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公開番号2024049864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156350
出願日2022-09-29
発明の名称電力供給装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H02J 1/00 20060101AFI20240403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数の負荷に電力を供給する構成においてスイッチの数の低減を図りやすい技術を提供する。
【解決手段】電力供給装置10は、電源部2に基づく電力を複数の負荷3に供給する。電力供給装置10は、複数の負荷3に接続される複数の導電路11と、接続部(第1接続部12)と、回路部13と、制御部16と、を備える。接続部は、各々の導電路11における電源部2側の端部同士を接続する。回路部13は、スイッチ31を有する。制御部16は、スイッチ31を制御する。回路部13は、接続部と電源部2との間に設けられ接続部に接続される。制御部16は、スイッチング周期に対するオン時間の割合であるデューティ比を設定し、設定したデューティ比でスイッチ31をデューティ制御して接続部に供給される電流を調整する。更に、回路部13は、1以上で、且つ導電路11よりも少ない数設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源部に基づく電力を複数の負荷に供給する電力供給装置であって、
複数の前記負荷に接続される複数の導電路と、
各々の前記導電路における前記電源部側の端部同士を接続する接続部と、
スイッチを有し、前記接続部と前記電源部との間に設けられ前記接続部に接続される回路部と、
前記スイッチを制御する制御部と、を備え、
前記回路部は、前記接続部と前記電源部との間に設けられ、前記接続部に接続され、
前記制御部は、スイッチング周期に対するオン時間の割合であるデューティ比を設定し、設定したデューティ比で前記スイッチをデューティ制御して前記接続部に供給される電流を調整し、
更に、前記回路部は、1以上で、且つ前記導電路よりも少ない数設けられる
電力供給装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記制御部は、複数段階のデューティ比のうちいずれかのデューティ比を選択して設定する
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項3】
デューティ比の段階数は、前記導電路の数と同じである
請求項2に記載の電力供給装置。
【請求項4】
1段階目のデューティ比は、前記接続部に基準値の電流が流れるように調整する値であり、
2段階目以降のN段階目のデューティ比は、前記接続部に前記基準値をN倍した電流が流れるように調整する値である
請求項3に記載の電力供給装置。
【請求項5】
前記回路部は複数設けられ、
前記制御部は、各々の前記回路部が有する各々の前記スイッチのオンオフ時期を同期させてデューティ制御する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電力供給装置。
【請求項6】
複数の前記回路部のいずれかの電圧値、又は複数の前記回路部のいずれかを流れる電流の値を検出する検出部を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出値に基づいて過電流状態であるか否かを判定し、前記過電流状態であると判定した場合に全ての前記スイッチをオフ状態に切り替える
請求項5に記載の電力供給装置。
【請求項7】
車両用の電力供給装置であって、
前記制御部は、車両の外気温、及び操作部による切替操作の少なくとも一方に基づいてデューティ比を設定する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電力供給装置。
【請求項8】
複数の前記スイッチは、全て同じ型番である
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電力供給装置。
【請求項9】
複数の前記負荷は、ヒータ、モータ、ランプ、及びECUのいずれか一種である
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電力供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力供給装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電源の電力を複数の負荷に供給する電力供給システムが開示されている。この電力供給システムは、一端が電源と電気的に接続するヒューズと、ヒューズの他端と複数の負荷の間にそれぞれ電気的に接続された複数の半導体スイッチと、を有する。この電力供給システムは、複数の半導体スイッチをPWM制御して、複数の負荷に電力を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-41509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、負荷の数が増加するにつれてスイッチの数を増加させる必要がある。
【0005】
本開示は、複数の負荷に電力を供給する構成においてスイッチの数の低減を図りやすい技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電力供給装置は、
電源部に基づく電力を複数の負荷に供給する電力供給装置であって、
複数の前記負荷に接続される複数の導電路と、
各々の前記導電路における前記電源部側の端部同士を接続する接続部と、
スイッチを有する回路部と、
前記スイッチを制御する制御部と、を備え、
前記回路部は、前記接続部と前記電源部との間に設けられ、前記接続部に接続され、
前記制御部は、スイッチング周期に対するオン時間の割合であるデューティ比を設定し、設定したデューティ比で前記スイッチをデューティ制御して前記接続部に供給される電流を調整し、
更に、前記回路部は、1以上で、且つ前記導電路よりも少ない数設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る技術は、複数の負荷に電力を供給する構成においてスイッチの数の低減を図りやすい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の電力供給装置を備える車両のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。
【0010】
〔1〕電源部に基づく電力を複数の負荷に供給する電力供給装置であって、
複数の前記負荷に接続される複数の導電路と、
各々の前記導電路における前記電源部側の端部同士を接続する接続部と、
スイッチを有する回路部と、
前記スイッチを制御する制御部と、を備え、
前記回路部は、前記接続部と前記電源部との間に設けられ、前記接続部に接続され、
前記制御部は、スイッチング周期に対するオン時間の割合であるデューティ比を設定し、設定したデューティ比で前記スイッチをデューティ制御して前記接続部に供給される電流を調整し、
更に、前記回路部は、1以上で、且つ前記導電路よりも少ない数設けられる
電力供給装置。
(【0011】以降は省略されています)

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