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公開番号2024046934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152316
出願日2022-09-26
発明の名称撮像装置
出願人株式会社日立国際電気
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20240329BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スローシャッタ機能によりフレームレートが低下する場合でも、従来よりも自然な映像出力を得ることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】本例の撮像装置は、スローシャッタ撮影モードでの撮像フレーム周期内に2つ以上の分離した露光時間が生じるように撮像素子107の露光状態を制御する露光制御部102と、撮像素子102により取得された撮像フレーム毎の映像信号のうち、少なくとも直前の撮像フレームの映像信号を記憶する過去フレーム保存メモリ108と、スローシャッタ撮影モードにおいて、所定のフレームタイミングでは、現在の撮像フレームの映像信号と直前の撮像フレームの映像信号とに基づいて補間された映像信号を出力し、他のフレームタイミングでは、直前の撮像フレームの映像信号を出力するフレーム補間部104とを備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
映像出力のフレームレートより低いフレームレートで撮像素子を動作させるスローシャッタ撮影モードを有する撮像装置において、
スローシャッタ撮影モードでの撮像フレーム周期内に2つ以上の分離した露光時間が生じるように前記撮像素子の露光状態を制御する露光制御部と、
前記撮像素子により取得された撮像フレーム毎の映像信号のうち、少なくとも直前の撮像フレームの映像信号を記憶する過去フレーム記憶部と、
スローシャッタ撮影モードにおいて、映像出力のフレームタイミングのうちの所定のフレームタイミングでは、前記撮像素子により取得された現在の撮像フレームの映像信号と前記過去フレーム記憶部に記憶された直前の撮像フレームの映像信号とに基づいて補間された映像信号を出力し、他のフレームタイミングでは、前記過去フレーム記憶部に記憶された直前の撮像フレームの映像信号を出力するフレーム補間部とを備えたことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置において、
前記フレーム補間部は、映像出力のフレームレートと同じフレームレートで前記撮像素子を動作させる通常撮影モードにおいて、映像出力のフレームタイミング毎に、前記撮像素子により取得された現在の撮像フレームの映像信号を出力することを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像出力のフレームレートより低いフレームレートで撮像素子を動作させるスローシャッタ撮影モードを有する撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、撮像素子の露光時間を通常よりも長くして撮影するスローシャッタ機能を備えた撮像装置が実用されている。スローシャッタ機能を用いることで、水の流れ等が通常とは違った様子の写真を撮影することができる。スローシャッタ機能は、放送カメラ等の動画に特化したカメラにおいて、撮像素子の取り込み間隔とは異なる周期で発光するLEDを用いて撮影したときに発生するフリッカー現象の対策としても使用される。ただし、撮像素子の露光時間を通常よりも長くするため、フレーム更新間隔が長くなり、フレームレートが落ちてしまう。
【0003】
本発明に係る技術分野の従来技術としては、以下のようなものがある。例えば、特許文献1には、流し撮り時にフリッカーが検出された場合、露光制御において流し撮り時にフリッカーが検出されていない場合よりも高速側に制限をかけてシャッタ速度を決定するカメラ制御部を備えた撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-061633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
映像信号は一般的に出力フォーマットが規定されており、通常、出力フォーマットの更新時間に対応した駆動で撮像装置全体を動作させる。この場合、フレーム更新間隔が長くなるとフレームレートが低下するので、動体を撮影したときに、その動体の移動が通常撮影時より飛び飛びになった映像となってしまう。特に、通常よりもわずかに長い時間の露光が必要となるような状況だと、フレーム後半は露光していないため、その間の動体の移動が捉えられず、フレーム飛びが顕著に表れる。
【0006】
本発明は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、スローシャッタ機能によりフレームレートが低下する場合でも、従来よりも自然な映像出力を得ることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様に係る撮像装置は、以下のように構成される。すなわち、映像出力のフレームレートより低いフレームレートで撮像素子を動作させるスローシャッタ撮影モードを有する撮像装置において、スローシャッタ撮影モードでの撮像フレーム周期内に2つ以上の分離した露光時間が生じるように撮像素子の露光状態を制御する露光制御部と、撮像素子により取得された撮像フレーム毎の映像信号のうち、少なくとも直前の撮像フレームの映像信号を記憶する過去フレーム記憶部と、スローシャッタ撮影モードにおいて、映像出力のフレームタイミングのうちの所定のフレームタイミングでは、撮像素子により取得された現在の撮像フレームの映像信号と過去フレーム記憶部に記憶された直前の撮像フレームの映像信号とに基づいて補間された映像信号を出力し、他のフレームタイミングでは、過去フレーム記憶部に記憶された直前の撮像フレームの映像信号を出力するフレーム補間部とを備える。
【0008】
ここで、上記の撮像装置において、フレーム補間部は、映像出力のフレームレートと同じフレームレートで撮像素子を動作させる通常撮影モードにおいて、映像出力のフレームタイミング毎に、撮像素子により取得された現在の撮像フレームの映像信号を出力するように構成されてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スローシャッタ機能によりフレームレートが低下する場合でも、従来よりも自然な映像出力を得ることが可能な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。
図1の撮像装置におけるフレーム補間部の構成例を示す図である。
図1の撮像装置における露光制御部の構成例を示す図である。
図1の撮像装置によるスローシャッタ撮影の概要を示す図である。
通常撮影における露光タイミングの例を示す図である。
従来のスローシャッタ撮影における露光タイミングの例を示す図である。
図1の撮像装置によるスローシャッタ撮影における露光タイミングの例を示す図である。
図1の撮像装置によるスローシャッタ撮影におけるフレーム補間の例を示す図である。
図1の撮像装置によるスローシャッタ撮影におけるフレーム補間のフローチャートの例を示す図である。
図1の撮像装置によるスローシャッタ撮影における露光タイミングの別の例を示す図である。
図1の撮像装置によるスローシャッタ撮影における露光タイミングの更に別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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