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公開番号2024052824
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-12
出願番号2024025151,2019183655
出願日2024-02-22,2019-10-04
発明の名称熱収縮性筒状ラベル及びラベル付き容器
出願人グンゼ株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 3/04 20060101AFI20240405BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】本発明は、紫外線吸収性能を有し、透明性に優れる熱収縮性筒状ラベルを提供することを目的とする。
【解決手段】熱収縮性フィルムを基材とするラベル。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項１】
熱収縮性フィルムを基材とするラベルであって、
図柄印刷領域及び非図柄印刷領域を有し、
更に、紫外線吸収層を備え、
波長領域280nm～400nmにおける光線のカット率は93%以上であり、
前記非図柄印刷領域のヘイズは15%以下である、
熱収縮性筒状ラベル。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記熱収縮性フィルムは、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、又は、ポリオレフィン系樹脂を含む層を少なくとも1層有する、請求項1に記載の熱収縮性筒状ラベル。
【請求項３】
前記紫外線吸収層は、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤、ベンゾオキサジノン系紫外線吸収剤、及び、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤からなる群より選ばれる少なくとも１種の紫外線吸収剤を含む、請求項1又は2に記載の熱収縮性筒状ラベル。
【請求項４】
請求項1～3のいずれかに記載の熱収縮性筒状ラベルが装着されたラベル付き容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、熱収縮性及び紫外線性を有する筒状ラベルに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献1は、紫外線遮断性を有し、紫外線吸収剤を含有する熱可塑性樹脂（ポリエステル樹脂等）組成物からなる層を有する容器を開示している。近年、環境問題への取り組みとして、プラスチックのリサイクルが行われており、特に、PET（ポリエチレンテレフタレート）容器のリサイクル率は高い。PET容器からリサイクルされたPET樹脂を使用したPET容器も製造される。リサイクルされた材料を使用する際に、不純物の混入が問題となる。前記技術では、容器を形成するPET樹脂等に、直接、紫外線吸収剤を練り込む為、その後、PET樹脂をリサイクルする際に、紫外線吸収剤は不純物と成る。
【０００３】
特許文献2は、遮光層を有するシュリンクラベル付きのボトルを開示している。この技術では、遮光層を有するシュリンクラベルは、可視光線も遮断する為、そのシュリンクラベルで覆われたボトルは不透明となる。この技術では、商品コンセプトやデザイン等の観点から、商品の内容物を良好に見せることができない。
【０００４】
特許文献3は、紫外線吸収層と透明黄着色層を有し、紫外線を吸収し可視光線を透過するシュリンクラベルが開示されている。この技術では、シュリンクラベルは、透明黄着色層が設けられる為、黄味を帯びた色調に成る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開平07-040954公報
特開2004-250040公報
特開2009-023100公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、紫外線吸収性能を有し、透明性に優れる熱収縮性筒状ラベルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を行った。本発明は、透明性を低下させることなく、良好な紫外線吸収性能（遮断性能）を有する熱収縮性筒状ラベルを提供する。
【０００８】
本発明は、下記のラベルを提供する。
【０００９】
項１．
熱収縮性フィルムを基材とするラベルであって、
図柄印刷領域及び非図柄印刷領域を有し、
更に、紫外線吸収層を備え、
波長領域280nm～400nmにおける光線のカット率は93%以上であり、
前記非図柄印刷領域のヘイズは15%以下である、
熱収縮性筒状ラベル。
【００１０】
項２．
前記熱収縮性フィルムは、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、又は、ポリオレフィン系樹脂を含む層を少なくとも1層有する、前記項1に記載の熱収縮性筒状ラベル。
（【００１１】以降は省略されています）

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