第3転送部と、前記第4転送部とが、前記光電変換部に対して対称な位置に配置される、撮像素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固体撮像素子に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画素内にメモリを有する撮像素子が知られている(例えば特許文献1)。従来から、画素で発生するノイズが問題となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-188410号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によると、撮像素子は、光を電荷に変換する光電変換部と、光電変換部において変換された電荷を保持する第1電荷保持部と、電荷を保持する第2電荷保持部と、第1電荷保持部と第2電荷保持部との少なくとも一方に保持された電荷を蓄積する蓄積部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
第1実施形態に係る撮像素子を用いた撮像装置の一例の構成を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る撮像素子の一例の概略構成を示す図である。
第1実施形態に係る撮像素子に含まれる画素等の等価回路を示す図である。
第1実施形態に係る画素の平面構造を示す図である。
第1実施形態に係る撮像素子の動作の一例を示すタイミングチャートである。
第1実施形態の変形例1に係る画素の平面構造を示す図である。
第1実施形態の変形例2に係る撮像素子の動作の一例を示すタイミングチャートである。
第2実施形態に係る撮像素子に含まれる画素等の等価回路を示す図である。
第2実施形態に係る画素の平面構造を示す図である。
第2実施形態に係る撮像素子の動作の一例を示すタイミングチャートである。
比較例に係る画素の等価回路を示す図である。
図11に示す画素の平面構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
(第1の実施の形態)
図1は、第1実施形態に係る撮像素子を用いた撮像装置の一例の構成を模式的に示す断面図である。撮像装置1は、撮像光学系2、撮像素子3、制御部4、レンズ駆動部5及び表示部6を備える。
【0007】
撮像光学系2は、撮像素子3の撮像面に被写体像を結像させる。撮像光学系2は、レンズ2a、フォーカシングレンズ2b、及びレンズ2cにより形成される。フォーカシングレンズ2bは、撮像光学系2の焦点調節を行うためのレンズである。フォーカシングレンズ2bは、光軸O方向に駆動可能に構成される。なお、撮像光学系2は、一例であって、他の光学系により形成されても良い。
【0008】
レンズ駆動部5は、不図示のアクチュエータを有する。レンズ駆動部5は、不図示のアクチュエータにより、フォーカシングレンズ2bを光軸O方向に所望の量だけ駆動する。撮像素子3は、被写体像を撮像して画素信号を出力する。制御部4は、撮像素子3等の各部を制御する。例えば、制御部4は、撮像素子3により出力された画素信号に対して画像処理等を実行して、画像信号を生成する。制御部4は、画像信号を不図示の記録媒体に記録し、表示部6に画像を表示する。表示部6は、例えば液晶パネル等の表示部材を有する表示装置である。
【0009】
図2は、撮像素子3の一例の概略構成を示す図である。撮像素子3は、撮像部20、行走査回路21、水平制御線22、列信号処理回路23、垂直信号線24、列走査回路25、水平信号線26、画素電流源28及び出力端子29を備える。撮像素子3の構造は、裏面照射型であっても、表面照射型であってもよい。
【0010】
撮像部20は、マトリックス状に配置される複数の画素30を有する。撮像部20が有する画素30の数は、例えば2000万個以上である。複数の画素30のそれぞれは、列単位で垂直信号線24に接続される。また、複数の画素30のそれぞれは、行単位で水平制御線22に接続される。撮像部20において、画素30-1は上段34に配置される画素30であり、画素30-2は中段35に配置される画素30であり、画素30-3は下段36に配置される画素30である。
(【0011】以降は省略されています)

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