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公開番号2024051901
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158286
出願日2022-09-30
発明の名称配線部材の取付構造
出願人住友電装株式会社,トヨタ自動車株式会社,株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類H02G 3/36 20060101AFI20240404BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】配線部材が取付対象と異なる部材に取り付けられることを防止できる配線部材の取付構造を提供すること。
【解決手段】配線部材10をインストルメントパネルの周辺に設けられた取付対象としてのインパネリインフォースメント102に取り付けるための取付構造50である。配線部材10は、電気又は光を伝送する線状伝送部材20と、線状伝送部材20を覆う被覆部材30と、を含む。取付構造50は、インパネリインフォースメント102に設けられたレール部材60と、被覆部材30に設けられ、レール部材60に挿入される挿入部材70と、を備えている。挿入部材70がレール部材60に挿入された状態において、配線部材10がインパネリインフォースメント102に取り付けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電気又は光を伝送する線状伝送部材と、前記線状伝送部材を覆う被覆部材と、を含む配線部材をインストルメントパネルの周辺に設けられた取付対象に取り付けるための配線部材の取付構造であって、
前記取付対象に設けられたレール部材と、
前記被覆部材に設けられ、前記レール部材に挿入される挿入部材と、を備え、
前記挿入部材が前記レール部材に挿入された状態において、前記配線部材が前記取付対象に取り付けられることを特徴とする配線部材の取付構造。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記取付対象は、インパネリインフォースメントである、請求項1に記載の配線部材の取付構造。
【請求項3】
車体の構成部材とは異なる部材であって、前記取付対象としてのブラケットを備え、
前記ブラケットは、前記構成部材に取り付けられている、請求項1に記載の配線部材の取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線部材の取付構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、配線部材の取付構造が記載されている。配線部材は、電気又は光を伝送する線状伝送部材と、線状伝送部材を覆う被覆部材と、を含む。配線部材は、取付対象に取り付けられている。取付対象は、インパネリインフォースメントやボディパネルである。配線部材は、例えば、粘着テープにより取付対象に接着して固定されている。また、配線部材は、当該配線部材に設けられた係止部材を取付対象に係止させて固定されていてもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-43087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、粘着テープや係止部材を、配線部材が取り付けられるべき取付対象とは異なる部材に固定してしまうと、配線部材が取付対象と異なる部材に取り付けられてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する配線部材の取付構造は、電気又は光を伝送する線状伝送部材と、前記線状伝送部材を覆う被覆部材と、を含む配線部材をインストルメントパネルの周辺に設けられた取付対象に取り付けるための配線部材の取付構造であって、前記取付対象に設けられたレール部材と、前記被覆部材に設けられ、前記レール部材に挿入される挿入部材と、を備え、前記挿入部材が前記レール部材に挿入された状態において、前記配線部材が前記取付対象に取り付けられる。
【0006】
上記構成によれば、レール部材が取付対象に設けられることにより、レール部材によって配線部材の取付対象が明確になる。そして、レール部材に挿入部材を挿入することにより配線部材が取付対象に取り付けられるため、取付対象と異なる部材に配線部材が取り付けられることを防止できる。
【0007】
上記の配線部材の取付構造において、前記取付対象は、インパネリインフォースメントであるとよい。
上記構成によれば、インパネリインフォースメントは、車体の補強だけでなく、配線部材をインストルメントパネル内に配索するための部材としても使用できる。このため、配線部材の配索用の別部材を採用しなくても、既存の車体構成により配線部材の配索が実施できる。
【0008】
上記の配線部材の取付構造において、車体の構成部材とは異なる部材であって、前記取付対象としてのブラケットを備え、前記ブラケットは、前記構成部材に取り付けられているとよい。
【0009】
上記構成によれば、ブラケットによって、インストルメントパネルの周辺に設けられる部品を避けた位置にレール部材及び挿入部材を配置できる。このため、インストルメントパネルの周辺に部品などが配置されていても、ブラケットによって配線部材の配置を適宜変更できる。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、配線部材が取付対象と異なる部材に取り付けられることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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