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公開番号2024054558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160850
出願日2022-10-05
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240410BHJP(信号)
要約【課題】不必要な加速抑制制御の実行を抑制しつつ、自車両と物標との衝突を確実に防止することができる車両制御装置を提供する。
【解決手段】車両制御装置10は、アクセルペダル操作量が所定閾値以上であるとの条件を含む作動条件が成立した場合、自車両100の加速を抑制する加速抑制制御を実行する。車両制御装置は、自車両の前方のエリア400に物標200が進入する可能性があるとの物標進入条件が成立している場合、物標進入条件が成立していない場合に比べ、所定閾値を小さい値に設定する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
アクセルペダル操作量が所定閾値以上であるとの条件を含む作動条件が成立した場合、自車両の加速を抑制する加速抑制制御を実行する制御装置を備えた車両制御装置において、
前記制御装置は、前記自車両の前方のエリアに物標が進入する可能性があるとの物標進入条件が成立している場合、前記物標進入条件が成立していない場合に比べ、前記所定閾値を小さい値に設定するように構成されている、
車両制御装置。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両制御装置において、
前記物標進入条件は、前記自車両の前方に死角エリアが存在し、該死角エリアに前記物標が存在し、該物標が前記自車両の前方のエリアに進入する可能性があるとの条件である、
車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
自車両が他車両や歩行者等の物標に衝突する可能性がある場合、自車両を自律的に制動し或いは操舵することにより、自車両と物標との衝突を回避する衝突回避制御を実行する車両制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-33403号公報
【発明の概要】
【0004】
ところで、アクセルペダルを誤って大きく操作してしまったときに自車両が急加速することを防止する加速抑制制御を実行する車両制御装置も知られている。そして、こうした加速抑制制御を実行する条件として、自車両の前方のエリアに物標が進入するとの条件を設定すれば、自車両が物標に衝突することを防止することができる。ここで、加速抑制制御を実行する条件をより成立しやすい条件に設定すれば、自車両と物標との衝突を確実に防止することができる。しかしながら、加速抑制制御を実行する条件を過剰に成立しやすくしてしまうと、加速抑制制御の実行が不必要な場面で加速抑制制御が実行されてしまう。
【0005】
本発明の目的は、不必要な加速抑制制御の実行を抑制しつつ、自車両と物標との衝突を確実に防止することができる車両制御装置を提供することにある。
【0006】
本発明に係る車両制御装置は、アクセルペダル操作量が所定閾値以上であるとの条件を含む作動条件が成立した場合、自車両の加速を抑制する加速抑制制御を実行する制御装置を備えている。そして、前記制御装置は、前記自車両の前方のエリアに物標が進入する可能性があるとの物標進入条件が成立している場合、前記物標進入条件が成立していない場合に比べ、前記所定閾値を小さい値に設定するように構成されている。
【0007】
これによれば、物標が自車両の前方のエリアに進入する可能性があるか否かに応じて加速抑制制御の実行の要否が判断される。このため、不必要な加速抑制制御の実行を抑制しつつ、自車両と物標との衝突を確実に防止することができる。
【0008】
尚、本発明に係る車両制御装置において、前記物標進入条件は、例えば、前記自車両の前方に死角エリアが存在し、該死角エリアに前記物標が存在し、該物標が前記自車両の前方のエリアに進入する可能性があるとの条件である。
【0009】
これによれば、死角エリアに存在する物標を含む物標が自車両の前方のエリアに進入する可能性があるか否かに応じて加速抑制制御の実行の要否が判断される。このため、不必要な加速抑制制御の実行を抑制しつつ、自車両と物標との衝突を確実に防止することができる。
【0010】
本発明の構成要素は、図面を参照しつつ後述する本発明の実施形態に限定されるものではない。本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、本発明の実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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